恋人同士のキスでむし歯菌が感染する!?

歯周病と糖尿病
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むし歯菌の感染は親から子どもに移る(赤ちゃんにキスす
るとむし歯菌がうつる?
をお読みください)
だけではありません。
恋人同士のキスでも、そのリスクは同じです。
恋人ができたら、相手の口の中に口腔内常在菌がどれくら
いありそうか、それとなくチェックしておいたほうがいいかも
しれません。

もうひとつ気をつけたいのが、コンタクトレンズを外して、口
の中でなめてから目にまたはめ込む行為。目から口の中に
いる菌が検出されたという報告もあるといいます。














歯周病と糖尿病
むし歯と同様に歯科で問題になるのは歯周病です。
歯周病は、体全体の健康にも大きく影響をおよぼすこと
あるのです。

近年は、歯はひとつの臓器であるという考え方が一般的に
なってきました。歯だけを単独にとらえるのではなく、体全
体と、歯の健康を一緒のものととらえるのです。

私の学生時代は、糖尿病の人は歯周病が治りにくいと授業
で習いましたが、その後の研究で、逆に歯周病の人が糖尿
病になりやすいというデータもでてきて、これらは相互に関
係していることがわかってきました。

現在では歯周病が肝臓に与える影響によって、糖代謝が低
下し、糖尿病の前段階の症状が現れて、それが悪化してゆ
くと考えられています。








歯周病と流産の関係
そして、驚くことにこの歯周病が、妊娠している女性の早産
の原因にもなるといわれています。米国の研究では、低体重
児早産の母親は、正常児出産の母親に比べて、歯周病であ
る例が多いことが明らかになっています。

たとえば、飲酒による早産リスクは3倍ですが、歯周病による
リスクは7倍にもなります。さらに最近、重い歯周病が流産に
関連している可能性も指摘されているようです。

出生率がどんどん低くなっている近年、せっかくできた子ども
が、歯周病によって流産してしまうとは、由々しき事態ではな
いでしょうか。歯周病あなどるべからず。









歯周病と心臓疾患
これだけではありません。歯周病は、心臓血管疾患とも関係
があるとみられているのです。米国やカナダの研究では、歯
周病のある人は、ない人にくらべて、心臓血管疾患を発症す
るリスクが20〜180%高くなっているというデータもありま
す。
これは、歯周病で発生した炎症性物質が心臓血管に移り、血
管の内側に粥状硬化(じゅくじょうこうか)を発生させる為と考
えられています。実際、動脈にできた粥状硬化を調べたとこ
ろ、約40%から、歯周病の原因菌のひとつである「ポルフィロ
モナス・ジンジバリス」がみつかったという報告もあるのです。


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