福岡出張の残り時間を使って、城南区別府（べふ）にある地ビール工場「ブルーマスター」に行ってきました。

天神から新しく出来た地下鉄「七隈線」に乗ってみようと思っていたが、どこに駅があるか分からず、そのまま歩き出す。警固はオシャレな街ですね。学生時代、福岡にいた頃は原チャリで通り過ぎるだけだったが、ゆっくり歩いてみると、色付いたケヤキが並ぶ通りはなかなかいい。天神から別府まで４０分ぐらい。意外と近い。自転車で移動する人が多い。

目的の「ブルーマスター」は別府大橋のすぐ近く。テーブル一つ置かれた小さなお店でした。ガラスを隔てた部屋に醸造タンクが三つくらい。手作り工房的な雰囲気。

まずは「ブルーマスター」。これは厳密に言うと発泡酒。税金とかの問題でビールではないのでしょうか。味は普通に売られている発泡酒とは全く違う。旨味と苦味のバランスがいい。

次に「ぶどうのビール」。これはスパークリングワインのよう。ぶどうの味が前面に出ている。これはビールか？という気がしないでもないが、製法などがビールと同じということなのでしょう。ちなみにアルコール度数は４％中盤ぐらいとのことでした。ビールが苦手な人にもいいかもしれませんね。

地ビール業界は今、厳しいかもしれないが、色々な味のビールに挑戦して欲しい。出来ればブルーマスターが造る“本物のビール”を味わってみたい。国も固いことを言わず、規制を緩めることは出来ないのでしょうか。

別府駅から地下鉄七隈線で薬院へ。もう博多駅から大分に帰るつもりだったが、気が変わって、呉服町のうどん屋「みやけうどん」を向かう。また、歩いて３０〜４０分。

前回来た時、旨かったので、印象に残っていた。今回は麺のモチモチ感がないような…。やわやわ太麺。夕方だったので麺を打ってから時間が経っているのか。まあ、これはこれでいいのだけど。スープは変わらず、おいしい。丸天をのせて３８０円。安くていいですね。