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2012/12/22(土) ☆全て決定(MotoGP) ◯MotoGP&CRTクラスで唯一まだシートが決まっていなかったのがイオダレーシングの残りのシートでしたが,同チームからそのシートについて発表があり,これでシートが全て埋まりました。最後のシートに座ったのは,チェコ人ライダーであるL.ペセックです。今回決まったペセックは,軽量級クラスを中心にフル参戦してきて,2010年シーズンはMoto2クラスに参戦していました。しかし,昨シーズンからMotoGPでのシートを失い,ここ2年間はスペイン選手権やWSS,そしてドイツ選手権にスポット参戦していました。イオダレーシングを率いるJ.サッキとは,彼が125ccクラスでデルビのワークスチームを率いていた時にペセックを採用していたことがありますので,それ以来のタッグとなります。今回の決定により,.全てのシートが埋まりましたので,来季のラインナップをまとめておきます。 なお,今年の更新は本日が最後となります。皆様よいお年をお迎えください! |
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2012/12/21(金) ☆初開催(F1) ◯ヨーロッパでの開催が徐々に減り,アジアを中心に新たな開催地が増加傾向にあるF1ですが,もう1カ所アジアの地域での開催が決定しそうです。その新たな開催地はタイで,そのタイのスポーツ庁長官は2014年から,F1界のボスであるB.エクレストンによると2015年からタイGPを開催するといっていて,両者には開催初年度にずれがあるものの,開催については間違いない状況と考えられます。来シーズンについては,現段階で20戦という多くの開催が予定されていますが,現実的にはトルコGPの開催がかなり怪しい状況で,多くの見方は19戦となりそうです。とはいえ,2014年シーズンからはロシアとユージャージーでの開催が決まっています。それにタイが加わるとなると20戦を超える数となってしまい,これは現実的に考えて無理な状況となります。ということは,現在開催されているところのいくつかが消滅しなければならないということになります。果たしてそれがどこになるのか,ぎりぎりの状態で開催しているところは,戦々恐々になっていることでしょうね。 |
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2012/12/20(木) ☆ラインナップ(F1) ◯昨シーズン末はそれほど大きな動きのなかったドライバーのシート獲得状況でしたが,今シーズン末は,メルセデスGPのM.シューマッハが引退し,ずっとマクラーレンに所属してきたL.ハミルトンがその空いたシートに座るということになりました。また,ザウバーのシートを失い,来シーズンのシート獲得を目指していた小林可夢偉でしたが,思うように交渉がまとまらず,来季レギュラードライバーとしてフル参戦することを断念することになってしまいました。さらに,毎回最下位争いを演じてきたHRTが,資金不足等によりチーム解体という事態が避けられない状況となり,参戦するチームが1チーム減ることが決定しています。そのように色々な変化が訪れている来シーズンのシート獲得状況ですが,とりあえずこの段階までのラインナップを整理しておきたいと思います。 |
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2012/12/19(水) ☆継続(MotoGP) ◯125ccクラスに替わって今シーズンから始まったMoto3クラスは,KTMのワークスマシンを駆るS.コルテセがチャンピオンを獲得すると共に,そのKTMも初のコンストラクターのタイトルも手に入れました。そのKTMですが,メーカーとして直接参戦しているわけではなく,A.アジョが率いるアジョ・モータースポーツと提携し,「レッドブル・KTM・アジョ・モータースポーツ」として参戦しています。今回KTMから発表があり,そのアジョ・モータースポーツとの提携を来シーズンも継続することが決定しました。なお,先日発表された2013年シーズンの暫定のエントリーリストには,スペイン人ライダーであるL.サロム,オーストラリア人ライダーのA.シシス,そして今年マレーシア人ライダーとして史上初めて表彰台を獲得したZ.カイルディンの3人が同チームから参戦することになっています。 |
