今日はキューブを借りて南部へ。
まず、ひめゆりの塔。
資料館で元学徒の話を聞くことができた。観光客らに自らの体験を話しているよう。旅行前に読んだ「沖縄の旅・アブチラガマと轟の壕」の証言を直に聞けた訳だ。この人が実際に過酷な状況を経験したのかと思うと複雑な思い。いい経験になった。
続けて平和祈念公園。前回、沖縄に来た時はちょうどクリントンが来ていて見学できなかった。資料館、平和の礎と見て回る。資料館では沖縄戦の映像などが見られる。きれいな海がそばにあって駆け足で回るのは惜しい。
アブチラガマへ。あまり迷わず行けた。でも、こういう場所はカーナビに入っていない所が多い。
内部は最初はあまり広くないかな、と思ったが、進んでいくとかなり大きいことが分かる。でも1000人もの人が住む場所ではない。懐中電灯を借りて入った。中は真っ暗。1人で行くのはちょっと勇気がいる。修学旅行生や何組かのグループがいたから良かったが…。沖縄戦では住民の避難所と軍の病院が一緒になっていた。多くの人が亡くなった。無念だろうな。当時はそんなことを考える余裕もなかったかもしれないが。
世界遺産の斎場御嶽。琉球王国の聖域。現在も信仰の対象らしい。
訪れた時にもお祈りをする女性がいた。ここは観光客も多い。
世界遺産シリーズは続く。中城城跡と勝連城跡を回る。
それぞれの城の規模もそれなりに大きいが、このような城がこのせまい島に点在していることで世界遺産に選ばれたのだろう。
夜は琉球民謡を聞きに那覇の「うたあしび 民謡御殿」。
ゆっくり呑みながら2ステージを楽しむ。帰るときにはグループのメンバーが送ってくれた。
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