バイオサイクル研究所の目指すもの
生物と環境の複合体である生態系は、人間の出現による短期的な変動を受け、本来保たれてきた均衡が年々崩れつつあります。その中でも、生態系の根本を支える微生物の世界(ミクロコスモス)に対する被害は甚大であり、早急な対策が求められています。
農耕による森林伐採の結果、落葉の分解の役割を果たしてきた菌類が失われ、代わりに、単一の農作物に寄生して病源菌になるものが出現しました。それらの菌は、農作物の連作障害をもたらしています。 また、化学肥料の過剰施用は、その成分を変化させる微生物活動が増大をもたらしています。工業産業の発展による、有機物や無機塩の河川、湖沼、海洋に対する大量投棄は、各種微生物の栄養源となり、それらの活動を異常に高めています。
上記したような、本来生態系を支えてきた微生物の喪失、特定の微生物群の過活動の結果、多くの有用微生物の相互的な活動の均衡が崩れされ、我々の生活に様々な悪影響を与えるようになりました。
これらの問題は単純に環境汚染ということばだけでは片付けられません。
バイオサイクル研究所は、今後、これらを改善していく方法として、ミクロコスモスからの環境改善を行わなければならないと考えています。特に、農業の分野においては、土壌・水質の汚染がその産生に直結しており、有用微生物の多様な活動を取り戻すことが重要です。
バイオサイクル研究所では、BC(バイオサイクル)細菌群という菌群を用い、土壌中に生息する自然界の微生物を巻き込んだ、雑居した環境を取り戻すことによって、ミクロコスモスからの根治的な土壌・水質の改善を目指しています。
弊社パンフレット(技術資料)につきましては以下のボタンよりダウンロードください。
会社沿革
1977年科研E&BC 久米 譲* 設立
1996年科研E&BCバイオサイクル研究所に名称変更
2011年合同会社 科研E&BCバイオサイクル研究所設立
*フンドーキン醤油株式会社 元研究所長 別府大学 食物栄養学部 元教授(学部長)
会社概要
会社名 | 合同会社科研E&BCバイオサイクル研究所 |
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代表社員 | 久米 秀 |
所在地 | 〒879-1502
大分県速見郡日出町大字藤原4545-10 |
電話 | 0977-72-0747 |
従業員数 | 3名(2023年12月現在) |
研究所長 顧問実績
1991年4月~2001年10月 | 立花ワイン(株) 技術顧問 |
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1995年4月~1997年 3月 | (株)是里ワイン醸造場 技術顧問 |
1995年4月~2001年 6月 | (株)タナカ物流 技術顧問 |
1995年4月~2003年 3月 | (株)田窪工業所 技術顧問 |
1996年4月~2001年3月 | (株)日立造船 技術顧問 |
1997年9月~2001年 8月 | (株)韓国バイオサイクル 取締役研究所長 *韓国Kマーク取得 |
1998年6月~2002年10月 | 日本バイオサイクル(株)研究所長 |
2001年4月~2003年 3月 | (株)ニチゾウテック技術顧問・主任研究員 |
2002年10月~2004年10月 | (株)シンワフーズ技術顧問・主任研究員 *「食品残渣の乳酸発酵飼料化」の研究において徳島県チャレンジメッセニュービジネス支援賞優秀賞を受賞 |
2002年10月~2011年1月 | (株)NPC 研究所長 |
2002年11月~2003年 3月 | (株)海洋バイオテクノロジー研究所研究推進部副部長 |
2001年10月~ | 根友(農業開発研究機構)技術顧問 |
2011年 3月~ | (有)吉井菌学研究所 技術顧問 |
2011年11月10日 | (同)科研 E&BC バイオサイクル研究所設立 |
2014年 1月~ | 株式会社オールライフサービス技術顧問 |
2015年12月~ | FRESHICO,Inc.技術指導 |
2016年4月~ | おおいた食育人材バンク登録 |
2017年6月~ | 独立行政法人中小企業基盤整備機構 「J-GoodTech(ジェグテック)」採択 |
国家資格等
取得学位 | 九州大学 農学博士 |
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BC細菌群を用いた消臭剤 | におわんバイ(はかた本舗) |
乳酸飲料 | 八好美人(はかた本舗)*第13回福岡産業デザイン賞受賞 @官兵衛(大分県立日出総合高等学校)*商業高校フードグランプリ2013畑中三応子審査員特別賞受賞 |
ワイン | キウイワイン、桃ワイン、梅ワイン、ミカンワイン、イチゴワインの製造法開発(立花ワイン)*国税局鑑定A級 リンゴワイン、 ミカンワインの製造法開発(是里ワイン醸造所) |