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2012/12/18(火) ☆断念(F1) ◯ザウバーのシートを失い,来シーズンどのチームに所属するのか気がかりだった小林可夢偉が,2013年シーズンのシート獲得を断念することを発表しました。来シーズンのシートに関しては,残りが3つという段階まで至っていたものの,その内ロータスがR.グロージャンの残留を正式に発表。あとはフォース・インディアとケータハムの2つが残っていますが,やはり現実的にはシート獲得が厳しかったようです。もちろん,下位チームのシート獲得という選択肢がなかったわけではないでしょうが,可夢偉自身がポテンシャルのあるチームと契約しなければ意味がないとしてその選択肢を排除していました。今回の可夢偉の発表によると,来シーズンに関しては,他のカテゴリーへの転向は考えておらず,2014年にF1のシートを獲得できるようなオプションを目指しているようです。来シーズンのF1は,ドライバーもチームも,そしてメーカーも,日本関連がなくなるという状況になってしまいました。何とも残念なことですが,日本のモータースポーツ事情を考えるとこれが現実と言えるのでしょうね。 |
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2012/12/17(月) ☆交互開催だが(F1) ◯3年連続チャンピオンを獲得したレッドブルの母国GPとなるドイツGPは,現在ホッケンハイムとニュルブルクリンクとが,交互開催となっています。今シーズンはホッケンハイムでの開催でしたから,来シーズンはニュルブルクリンクでの開催となりますし,既に発表されている来シーズンのレースカレンダー(ただし,まだ暫定という扱い。)でもそうなっています。しかし,最近の報道によると,いつも問題になることですが,F1開催には多額の開催権料が必要になりますが,どうやらニュルブルクリンクに関しては,それだけの費用を集めるのが難しくなっているようです。それに対して,.今年の開催地だったホッケンハイムは,来シーズンの開催についても準備ができているとのことで,もしかすると現在の交互開催という形が来シーズンから崩れることになるのかもしれません。 |
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2012/12/16(日) ☆復帰準備(MotoGP) ◯現在のMotoGPクラスは,ホンダ,ヤマハ,ドゥカティの3メーカーがマシンを投入しています。しかし,2014年シーズンからスズキが復活して4メーカーになる予定です。そのスズキですが,リーマン・ショックをきっかけに起こった世界的な不況のため,財政的な理由により2011年シーズンをもって参戦を休止していました。その際2014年シーズン復帰を明らかにしていましたが,財政が理由でしたから,果たしてその通りになるか疑問視されていた部分もありました。しかし,どうやら復帰に向けて着々と準備は進んでいるようです。というのは,MotoGPを運営しているDORNAスポーツのK.エスペラータ会長が明らかにしたところによると,スズキ側から来シーズン中に行われるいくつかのテストに参加させて欲しいという要望が出ているとのことです。噂の一部では,来シーズン中にワイルドカードで出場するのではないかという見方があったのですが,その点については,スズキでMotoGPのプロジェクトリーダーを務めている寺田覚氏が否定しています。とはいえ,復帰に向けた準備が着実に進んでいることは間違いないようですから,スズキファンの方にとっては待ち遠しい日々となりそうですね。 |
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2012/12/15(土) ☆継続(JRR) ◯13日(木)にヤマハ発動機から,2013年シーズンの国内モータースポーツにおける各カテゴリーの最高峰クラスの主要チーム体制について発表がありました。各カテゴリーというのは,全日本ロードレース選手権(JRR)及び全日本モトクロス選手権、全日本トライアル選手権の3つです。当サイトで扱っているカテゴリーであるJRRは,今シーズン自身3度目となるチャンピオンに輝いた中須賀克行が,今シーズンと同じく来シーズンも「ヤマハ・YSP・レーシング・チーム」からJSB1000クラスにフル参戦することになりました。当然狙うはV4ですが,もしこれを達成すると,歴代ヤマハライダーの中で初の快挙となります。今シーズンは,JRRの最高峰でチャンピオンを獲得する活躍を見せただけでなく,怪我を負ったB.スピースの代役として参戦したMotoGPクラスの最終戦バレンシアGPでは,ウェットからドライへと変化する難しいコンディションのため,チャンピオンを決めていたJ.ロレンゾさえも転倒するという波乱のレースとなりましたが,見事2位表彰台を獲得しています。この中須賀の表彰台獲得は,今シーズンのMotoGP全クラスにおける唯一の日本人表彰台獲得でした。もし中須賀が表彰台を獲得してなかったら,およそ25年にわたって記録し続けていたGPにおける日本人の連続表彰台獲得記録が途絶えるところだったたけに,そういった意味からもとても価値のある活躍でした。同じ九州人としては,ぜひ今シーズンに負けないような活躍をし,再来年シーズンでは新たなフィールドに進出できるとようになるといいですね。なお,全日本モトクロスについては田中教世と平田 優が,全日本トライアルについては黒山健一がそれぞれ参戦します。 |
