『大分県下の日本酒・焼酎の蔵を訪ね、蔵人たちのひたむきな酒造りと郷土の酒を知る』
大分のお酒といえば、麦焼酎ということになるのかもしれない。「いいちこ」「二階堂」は全国ブランドだ。
それでは、その他は?
この本は大分の大小さまざまな酒蔵をまわり、取材している。計45蔵。蔵の歴史や働く人々、代表的な銘柄などを紹介している。
こんな酒蔵があったのか、という感じ。なかなか面白い。呑んでみたい、気になる銘柄を何個も発見。蔵巡りも楽しいかも(もっとも蔵の見学不可という所も多いようだが)。
残念なのは、代表的な銘柄についても、値段が全く載っていないのと、味についてあまり触れていないこと。まあ、それは自分で調べなさい、ということか。
(おおいたインフォメーションハウス、1200円)
|