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2005年7月21日(木)
世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒(古川修)

『日本酒が苦手だと言う人が増えているが、そういう人にこそ、私の持っている日本酒を飲んでもらうことにしている。大抵の人は驚き、旨さに感激し、これからは日本酒党に転向しようと言う。日本酒好きに飲ませると、また違った驚き方をする。これまで飲んだ酒とは全然違う、こんな美味しい酒は飲んだことはなかった、と感心する。
特別に高価な酒、あるいはプレミアがつくような評判の銘柄ではない。秘密は二つ。知名度に関係なく、本当にいい造りをしている蔵の酒であること。そして、常温熟成させているからだ』

日本酒は劣化させないため、冷蔵庫に保存、口を開けたらできるだけ早く飲むのが当たり前だと思っていた。この本ではそんな“常識”を否定する。口を開けてから常温で熟成させる。よくできた日本酒は劣化より「味が乗る」ほうが上回るというのだ。1週間から1ヶ月、半年と保存ができる。火入れも濾過もしていない原酒でも、だ。

古酒を飲んでから日本酒の熟成にも興味があったが、この本の通りなら、自宅でも簡単にできることになる。もちろん、品質のいい酒を選ばなければならないが、今まで飲んだ酒の中にも十分熟成に耐えられるものがあるような気がする。ちょっと自家熟成に挑戦してみようかな。
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