特集・讃岐うどん巡礼の旅(初体験♥編)

讃岐うどん最高!・おか泉

=*=腹ごなしにちょっとお散歩=*=

 三杯のうどんを食べて時間を見ると午後1時過ぎ。「製麺所は午前中から昼食時過ぎまでが勝負」とあるので、ここで一旦宿に荷物を預けて腹ごなしがてら散歩をすることにした。といってもうどん巡り以外は何にも予定を立てていないままだったので、宿の近所の「瀬戸大橋記念公園」へ。

point:香川県に普通に観光などで行くと「とりあえず讃岐うどんでも食べよう」ということで、高松市内などの普通の“うどん屋さん”に行くわけだが、本当においしい讃岐うどんを体験しようと思ったら、向かう先はうどん屋さんではなく、製麺所である。だいたいどこも午前中にうどんを打って、茹で上げてから午後は出荷するなりどこかへ納めるなりする(んだと思う)ので、必然的に“打ちたて、茹でたて”が食べられるのは午前中を中心とした時間帯となる。それ以外の時間帯に食べに行くなら迷わず一般店へ行ったほうがよい。一般店は値段が高いが(製麺所が安すぎるから、だいたい1杯が¥100〜¥200程度、¥65なんて所もある)、打ちたて茹でたてを出してくれるところが結構ある。

瀬戸大橋記念講演のノラさん とても広くて綺麗な公園で、木陰で寝転がって本を読んでるおばさんとか、赤ちゃん連れの家族とかがチラホラ。画像のワンさんは二匹ともとても綺麗な犬だったが首輪がないのでノラさんか?
ミーアキャット

 地上105メートルまでクルクル回りながら上がっていく展望タワーに乗ってみたのですが、100人乗りなのに、チャー&シューの貸切状態でした。瀬戸大橋とチャー
 思いっきり余談ですが、シューはミーアキャットを振り向かせるワザを持っています。
ぬいぐるみのようなウサさん。公園内には記念館とかタワーとか色々あって思ったより楽しめました。
 タワーの前では、小汚いオッサンが目を細めてニコニコしながらウサギとミーアキャットを眺めてたりします。
画像のウサさん。投げやりな足がいい感じ。
=*=何時に行っても打ちたて茹でたて・おか泉=*=

 なんだかんだで公園で2時間余りを過ごし、お腹もだいぶこなれてきたので、宿周辺を車でウロウロしていたら、確か本に乗っていたような気がする一般店“おか泉(おかせん)”を発見。軽い気持ちで車を停めて、チャーは“冷やしおろしうどん”シューは“しょうゆうどん”を頼む。

店員さん「麺が茹で上がるのに10分少々かかりますがよろしいですか?」

 …もちろんもちろん。10分でも20分でも待ちますとも。

 一般店なので、テーブルに着くと店員さんが注文を聞きに来てくれる(…普通だよな)。ノンビリと綺麗な店内を見渡すと、若い店員さんがうどんを打っている姿が見え、持ち帰り用の半生麺やしょうゆうどん専用のしょうゆ、こちらの名物らしい“しょうゆ豆”の販売コーナーもある。真後ろにあった木彫りのたぬきさんはよくよく見るとうどんを食ってる…。実はこの店、ものすごくうまかったので宿に帰って調べてみたら行列ができるほどの超有名店で、チャーの頼んだ冷やしおろしうどんに天ぷらが乗った“冷や天おろし”が名物だそうです。ここの店でしょうゆうどんを頼むと一緒に出てくるこの店特製の“しょうゆうどん用の醤油”を一本ずつ買って帰りました。

おか泉・ぶっかけおろしうどん
ぶっかけおろしうどん
おか泉・しょうゆうどん
しょうゆうどん

冷しおろしうどん¥400を食べました。注文後、定員さんが来て麺を茹でる時間が10分ほどかかりますが宜しいでしょうか?と聞いてきました。勿論!麺を茹でる時間位待ちますよ〜〜〜!ここの麺も腰がかなりありこちらでも食べるのにちょこっと苦労しましたが、お店のおすすめメニューだけある冷しおろしうどん美味しかったです♪麺も出汁もGOODでした。
出てきた冷たいうどんに、まずスダチを絞って、大根おろしと生姜を乗せて、特製の醤油を少しだけたらし…。ひとすすりしてビックリ! う、うどんってこんなにうまいものだったのか…。プリプリで弾力があって伸びる麺。すごくコシがあるのに決して硬いわけではなく、口の中が快感に包まれます。“スダチを絞って醤油をかける”という食べ方にちょっと抵抗がありましたが、食べてみりゃ、こりゃ最高!今度レモンとかカボスとか試してみたいと思います。

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