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2012/12/14(金) ☆勇退(F1) ◯メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者であるN.ハウグが,今シーズン限りで勇退することになりました。ハウグは,1990年に就任以来,F1,DTM,チャンプカー,GT,グループC,F3と幅広く指揮を執り続けてきました。F1については,自チームが起こした事故をきっかけに,長年にわたって撤退していましたが,1994年にザウバーへのエンジン供給という形で復帰。それに次いでマクラーレンのエンジンサプライヤーとなりました。そして,2010年には前年にコンストラクタータイトルを獲得したブラウンGPを買収し,フルコンストラクターとして復活を遂げました。ところが,そのフルワークスチームとしては,今シーズンN.ロズベルグがマークした1勝のみにとどまっています。とはいえ,メルセデス・エンジンとしてみると,ドライバーとチームは,87回のグランプリ優勝,6回のワールドタイトル獲得を果たしています。まさにハウグは,22年間にわたってメルセデスの顔として活躍した人物と言えるでしょう。なお,今回の発表では,ハウグ自身が,そして彼の抜けた穴を今後どうするかについては発表がありませんでした。 |
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2012/12/13(木) ☆変更(SGT) ◯来シーズンに向けて,各社共に来季型マシンの開発が行われている段階ですが,レクサスSC430を使用するトヨタが,昨日から岡山国際サーキットで2台のマシンを使ってテストを行っています。開発の真っ最中ですから,詳しいテスト内容は分からないものの,そのテストを取材しているところの情報によると,マシンはかなり変更を受けているようです。AUTO SPORTSによると,テストには,36号車と39号車のSC430が投入されていて,36号車は前後フェンダー及びグリル周辺がカーボン素材に変更になっているようです。そして,ヘッドライト周辺の造形にも変更が加わっていて,直線的に角を落としたような形状になっているとのこと。さらに,フェンダーの下部が複雑な造形となったのに対して,サイドからリヤフェンダーにかけてはすっきりとした形状に変更になっているそうです。39号車に関しては,今シーズンはミシュランタイヤを使用してきましたが,今回のテストではブリヂストン(BSタイヤを履いていて,マシンはもちろん,今季同マシンを走らせた脇坂寿一&石浦宏明の2人のドライバーのヘルメットにもBSのロゴが貼られているとのことです。2年連続チャンピオンを獲得しているミシュランですが,トヨタはそのミシュランを来季は使用しないということなのでしょうか?トヨタとミシュランとはこれまで様々なカテゴリーで協力関係にあっただけに,やや意外な感じがします。もしかしたら,使用するチームに変更が加わるということもあるかもしれませんね。 |
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2012/12/12(水) ☆変更(MotoGP) ◯FIMより来シーズンのレースカレンダーが発表されました。11月に発表されたカレンダーと比べると,ドイツGPの開催日が1週間遅くなっています。また,以前は暫定扱いだったヘレスでのスペインGP開催が,今回から正式に開催されることになりました;。なお,そのヘレスでの開催ですが,MotoGPを運営しているDORNAから発表があり,2015年までの3年間開催する契約を延長しました。1987年シーズンから始まったヘレスでの開催ですが,今回の契約延長により29年連続開催されることになりました。今回発表された具体的なカレンダーは,以下の表のようになっています。なお,今回のカレンダーも暫定扱いですから,今後変更が加わる可能性があります。 |
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2012/12/11(火) ☆復帰(BSB) ◯今シーズンARRC(アジアロードレース選手権)のSS600クラスにフル参戦し,最終戦において大逆転でタイトルを獲得した清成龍一が,来季は再びイギリスを中心に行われているBSBに戻ることが発表されました。清成が復帰するのは,昨シーズンBSBにフル参戦していた時と同じBSBにおけるホンダワークス的立場にあるチームであるHMプラント・ホンダです。ただし,それは今シーズンまでのチーム名で,清成が復帰する来シーズンからは「サムスン・ホンダ」となります。もちろん,タイトルスポンサーである「サムスン」とは,韓国の電器関連企業であるあのサムスンです。今シーズンはアジアに戦いの場を移した清成でしたが,2004年〜2007年シーズン,そして2010年〜2011年シーズンまでの計6年間BSBで戦ってきました。その間,3回チャンピオンを獲得(2006年・2007年・2010年)すると共に,BSBにおける最多優勝回数記録である43勝をマークしています。2011年は清成にとって「最悪」のシーズンを過ごし,BSBでのシートを失う結果を招いてしまいました。今回2年ぶりに自らの本拠地とも言える場に戻ることができ,アジアでチャンピオンを獲得しようと取り組んできた成果が表れました。なお,清成が来シーズン駆るマシンは,当然のことながら2013年型のホンダCBR1000RRファイアブレードで,ゼッケンは23となります。 |
