大分市福宗の大分エコライフプラザであった電気自動車の試乗会に行ってきました。
日本文理大の木本研究室が製作、電気自動車ラリーで優勝した車。ラリーの時とはバッテリーの容量が違うだけだそうです。スズキのツインをベースにエンジンをモーターに換装。サスペンションやブレーキを強化。
エンジンルームはすっきり。エンジン車に比べて部品点数はかなり少ない。ボディーの加工はほとんどしていないとのこと。上の写真の銀色の箱がバッテリー。その下にアメリカ製の電気自動車用モーター。ギヤボックスはノーマル。バッテリーはエンジンルームの他に車体の下に2個吊り下げ、リヤに2個載せている。意外と少ない感じ。これで200キロ走る。エアコンはないが、ヒーターは曇り止めのためについている。
試乗では、まずモーターのかけ方(?)がエンジン車と全く違う。キーをひねってもセルモーターが回るわけでもなく、全く無音。そこで3速(1速ではない、ギヤ比の問題)に入れアクセルを踏み込むと車が動き出す。走り始めに唸り音がするが、加速すると消える。性能重視だろうし、市販車のように音消しに力を入れるわけではないでしょうから、この程度の音はしょうがないでしょう。私のシルビアとは比べ物にならないくらい静かだし(笑)
初めて電気自動車を走らせるので、おっかなびっくり。短いコースだったので、ハンドリングうんぬんは言えないが、少し車が重いのかな、と感じた。車重は800キロぐらいだそう。ギヤは3速のまま。減速はスムーズ。ブレーキ時に、制御が難しい回生ブレーキを使っていないからだろう。アクセルをあまり踏まなかったので、本当の性能は私が感じた以上なのかもしれません。助手席に乗ってくれたスタッフは最高速は100キロで、市街地も普通に走れると話していたので、エアコンがないことなど快適性の問題を除けば、実用段階に近いのかもしれない。欲しいな〜(笑)
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