特集・讃岐うどん巡礼の旅(初体験♥編)

二日目の本日がメインなのよ。

 前夜は「一日中うどんを食べるんだから、夜ぐらいゴハン食べよう」ということで、宿では夕食をお願いしていたのだが、なぁんだかガッカリするような食事が出てきたので、本日の夕食はキャンセルすることにして、二日目の麺地巡礼をスタート。

ちなみに今朝のウンコ真っ黒だったことは言うまでもない。

=*=感動しました・彦江=*=

彦江・外観 左の画像を見て、誰がここで驚愕の、感動の、メチャクチャ美味いうどんを食える場所だと思うだろうか。この一見して倉庫かなんかにしか見えない建物こそが“彦江”であり、ごくごく普通の住宅地の奥、それも軽自動車でも通れないような道の奥にあるのである(近くに駐車場があるのでそこに車を停めて歩く)。「さぬきうどん完全攻略2002」の本を持っていたのでかろうじてたどり着くことができたが、普通はどう考えても見つかりそうにない場所である。なんでも地元の警察官が彦江を見つけるのに二ヶ月かかったんだとか。

 前夜遅くまで本日のルートを考えに考え、一軒目に選んだこの店、「おはようございまぁす!」と声をかけつつ突入すると、時間が早かったためか(午前九時過ぎ)他にお客さんは居なかったが、えらい上品なおばちゃん(しかもものごっつぅ美人!)が今まさにうどんを手打ちしている真っ最中で、いやがおうにも期待は高まる。

彦江・温いの一玉+かきあげ/クリックで大きい画像  おばちゃんはうどんを打つ手を休め、一見して讃岐うどん初心者のボク達に「どんぶり取って、一玉?二玉?」と聞いて面倒を見てくれる。一玉ずつどんぶりにもらい、テボに玉を移して自分で湯がく。この“自分でテボにウドンをいれて湯がく(正確には“水でピシーとしめたウドンを暖める”である)作業がこれまた楽しい。ガスコンロに乗った鍋の中のダシを麺が隠れる程度にかけ、入り口横のテーブルの上から、チャーはちくわ天、シューはおあげさんをそれぞれウドンに載せて隣の部屋へ。まず写真をパッパと撮って本日一杯目の讃岐うどんをいただきました。※画像は三日目に再び訪れた時のものです。

point:“テボ”「恐るべき讃岐うどん第五巻」によると「てっぽうざる」が正式名称らしい。ラーメン屋さんとかうどん屋さんとかで麺を湯がく時に使うやつ。
point:ダシは好きなだけかけても一向に怒られたりはしませんが、必要なだけかけましょう。

製麺所ですのでセルフのお店です。どんぶりを持って麺の玉数を注文したらお店の方が麺をどんぶりの中に入れてくれます。麺があたたかいのがよければ自分で温めて出汁を入れて、トッピングを選び食べれます。ここの麺はサイコーでした。出汁もgood!トッピングにちくわ天を乗っけてたべましたが、前日の残り物だったらしく”ただ”でした。
 ここのうどんはもう、なんちゅうか文句のつけようがありません。固めの麺は表面が滑らかで、ピシーとしたコシがあり、もう無我夢中で食べてしまいました。たまらずここでも持ち帰りの麺を予約。三日目に麺を受け取りに行ったときは何件も廻る予定ではなかったので、おいしそうだったバカデカイかき揚げを載せて食べたのですが(上の画像/クリックで大きくなります)、このかき揚げが“小エビ、にんじん、かぼちゃ、サツマイモ”が入ってて、「なんだこりゃ!う、美味すぎる。」

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