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2012/12/10(月) ☆移籍か?(インディカー) ◯今シーズンもインディカーシリーズに参戦した元F1ドライバーの佐藤琢磨は,先日行われたイベントで,来シーズンも同シリーズに継続して参戦することを明らかにしていました。ただし,その時はどのチームから参戦するかについては触れられていませんでした。今シーズンの啄磨は,レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍し,2度の表彰台を獲得を含めてランク14位でシーズンを終えています。もし残留するのであれば,そのイベントの時に発表されても何ら不思議はないのですが,それがなかったということは,やはり何らかの動きがある可能性が高くなります。現在浮上している噂は,やはり「移籍」という方向性です。では,どのチームに移籍になるのかという点が気になりますが,まず間違いないのは,啄磨はホンダの支援をずっと受けてきていますから,ホンダエンジンユーザーということ。その中で現在有力視されているのが,インディカーシリーズで一番中心となるイベントであるインディ500で史上初めて4度制し,同シリーズで歴代最多勝利数67勝を誇る伝説的ドライバーのA.J.フォイトがチームオーナーを務めるA.J.フォイト・レーシングです。フォイト以外も同チームでチャンピオンを獲得している名門チームですので,もし移籍が実現すると,日本人初の優勝に手が届く可能性がさらに高まりますね。 |
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2012/12/09(日) ☆3台体制(WRC) ◯来シーズンからポロR WRCを投入してWRCにフル参戦おw開始するフォルクスワーゲン(VW)が,参戦体制の発表会を開きました。それによると,ドライバーラインナップに関しては,以前から発表されていたようにS.オジェとJ.マティ.ラトバラが,ジョイントナンバーワンという形で参戦します。さらに,今シーズンのIRCチャンピオンであるA.ミケルセンの加入も正式発表され,来季のVWは,3台体制でシーズンに臨むことになりました。マシンであるポロRについても発表があり,2011年に行われたWRC参戦発表の時に公開された時のポロRに比べて大きく形に変更が加えられています。特にフロントバンパーや前後のフェンダーなどは,かなり空力を意識したものになっていて,ボンネット上にはエアアウトレットが追加されています。さらに,リヤウイングにはスプリッターを装着したりしていて,今シーズン1年間かけて行ったテストから得たデータが,より一層活かされたマシンへと変化を遂げているようです。カラーリングに関しては,既に発表されていた時と同じく白と青の2色をベースにしていて,スポンサーのロゴには,モータースポーツでもお馴染みのオーストリアのエネルギードリンクメーカーであるレッドブルが配置されています。 |
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2012/12/08(土) ☆新カテゴリーへ(WRC) ◯今シーズンもチャンピオンを獲得し,自ら持つ記録を更新して前人未踏の9連覇を達成したのがS.ローブです。シトロエンと共に偉業を成し遂げてきたローブですが,来シーズンに関してはわずか4戦のみの参戦となることが既に明らかになっています。つまり,9連覇をもって,実質上WRCにおけるチャンピオン争いから引退することになるわけです。そのローブは,ラリーというカテゴリーからは身を引くものの,レース自体へのモチベーションは持ち続けています。そして,この度2013年シーズンの計画が発表となり,今シーズン既に結成している自らのチームであるセバスチャン・ローブ・レーシング(SLR)から,『GTワールドシリーズ』に参戦することになりました。このシリーズは,今シーズンまで『FIA GT1世界選手権』として開催されてきたもので,来シーズンからGTワールドシリーズとしてリニューアルすることになったものです。このレースには,マクラーレンMP4-12C GT3を使用して参戦することになるようです。ただし,これは一時的なもので,SLRの本来の目的は,シトロエンがツーリングカーレースによる世界選手権であるWTCCに2014年シーズンから参戦を開始する予定になっていますが,それに向けたチームの準備の一環と考えられます。 |
