奈良の旅最終日。10時前、ゆっくりホテルを出る。GPSもセット。ただ、昨日の残り電池なので、どこまで記録できるか分からない。
興福寺をぶらぶら。何かの発掘をしている。金堂など今まで入ったことがなかったが、九州国立博物館での阿修羅展人気を見て、興福寺は“特別な寺”だと認識させられた。奈良の中心、最高のロケーションですからね。今度、阿修羅が出張から戻った時にじっくり見学させてもらいます。
東大寺は修学旅行生の群れ。先に正倉院に向かう。ちょっと離れた場所からしか見られないが、正倉院はかっこいい建物でした。そばにいた女子中学生5人組も「中に入りたい」と話していた。ただ、入場無料だし、あまり人も多くない(中学生たちはさっさと何処かに行ってしまった)ので一度は行ってみるべきですね。
大仏を見る。学生がひっきりなしにやってくる。奈良に来るたび、大仏だけは見ているような気がする。あの大きな仏さまに会うと、やはり気持ちが落ち着く。
土産を買って、大阪へ。午後1時ごろ難波到着。四天王寺に行きたいのだが、地下鉄の最寄り駅が分からない。駅員さんに聞いてもはっきりしない。四天王寺が意外と有名でないのか、それとも、駅員さんがたまたま知らなかったのか。しょうがないので天王寺まで地下鉄で行って、そこから歩くことに。
新世界に向かうジャンジャン横丁。串かつの有名店なのか。行列ができている。そういえばテレビで見たことがあるようなないような。通天閣を眺めながら進む。昼間から呑んでいる人が多い。観光客かな。私も本当は呑みたいが、時間が心配なので、ここは我慢します。
四天王寺までは20分ちょっと。場所がよく分からなかったので少しロスがあったかも。極楽門から境内に入る。周りの人を真似て「転法輪」を回してみる。どういう御利益があるのでしょうか?
五重塔など伽藍の中の建物はコンクリート製が多い。お金の問題もあるのだろうが、聖徳太子が創建した由緒正しい寺なのに、ちょっと残念。コンクリート製と木造の建物はどちらが長持ちするのだろう。次に建て替える時は、ぜひ木造でお願いします。やっぱり木のほうが“味”がありますよね。40〜50分ぶらぶらして、四天王寺を後にする。
JR天王寺駅前、パソコン販売のソフマップがビルに入っていたので寄ってみる。中古パソコンコーナーなど覗いてみたが、特に欲しいものはなかった。この辺りはそれなりに大きい街なのだろうか。大阪はあまり詳しくないが、いつかじっくり歩いてみたい。大阪下町ツアーも楽しいかも。
難波に3時ごろ戻る。もう、ウロウロする時間もないので、新大阪に向かう電車に乗る。日本橋はもう一度行きたかった。まあ、またチャンスはあるでしょう。弁当とビールを買って4時9分発の新幹線で大阪を離れる。(歩いた距離が)長い旅で疲れたが、なかなか充実していたかな。
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