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・第34回作品 平成21年12月27日 |
1年の最後の月は恒例のお花、「万年青」「若松」をお稽古します。
この月のみ朝10時よりお稽古が始まり夕方までみっちりです。とはいえお弁当を食べてお菓子を食べて、更には生徒さんも増えてわいわいとにぎやかで楽しくおしゃべり?お稽古をしているので、1日があっと言う間に過ぎてしまいます。
写真上は万年青の七五三活け、下は万年青の一実九葉という活け方です。若松は毎年同じなので写真は控えました。
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・第33回作品 平成21年11月22日 |
テーマ 格花
花材 赤目柳
今回は剣山活けでは無く又木という物を用いて格花の練習をしました・・・が赤目柳が非常にすべり又木では非常に困難だということで結局剣山活けになりました。
最近は稽古の時間が大幅にオーバーしているので今回こそはと先生と打ち合わせをしていたのですが、結局遅くなりました。
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来月は新年のお花万年青と若松を活けます。年末年始の多忙な時期だけにどれだけ段取り良く進むか・・・これにかかっています。 |
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・第32回作品 平成21年10月25日 |
テーマ 真華
花材 石化金雀児(エニシダ) 氷室杉 白菊 透かし百合 スプレ菊(黄) トルコ桔梗 ゴットセファーナ
今回も前回に続き真華を活けました。
真華とは真理の華(真理を顕示する華)と解します。宇宙の本体である大日如来を華で現わせば真華となります。
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2度目ということで生徒さんも少し慣れたようです。同じ花材でも活け方一つでいか様にも変化しますがこれが活け花の醍醐味です。
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・第31回作品 平成21年9月27日 |
テーマ 真華(伝統華)
花材 石化柳 黄金ヒバ 菊(赤)
透かし百合(オレンジ) 竜胆
鳴子百合
写真上は右花・写真下は左花といわれる活け方です。
足元を一つにまとめるところが盛り花と異なるところでしょう。 |
今回は初の真華(しんか)という活け方を学びました。
真華とは盛り花や格花とは異なり、真言密教の教義をおさめた非常に大切な伝統華とされています。
高野山における重要な法会にだけ活けられる真華というものもあり(五段華)それだけに奥深く、重要な役割を持っています。
初めての真華は難しくて、教室が全てが終わった時には午後6時になっていました。写真では奥行きがわかりにくいでしょうが、立体的で非常に厳かです。花器を足高な物にすればより豪華になるでしょう。
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我々生徒の要望で来月ももう一度真華をお勉強することになりました。
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・第30回作品 平成21年6月28日 |
テーマ 格花
主位 白菊
客位 赤菊 |
テーマ 自由花 オアシス活け
配材 アスター(赤紫) 桔梗
山帰来
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今回は当山の大祭が近いということもあり、「厳かな格花を活けたい」とリクエストをして左右対となる菊による格花を活けました。お稽古の後に竹筒に移し替え、須弥壇へお供えさせていただきました。
また、残りの時間でテーブルなどに置ける自由花も活けることができました。
後日談 床の間用に黄色の菊を買ってきて活けたのですが、少し失敗しました…。
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・第29回作品 平成21年5月24日 |
テーマ 盛り花(自由花)
主材 ふとい
枝物 りょうぶ2本
配材 ひまわり スターチス ソネット(ピンク系) 丹頂アリウム
葉物 ドラセナ・ゴッド(セフィアーナ) |
今回の主材はふといでした。
もちろんそのまま直線に活けてよいのですが、写真上のように折り曲げてみてもよいでしょう。
葉が無いので「どのようにして空間を出すか」がテーマとなりました。
あちこちで「う〜ん」と唸る声が聞こえたのでやや難しかったのかもしれません。
そのわりには皆うまく活けているのでちょっと悔しい気がします。 |
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・第28回作品 平成21年4月26日 |
テーマ 盛り花もしくは自由花
主材 えにしだ
配材 鉄砲百合 カンパニュラ ビバーナム ソリダゴ
葉物 葉蘭
写真上はかなりダイナミックな傾斜態です。写真下は中央から分散するような活け方ですね。自由花になるでしょう。
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主材となるえにしだは「ためがきく」つまり、自由に曲げることが出来るので、上手に活かすことが出来れば写真下のようなすばらしい作品に仕上がるでしょうね。 |
・第27回作品 平成21年3月22日 |
テーマ 盛り花 直立態
主材 黄金こでまり
配材 アイリス きんせんか ヒペリカム ソリダゴ
葉物 葉蘭
今回の主材である黄金こでまりが、非常に大きくて動きがあるので、皆さんダイナミックに活けられました。
黄にアイリスの青にヒペリカムの赤のコントラストが非常に鮮やかです。 |
こちらの写真は自由度の高い作品です。
アイリスの葉で結ばれたリボンや巻き髪風が見えますでしょうか。 |
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・第26回作品 平成21年2月22日 |
テーマ 盛り花 傾斜態
主材 桃
配材 チューリップ(バレリーナ) 菜の花 フリージア レースフラワー
葉物 ドラセナ・ゴット |
今回は傾斜態にて活けました。お花は先取りということで3月の節句の花である桃が主材となります。チューリップのバレリーナという種類は葉の形が少しとがっているのが非常に特徴的です。
傾斜態は写真におさめるのが難しいですね。立体感や動きがわかりづらくて少し残念です。
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