『「帰山」とは山に帰る、ふるさとへ帰る、酒造りの原点へ帰るの意。「信州の名工」の称号を持つ上原杜氏と蔵人が醸し出した甘酸調和濃醇旨口純米酒です。帰山熟成蔵で6ヶ月以上の熟成を経て芳醇で丸みをおびた味わいが特徴です。冷やして良し、ぬる燗にして更に良しの呑み飽きする事のない「帰山」与番は食中酒として酒菜の味をより広げ豊かにします』 長野県佐久市の千曲錦酒造株式会社の「帰山 与番」。 封を切って2週間ぐらい、いい感じで“味乗り”している。ラベルには「蔵元低温熟成」「無化水」とある。濃醇で、微かに酸などを感じさせる。日本酒度は−7前後。甘口だけど、優しい味で私は好きです。 特に燗をつけると滑らかさが増し、雑味(冷で呑んでもそれほど感じませんが…)が消えるように感じる。温度による変化が楽しめる酒ということでしょう。 1.8gで2400円くらい。値段も安めでいいですね。