『「秘傳」は広島産の上質な酒造好適米を用いて造られた純米酒です。自然な酒造りを目指し、炭素濾過等を一切行わず、お米の本来持つ力をそのままお酒に伝えるよう努めました。日本酒の醍醐味をどうぞお楽しみ下さい。(昭和四十五年発売)』 「純米 清酒 竹鶴」「小笹屋竹鶴 大和雄町 無濾過 純米原酒」に続いて、広島県竹原市の竹鶴酒造の日本酒3本目。「純米清酒 秘傳 竹鶴」 前の2本の特徴をそれぞれ感じることが出来る。適度な酸を感じるし、少し若い香りもある。濃厚ではないが辛口でバランスのいい酒。 ただ、「竹鶴」の3本とも飛び切り旨いという訳ではないような気がする。私がこの味を理解できないのか、単純に好みでないだけか、それとも期待が大き過ぎたのか(笑)。少し時間をおけば、味乗りが進むようにも思える。ちょっと経ってから、また呑んでみよう。 720_gで1200円くらい。