特集・讃岐うどん巡礼の旅(初体験♥編)

最高のロケーション、最高のうどん

=*=腹ごなしに「満濃公園」へ=*=

 長田うどんを出て、本当は「小懸屋」へ行って「しょうゆうどん」を食べるつもりだったのだが、午前中に4軒を廻ってチャーのお腹の中には3玉半、シューのお腹の中には4玉半のうどんが入ってポンポコリンになっているため、腹ごなしタイムをとることにした。地図を見ると、満濃トライアングルから程近い場所に日本一の“ため池”があるという満濃公園があったので、とりあえずそこへ向かうことにした。

 満濃公園はこれまたでっかくてものすごく綺麗な公園だった。ぶらぶら歩くにしても半端な広さではないこの公園は腹ごなしに歩くにはピッタリである。後でわかったのだが、この公園ではTJKAGAWA主催の「さぬきうどん王選手権」が毎年行われるそうである。しかも第三回の優勝者は大分県の「uso800」なる人物だそうである。…一度会ってみたいものである(というか安く香川県に行く方法とか教えて欲しい。大分県から行くと結構お金かかるんだよね)。

point:公園内にはハーブ園があり、このハーブ園で1杯\200也のハーブティを飲んだチャー&シュー、
        「これ一杯分の値段でうどんが二杯食える!」

=*=しょうゆうどんを諦め、本日は終了としようとしたが…=*=

 満濃公園で結局2時間ほどを過ごしただろうか。初日から数えると既に八杯のうどんを食べているチャー&シュー、ノンビリ腹ごなしに歩いたにも関わらず、お腹は重い。結局「小懸屋のしょうゆうどん」は諦め、次回への課題として、とりあえずコーヒーでも飲もうと適当に車を走らせた。この時点で本日のうどんは終了のつもりだったのだが、讃岐の国はそれを許さなかった…。

 助手席でナニゲに資料を見ていたチャー「あ、ここたぶん“やまうちうどん”に近い!」やまうちうどんは初日、2軒目に行こうとしたのだが、あっけなく道に迷い、探しに探したのだが結局たどり着けなかった店である。既に「スーパーうどんナビ」へと成長したチャー、初日とはうってかわって「そこ右、次のT字路も右」と的確な指示を出してくる。「たぶんこの辺」という辺りで車のスピードを落とし、二人してキョロキョロと辺りを見回し…、『あった!………(しばし沈黙)………ワハハハハハ』“見落とすと一生たどり着けない”というその看板を見つけたのである。



 看板に従って、まさに“山の中”へ入っていくと再び看板を見つけた。「…ワハハハハ」画像のチャーの後ろの看板を良く見ると、「うどん」の文字の下にうっすらと字が見てとれる。どうやらどこかの使い古しの看板の上からうどんと書いて看板にしたようだ。「誰がこんなところまで来るんかい!」などと話しながら、木々が覆い茂る細い坂道を登ってほどなく行くと、ぽっかりと視界が開けた。
 庭には薪が山と積まれ、屋根には「うどん」の文字と共に湯気が上がっている。待望の「やまうちうどん」である。
 しかも、「誰がこんなとこまで来るんかい!」どころではない。次々と車が山道を登っていき、作業着姿のオッチャンやらカップルやら、サラリーマン風やら…。香川の人って本当にうどんばっかり食べてるんだなあ。

point:うどん屋の看板見つけてワハハハハ。うどん屋の建物見つけてワハハハハ。おいしいうどんを食べてワハハハハ。讃岐うどん巡りの楽しさは単にうどんがおいしいだけではないのである。


*写真をクリックでバカでかくなります。

ここは、うどんの看板を見つけた時思わず「あった〜〜〜!」と叫んでしまいました。地図を見て、しっかり看板を探さないと通りすぎてしまうような看板。駐車場に車を止めて山道を登ると「うどん」の看板発見!こんな場所にうどん店があるなんて。。。さすが香川。ひやひや(小)・ゲソ天1つを2人で分けて食べました。出汁の販売をしていましたが、遠方の人には売ってもらえませんでした。理由は昆布を使用しているので腐るとの事(残念)。山内はお水が美味しいので麺も美味しいと評判のお店です。シューちゃんは小を食べ終えた後おかわりをしてました。2杯目を食べてる途中で、食べ過ぎたと後悔してたんで「どっちにしても後悔するって」と言ってやった。。。食べなくても絶対後悔してたハズ!
 勇壮なロケーションも手伝ってか、腹いっぱいなのに入る入る。ヨリの入った麺は静かに力強く、そして優しい。濃い目のイリコダシはうどんに良く絡み、生姜との相性も抜群。“ひやひや”を食べてたら、おばちゃんが他のお客さんに「もうすぐ茹であがるけん。」と言ったのがうっかり聞こえて↑の通り。二杯目はしょうゆでいただきました。これまたうまかったぁ。やはり初日の宮武にもう一度行かなイカンと再認識し、充実の二日目を終えたチャー&シューでした。

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