『2005(平成17)酒造年度醸造。瓶貯蔵・低温熟成。2005年から2006年にかけての冬に仕込みました。年度による味わいの違いをお楽しみ下さい』 広島県竹原市の竹鶴酒造株式会社の「小笹屋竹鶴 大和雄町 無濾過 純米原酒」 「純米 清酒 竹鶴」に続いて呑みました。ラベルを見ると、契約栽培された大和町(広島の町でしょうか)産の米・雄町を使い1年以上熟成させた酒のよう。 熟成した無濾過原酒なら、まろやかで濃厚な味だろうと思っていたが、違った。今まで私が「若い酒」のものと思っていた風味がする。変な例えだが、青竹の筒で呑んでいるような感じ。低温熟成だから熟成がそれほど進んでいないのか。「純米 清酒 竹鶴」とは違い酸味はあまり感じない。でも、しっかりバランスは取れている。旨い酒に違いない。同じ酒蔵で、こんなに違う酒を造るんだ。何が違うのだろう。原料の米か、造り方の違いか、それ以外か。 720_gで1500円くらい。