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2006年12月30日(土)
男山 御免酒

『御免酒とは江戸時代の官用酒のことで「男山」は関白近衛家より御免酒の特許を受けました。官用酒を造る業者を御酒屋と称し、一般民間酒を造る酒屋と区別されていました。低温発酵により、アルコール度数を一般酒(15度前後)より低く抑えて旨味を増した酒で、低濃度(12度)の原酒です。仕込水は大雪山の万年雪の伏流水を使用し、高精米の米と米こうじをもって醸造した冷用酒です』

北海道旭川市男山株式会社の純米冷用原酒「男山 御免酒」。

「江戸時代の酒」に釣られて買いました。ちょっと癖のある味かな、という予想は大ハズレ。とても繊細?な味でした。酸味を多くしたとラベルに書かれたいたが、じっくり味わえば分かるかな、という感じ。味が薄いと言うのか、すっきりしているというのか。アルコール度数が低いので水で割っているのか、とも思ったが、原酒らしい。「低温発酵」で造ればこうなるのでしょうか。

冷用。嫌味がないのでスイスイ呑める。もっと印象に残る味だったら良かったのに。ちなみに燗もつけてみたけど、ダメみたい。味に広がりが出ない。

男山 御免酒
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