福岡県の能古島を歩いてきました。
前日、ちょっとした用事で福岡に。そのまま大分に帰ってもよかったが、せっかくの福岡だから、安いホテルを探して1泊。能古島には行ったことがなかったので、早めに起きて準備万端、乗り込もうと思っていた。が、目が覚めたのは8時半。博多駅を出発する一番バスの時間でした。
結局10時15分ごろ博多駅をバスで出発。都市高速を使うルートを30分ちょっと走って姪浜の能古渡船場に到着。風が強い。雨は大丈夫か。船の本数は意外に少ない。1時間に1本。ゴールデンウィークの土曜日だから人が多い。10分の船旅。甲板に出ていたら波しぶきを浴びる。
11時半ごろ能古島に到着。船に乗った人の多くは島内を走るバスに向かう。島の反対側にあるアイランドパークに行くのか。私は島内1周歩くつもり。ちょっと時間が厳しい気もするが。
港の周りは旅館などが並ぶ。ここが島の中心か。港を横目に歩き始める。10分ぐらいで壇一雄旧宅。「火宅の人」読んだな〜。雨どいが壊れて寂しい雰囲気。看板もないし、観光客もいない。ホントにここ、という感じ。ただ、庭からは博多湾が見渡せる。いい景色。小さな家だけど、壇は気持ちよく過ごしたのかも。
少し戻って白髭神社へ。能古島の守り神。大分県の杵築市大田にも白髭田原神社というどぶろく祭りが有名な神社があるが、何か関係あるのでしょうか。 それとも「白髭神社」は全国各地にあるのか?
海辺の道。浜辺で少女が一人波と戯れています。能古島は花の島ですね。いたるところに咲いている。花の名前を全く知らないのが残念。
蒙古塚。元寇の時の蒙古兵の塚らしい。阿弥陀如来像などがある。
海沿いの遊歩道。きれいに整備されているが、思い切り向い風。磯の香り、波しぶき。少し進んだところで行き止まり。この道は何のために造ったのか。観光用?
民家がある場所に戻って、道標に従い自然探勝路へ。
アスファルト舗装だけど、結構な山道。木々の緑が迫ってくる。所々に島の紹介看板などがあるが、いつ立てたの? という感じ。立てっ放しで整備されていない。あまり人が歩いていないのかな。実際、きょう出会ったのはハイカー一人だけ。強風に森が唸っています。イノシシ注意の看板。竹が風に擦れる音や鳥の鳴き声が獣の声に聞こえる。イノシシは夜行性だろうけど、なんだか怖くなって早足に。
森の切れ間から見える海はきれいだけど…
1時間弱で自然探勝路を抜ける。ちょっぴり、ほっとした。壇一雄文学碑では観光客に何人も会う。よしよし。
アイランドパーク到着。ほぼ島内半周。この先もう少しあるのですが、帰りの電車の時間もあるので、きょうはここで折り返す。
あまりきつくなかったから気にならなかったが、自然探勝路は上りだった。 ここからは下りの道。対岸に志賀島や海の中道。イノシシの恐怖から解放されて(笑)、田舎道を気分良く歩く。果樹園では動物脅しの花火?が鳴っています。やはりイノシシか(笑) まあ、大丈夫でしょう。
博多湾の景色を見ながら進む。海自体も結構きれい。島の反対側に比べ風も穏やか。 対岸に福岡ドームやタワーが見えてきたらゴールはもうすぐ。
少し早足で3時間弱。能古島(ほぼ)1周です。船の出発まで時間があったので、土産に気になっていた「能古うどん」を探す。渡船場の売店で6人分1000円の物を買う。ブラブラしていて、他の店で同じ6人分で600円の物を発見。製麺所は同じみたい。包装が違うだけ? まあ、いいや。ついでだから600円のうどんも買う。「能古うどん」どんな味なのかな。
3時の船で能古島を離れた。
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きょう撮った写真は「My写真庫」へ
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