『高度精白の好適米夢一献を使用し、小石原川の良質伏流水と清新な空気の中で昔ながらの手間を惜しまない仕込みで、奥行きのある味わいを造りだしました』 福岡県三井郡大刀洗町の井上合名会社の『特別純米酒「寒乃蔵」』。 「穀良都」などと同じ酒蔵の酒だったので買ってみた。 「穀良都」のように口に含んだ瞬間から「旨い」というほどではないが、良く出来た“普通”の純米酒という感じ。 だだ、ちょっと驚くのが、酒蔵が勧めるヌル燗にすると、確かに常温(冬だから温度は低め)の時より、まろやかになっておいしいこと。呑む時の温度を狙って造ることが出来るのでしょうか? 私は熟成させた酒を常温で呑むのが好きですが(燗をつける手間も省けるし)、この酒のような場合は酒蔵の指示に従ったほうがいいのでしょうね。 720_gで1100円ちょっと。