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2008年7月26日(土)
椎名誠「さらば国分寺書店のオババ」

『おまわりさんから国鉄・地下鉄・教育関係、その他もろもろの制服着用人間が大キライで、税金を払うのがもったいない思いが何故かプラスされて、怒りはどんどん膨れあがる。ついに日本全土を巻き込む痛快な大戦争に発展していった、かに思えたが、急に心やさしく彼らを理解しだし、愛しだす。その理由は、古本屋・国分寺書店のオババに惚れてしまったからなのだ。しかし時はすでに遅く、オババは店をたたんで消えていく…』

また何でこんな古い本をとお思いでしょう。本棚の整理をしていたら出てきました。昔よく読んでいた椎名誠。たぶん、この本を最初に読んだのだと思う(大昔なので、もう思い出せない。ちなみに、この本は「1988年9月26日 第61刷」。第1刷は1979年)。

20年ぶり?にページをめくる。「面白かった」という印象が強く残っていたが、今、読み返えすと「うーん」という所も。おまわりさんや駅員さんら“制服組”とマスコミ・ジャーナリズム関係の人々を比較して、「死ね!マスコミ」「ありがとう制服組」的な展開はちょっと強引なような気がする。主役の「国分寺書店のオババ」についても、結局は想像を膨らますことで書かれているような… まあ、ノンフィクションではないし、「昭和軽薄体」の文章は読んでいて楽、面白ければイイのでしょうね。20年経って私の“感度”も下がっているだろうし(笑)。

話はちょっとズレるが、椎名さんはビールをキンキンに冷やすのはダメだ、と書いている。私も冷えすぎビール反対派なのだが、どうも、この本の影響だったのだな、という感じです。




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