『あの熱気に満ちた’69年日本グランプリを制したR382。伝説のV12サウンドが、ニスモと当時の関係者の手により36年の時を越えて蘇った。ステアリングを握るのは優勝ドライバー黒沢元治、そしてピットで見守るのは日産チームの開発責任者・桜井真一郎その人だった…』
黒沢さんがR382を走らせている姿がかっこいい。筑波で、しかもわずかな時間だったのだろうけど、伝説のレーシングカーを往年の名ドライバーが走らせる姿が。
R380、381、382と続く、プリンス−日産が日本グランプリを制するために開発したマシン達。当時のレースシーンを交えながら紹介していく。きれいな映像が残っている。富士のバンクを駆け抜けるマシンは新鮮。
黒沢さんは日産ワークスを離れてから初めて桜井さんに会ったようだ。涙を流すシーンが印象に残った。
(2&4モータリング社、DVD、5000円+税)
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