特集・讃岐うどん巡礼の旅(初体験♥編)

有名な田園の中のうどん店・がもううどん

=*=そのまえに「彦江」と「山下うどん」へ=*=

 3日目の本日は、フェリーの時間の関係で昼過ぎには麺地を去らなければならない。まだまだ行きたいお店はたくさんあって悩みに悩んだのだが、どっちみち山下うどんと彦江に予約したお土産のうどんを取りにいかなくてはならないので、山下からほど近く昨日場所を確認したがもううどんへ行くことに満場一致で(といっても二人だが)決定した。

 まずは「彦江」に行ったのだがお土産のうどんを受け取り、当然のように「一杯下さい。」昨日写真をうまく撮れなかったこともあったのだが、ここのうどんはどうしてももう一回食べたかったのです。本日は余裕を持ってチャーはちくわ天(チャーは讃岐でちくわ天をえらく気に入ったようだ)シューはかき揚げを乗せて食べました。山下では悩んだけれど結局うどんは食べずにお土産のうどんを受け取りました。ちなみに近所のおばちゃんがトロ箱持って茹でたてのうどんを10玉買っていました。

=*=村上春樹氏絶賛・がもううどん=*=

 村上春樹氏が“ロケーションから言うとこの店が一番好きだ”と綴った“がもううどん”である。ここへ行くには山下うどんから出た道をまっすぐ進み、11号線を渡って田んぼがチラホラと見える住宅地を奥へ進み、下手したら田んぼへ落ちてしまいそうなカーブをエイヤッ!と曲がった先である。山下うどんからは時間にして5分もかからないが、やはりわかりにくい場所ではある。私たちが到着したのは午前11時、既にお客さんで一杯だった。車を停めて店の中に入るとまさに“ごった返している”という様相。私たちも行列に並び、程なくして自分の順番が来るが、讃岐三日目の余裕か注文方法の確認を忘れてしまい、少々もたついてしまった。



 朝から余裕の三日目、チャーは例によって例のごとく生卵、シューは「ちくわ天」と「なす天」を乗せてみた。列に並んでいる時に「なんにしますか?」と聞かれて「小」と答えてどんぶりに玉を入れてもらったのだが、後ろに並んでいる人は「かまあげ」と答えていた。そういえば昨夜読んだ本に“かまあげが食べられる時間帯は午前11時前後”と書いてあったのを思い出しちょっと後悔。いいや。また来るモンね。


11時というのにお客さんがイッパイでした。店内に入ると注文をするのに並んでいました。(小)・生卵・茄子のてんぷらを食べました。2人で¥480−でした。お店の外で食べました。(傘さして食べたかった・・・。)出汁は塩が効いたものでした。麺は少し腰のある麺でした。この時点で、讃岐うどんの麺の腰になれてしまって”これが普通”って感じだったのかも知れません・・・。
 割と塩の効いたダシはどちらかというと関西風に近い上品な感じ?表面に粘りを感じる麺はのどの奥で味わえる。安心して食べられるおいしいうどんだけど、ここはやはりロケーションを楽しむ店かもしれません。

Noodle!
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