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2012/12/07(金) ☆変更希望(F1) ◯昨日新たに組まれたレースカレンダーについてお伝えしましたが,そのことについて開催地から変更を求める声が上がったようです。その開催地というのは,第19戦としてオースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開かれることになっているアメリカGPです。その理由ですが,アメリカで最も人気の高いスポーツとも言えるのがアメリカンフットボールですが,アメリカGPの予選日となる16日に,テキサス大学のアメフトチームがオクラホマ州立大学とホームで対戦する試合が組まれていて,この試合に10万人を超える観客が集まるというのです。F1もそれくらいの規模の観客が集まるでしょうから,物流や宿泊設備へ負荷がかかることが懸念されます。こうしたことから,アメリカGPのオーガナイザーが変更を求める声明を発表したようです。しかし,この頃のレースカレンダーはかなりタイトに組まれていて,現実的には変更がかなり難しくなっていることは事実のようです。 |
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2012/12/06(木) ☆追加(F1) ◯10月2日付のこのページで来シーズンのレースカレンダーをお伝えしていますが,一旦は決定したカレンダーではあったものの,都合によりFIAから新たなカレンダーが発表されました。それによると,既に発表されていたように,第8戦に予定されていた初開催となるはずだったニュージャージーでのレースがキャンセルになっていました。しかし,今回の発表では,新たにヨーロッパでの開催枠が追加されたため,前回と同じく全20戦となります。今回は「ヨーロッパ枠」ということで,具体的な名前は挙がっていませんが,ほぼ間違いなくトルコGPの復活ではないかと思われています。開催地変更のため,前回では第10戦に組まれていたドイツGPが,今回のカレンダーでは開催日が変更になると共に,第9戦に移動しています。なお,具体的なカレンダーは,以下の表のようになっています。今回は暫定のレースカレンダーですから,今回と同様新たに変更が加わることになります。 |
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2012/12/05(水) ☆整備(F1) ◯イギリスGPの会場であるシルバーストーン・サーキットから発表があり,来シーズンのイギリスGPへ向けて会場周辺のインフラ整備に取り組むことになりました。同サーキットはモータースポーツの聖地ともいえるところの一つで,古くから数々の名勝負を演じてきました。とはいえ,さすがに古いサーキットだっただけに,今後の発展を考えてコース全体に大幅な変更を行い,現在は近代的なサーキットの一つとなっています。ところが,サーキット自体は近代的になったとはいえ,周囲の整備までには手が回っておらず,大会自体は開催されたものの,予選が行われた土曜日は大雨が降った影響でサーキットの駐車場が冠水てしまい,観客に対して自宅待機を依頼するなどの混乱が生じました。そうしたことから,主催者は100万ポンドに上るチケット代の返金を強いられるという事態にも至りました。今年の反省から,観客がサーキットへアクセスする方法に幅広い選択肢を持たせるための計画をまとめ,舗装した駐車場の増設やキャンプサイトの拡張などを今後行う予定になっているようです。 |
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2012/12/04(火) ☆アジア(MotoGP) ◯来シーズンからホンダの支援を受けてMoto2クラスにフル参戦することになったのが,元GPライダーの岡田忠之が率いるアジア・ホンダ・チーム・タディです。同チームは,先日発表があった来季のエントリーリストにチームとしては名前が載っていたものの,ライダー名は未定のままでした。シーズン終了後のオフィシャルテストでは,同じくホンダの支援を受ける高橋裕紀が同チームのマシンであるモリワキのマシンを駆って参加しました。その段階では,当然高橋がライダーになるものと思われていただけに,エントリーリストで未定だったのは,多少意外な感じがしていました。しかし,正式発表は現段階でないものの,タディーが語ったところによると,やはり裕紀を起用することは間違いないようです。ただし,正式発表は年を越えてからのことになるようです。 ちなみに,アジアといえば,来シーズンのMoto2クラスには,高橋の他に,タイ・ホンダの支援を受けてMoto2クラスの前身である250ccクラスの時からずっと参戦を継続しているR.ウィライローが,タイ・ホンダ・グレシーニMoto2からフル参戦します。そして,もう一人新たにフル参戦を開始するライダーがいます。それは,インドネシア人ライダーのD.タタ.プラディタです。