福岡に来ました。用事を済ませて麺 2店を回ります。まず薬院のラーメン店「玄瑛(げんえい) 」。
劇場型の店内が変わっている。“舞台”でラーメンを作るところをセリ上がるように並んだカウンターで見ることができる。まあ小劇場というところでしょうか。カウンターが六つぐらい。定員20人というところ。劇場型の店内は前の人が食べているところを上から見ることに違和感があるが、こちらも食べ始めるともう気になくなる。
以前、一度来たのだが、オープン前から 30人ぐらいの行列ができていたので面倒くさくなって、並ばずに帰った。きょうは 2時過ぎだったので問題なし。
醤油ラーメンを食べる。色は薄く、醤油ラーメンというか塩ラーメンという感じもする。乗っているネギ、カイワレ大根、焦がしネギの香りがいい。麺、スープを単独で食べるのではなく。それらと合わせて食べるとおいしい。ラーメンのトッピングのネギは、苦みなどが気になることがあるが、このラーメンは大丈夫。化学調味料を使ってないということで、素材に気を使っているのでしょう。アゴだしや羅臼昆布を使う魚介系独特の香りがするが、全体的に嫌なところがない。私の好みをいえば、醤油がもっと前面に出てもいい。豚骨ラーメンにも特注した醤油を使っている。そちらも気になる。醤油ラーメン
800 円。豚骨ラーメン650円。醤油ラーメンちょっと高いかな。
夜は渡辺通り2丁目の刀削麺の店「だんざ」。前回、福岡に来た時、歩いていて偶然見かけた。中国の人がやっている小さな店。中国語が飛び交っています。まず生ビールと小籠包、シイタケとチンゲン菜の蒸し餃子を食べる。小籠包と蒸し餃子は皮にモチモチ感がないのは残念だが、シイタケを餃子の具に使うのはいい。食感が面白い。ただ、シイタケ自体のにおい(臭み)がちょっと気になった。
ビール 2杯と紹興酒を呑んで、シメに坦々麺を頼む。これがおいしい。麺はやわらかモチモチ。刀で切っているので、麺は中央が厚く周辺は薄い。食感の違いを楽しめる。スープはゴマのまろやかな味わいとラーの辛さのバランスが抜群。前回食べた海鮮麺も中華スープで刀削麺を楽しめたが、坦々麺の方がお薦め。
刀削麺は「山東省のふるさとの味」らしい。坦々麺は四川省ですよね。すばらしいコラボです(笑)。いい発見をしました。
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