大分県放課後児童クラブ連絡協議会のヘッダー
市内には、14クラブ（15の支援の単位）があります。
地域運営委員会による運営のクラブ ･･ 4か所
NPO法人運営のクラブ ･･ 6か所
法人等 ･･ 5か所
大分県放課後児童クラブ研究集会にて地域報告をいただいた、「放課後児童クラブもりもりキッズ」の活動内容を、以下に掲載します。
放課後児童クラブもりもりキッズは、平成２２年１２月に開所されました。杵築市守江の護江小学校の敷地内にあり、まわりには住吉浜リゾートパークや鮮魚と炭火焼が自慢の魚市魚座、昨年オープンしたキツキテラスなど牡蠣で有名なお店が並んでいます。海に近く、散歩に行くこともあり子供たちは自然に囲まれて元気いっぱいに過ごしています。
杵築市内には１４の児童クラブがあり、その運営の主体は杵築市で運営委員会やNPO法人に市が委託して運営されています。
もりもりキッズでは、安心・安全・信頼をモットーに運営を行なっています。活動内容は毎月のお誕生日会の他に、季節を感じることのできる行事を計画しています。伝統文化の一つ、茶道を取り入れ、礼儀作法を始め、「おもてなし」を楽しみながら学びました。また、生け花にも挑戦しています。お芋の苗植えから収穫までを体験し、育てる喜びも学びました。
年末には、新しい年を迎える準備の一つとして、しめ縄作りの体験もしました。子供たちの作品は保護者の方にたいへん喜んでいただき、子供たちもとても嬉しそうでした。全ての活動には、たくさんの地域の方のご協力があります。
コロナが流行する以前は恒例だった夏休みの流しそうめん。竹を取りに行くところから始まり、全ての準備をしていただきました。芋の苗植えの際には、苗や畑の準備、植え方の指導などもしていただきました。しめ縄作りの手順も優しく教えていただきました。本当に感謝しております。
近年はコロナウイルスのため、多くの制限の中での活動となりますが、そのような状況でも多くの方々のお力をいただき、様々な体験を通して子供たちは新たな知識と豊かな心を育むことができています。保護者の方との信頼関係は何よりも大切です。日頃から話しやすく、相談できるクラブであるよう支援員一同で努力しております。
昨年度から、保護者会ができていない状況ですが、その分、送迎の時などにクラブでの子供たちの様子を伝える時にはまず褒め、そのあとで気になる事などあれば伝えるようにしています。
保護者の方と子供たち両方が安心して日々利用できるような児童クラブ。子供たちを見守るたくさんの方との「つながり」と「輪」を大切にしていくと同時に、次の未来へと羽ばたく子供たちにとって成長の場になる事を願っています。