『霊峰白山の眺望がすばらしい南加賀は中世以来七つの荘園があり、蔵元のある八日市の地は当時「額田の庄」に位置していた。先人達が生きた壮大な歴史を辿り、ここに七つの庄を総称して「幻の加賀の庄」と命名し特別純米酒を蔵出します。古代のロマンに夢を馳せながらお楽しみ下さい』
「常きげん 純米 絹ごし にごり酒」に続いて石川県加賀市の鹿野酒造株式会社の日本酒「幻の加賀の庄 特別純米」。720_gで1400円。「自社栽培米仕込」とラベルに書かれている。地元でつくられた米を使っているのだろう。
少し甘口なのかな。もっと濃厚でもいいか。まろやかで十分おいしい気もするが、もう一つ印象に残らない感じ。燗をつけても、あまり変わらない。使われている「(加賀)五百万石」という米は、酒造米としてよく使われているのだろうか。
杜氏は「農口尚彦と七人の蔵人」。農口さんは有名だけど、「七人の蔵人」とは? ネットで調べてみた。農口さんに学ぶ若手蔵人のよう。名匠の技を受け継いで、いい酒を造り続けて欲しいですね。
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