彼は,インドネシアの潤滑油メーカーであるフェデラルオイルの支援を受けて同じくグレシーニからフェデオイル・グレシーニMoto2というチーム名で参戦します。そのタタですが,2005年と2006年には125ccクラスに,2007年には250ccクラスにスポットで参戦しました。そして,2008年にヤマハ・ペルタミナ・インドネシアから初めてフル参戦し,第4戦中国GPで15位に入り,インドネシア人として初めてポイント圏内に進出した経歴があります。Moto3クラスではZ.カイルディンが活躍していて,これまではアジア人といえば日本人ライダーしかいない状況がありましたが,今後ますますその他のアジア人ライダーが登場することになりそうです。そういった意味から,今回のタディーが率いるチームの意味がますます出てくることになるでしょうね。 |
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2012/12/03(月) ☆2カ所目(FE) ◯このページでは初のお知らせとなりますが,2014年シーズンから新たなフォーミュラカーレースのカテゴリーであるフォーミュラEが始まります。これは,これは,その名が示すように電気自動車によるレースです。環境問題への対応から生まれるレースだけに,それを印象づけるためだと思われますが,開催地は様々な都市の中心地での開催を目指しています。既にブラジルのリオデジャネイロでの開催が決まっていましたが,この度2カ所目の開催地が決まりました。その場所とは,イタリアの首都ローマです。ローマについては,F1も同地の市街地で開催しようとする動きがありましたが,結局実現には至っていません。モータースポーツのメッカがヨーロッパですが,その中でもイタリアは中心地の一つとなります。それだけに,ローマでの開催は,FEにとって大きな意味を持つことになるでしょう。あと4〜5カ所開催を目指しているようですが,その中にはアメリカも含まれていて,そのアメリカでは2カ所での開催を目指しているようです。 |
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2012/12/02(日) ☆エントリーリスト(F1) ◯FIAから,来シーズンのエントリーリストが発表になりました。これを見ると,例えばザウバーのように,既にドライバーとの契約を発表しているものの,今回のリストでは「未定」を表わす"TBA"となっている場合もあります。これは,チーム内でカーナンバーをどう割り当てるかがはっきりしていないなどの理由が考えられます。実際にまだシートが空いているチームは,ロータス,フォース・インディア,ケータハム,マルシャの4チームで,HRTに関しては,チームそのものの存続が難しい状況のため,リスト自体に載っていません。大変気になるのがザウバーとの契約延長がなくなった小林可夢偉ですが,もちろん今回のリストに名前は載っていません。果たしてF1でのシートを獲得できるのか心配ですが,現段階の噂では,フォース・インディアとロータスの2つの名前が挙がっています。なお,具体的なエントリーリストは以下の表のようになっています。今回の発表は暫定ですから,当然これから先新たな発表がなされることになります。 |
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2012/12/01(土) ☆エントリーフィー(F1) ◯それぞれのチームがF1に参戦するためには,FIAにエントリーフィーを支払うことが義務づけられています。もしこれを支払わないと,当然のことながらエントリーの取消となります。そのエントリーフィーに金額ですが,今シーズンまでは各チーム一律に30万9000ユーロ(約3320万円)でした。しかし,参戦コスト高騰,そして世界的な不況により,特に下位チームを中心に資金不足が大きな問題となってきています。このままの状況を続けていると,HRTが資金不足により今シーズン限りで撤退する可能性がほぼ確実視されていますが,そうしたチームが今後増えていことが懸念されます。こうした状況を少しでも変えていくため,来シーズンからエントリーフィーに関する条項を見直すことが既に決定しています。その新しい料金システムですが,どのチームにも課される基本料金が50万ドル(約4130万円)で,それに加えてコンストラクターズチャンピオンチームは1ポイントにつき6000ドル(約50万円),それ以外のチームは1ポイントにつき5000ドル(約40万円)を納付することになっています。資金的に豊かなチームが上位につけていますから,いわゆる累進課税的な扱いになったと考えていいでしょう。ちなみに,今シーズン460ポイント獲得してチームタイトルを獲得したレッドブルは326万ドル (約2億6950万円),2位のフェラーリが250万ドル (約2億円),3位のマクラーレン・メルセデスが239万ドル (約1億9790万円)支払うことになります。 |
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