カトリック別府教会
Catholic Beppu Church

別府教会のご案内
ステンドグラス

2006年には別府教会の創立75周年にちなんで、老朽化した聖堂の大規模な改修工事が行われました。
内外壁、屋根、階段等の改修工事を行いましたが、一番大きく変化したのはステンドグラスです。
窓枠の老朽化が進み、大雨が襲ってきたときには聖堂が水浸しになることも度々であったため、思い切ってこれまでのシンプルなステンドグラスを一新し、ポーランドからステンドグラスを取り寄せて改修工事を行いました。
ステンドグラスが織り成す色と形のシンボルが、神の家を光で彩ります。
空色、すみれ色は涼やかな青空とそよ風を表した色です。大空は神の国、風は聖霊の息吹。穏やかな波は霊の憩い、息吹は癒し、休息。預言者エリアがタボル山で神と出会うそよぐ風を象徴しています。生き生きとしたグリーンの動きは命の象徴。
赤やピンクは希望の色です。より強い線、朱やオレンジ色、黄色、暖かい色、赤々とした炎は聖霊、命の象徴です。真っ赤な太陽は神の象徴。日の出、日本の象徴でもあります。水は洗礼、海は信仰の象徴です。海は強く深い信仰のあらわれ。永遠の命をおびやかす罪の大海原。湖上の波に歩いている聖ペトロの姿が思い浮かびます。また同じ大海の水は神の無限の慈しみをも表しています。救いの力、赦しと癒しの大海。
明るい褐色から暗褐色までは地球。人類の旅路の小港。寄せ船、地球。
大空と風、太陽と海、地球。120色の光が織り成す祈りの世界がそこにはあります。



Catholic Beppu Church