日本一新11法案
安全保障基本法案


先国会に引き続き、安全保障基本法を提出いたします。安全保障基本法案は、政治の究極の使命である国民の生命、財産と基本的人権を守るためのものであると同時に、日本国憲法の国際協調主義、平和主義をより明確に打ち出して補完するものです。わが国の防衛と国際社会の平和のための国際協力について原則を定めます。

自衛権の発動としての武力行使は、わが国に対して直接の武力攻撃があった場合、並びに、わが国周辺の地域でそのまま放置すればわが国への武力攻撃に至る恐れのある事態が生じた場合に限定します。国際平和のために、国連の安全保障理事会または総会で決議が行われた場合は、率先して活動に参加することとし、そのために自衛隊とは別の常設組織として「国連平和協力隊」を新設します。

この原則に照らせば、同時多発テロ対応や今回のイラク攻撃でも、その度に右往左往することはありません。原理原則が明らかになれば、周辺諸国からの無用の懸念も払拭することが可能となります。

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