2005Jリーグ ディビジョン1 第33節 大分トリニータ VS 大宮アルディージャ |
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05.11.26 | |||
2005年11月26日、大分のホーム最終戦。 この試合は、大分をJ1に引き上げ、大分をJ1にとどめ、 そして、大分に魂を注いだ男の引退試合となった。 2003年、J1昇格1年目。 ひたすら守りに守り抜いた大分守備陣の最後の砦として立ちはだかった岡中勇人。 ゴールマウスに立ちはだかる大きな壁は 次々と襲いかかるJ1の試練を 鉄壁の守護神となりはじきかえした。 J1残留への最大の試練。 熊本KKウイングの京都戦。 魂の守護神は絶体絶命のPKを阻止。 岡中勇人は大分の伝説となった。 ベンチで見つめる大分のゲーム。 ゴールを守るのは若き守護神・西川。 彼の成長も岡中に引退を決意させた要因のひとつだろう。 大分のゴールマウスは安心して任せられると。 岡中の引退と西川の台頭。 大分の新しい時代を象徴する ラストゲームとなった。 |
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試合終了後のセレモニーでキャプテン吉田のコメント。 「一時はJ2降格も覚悟した。」 こういう言葉が出せるのも、今の大分があるから。 4連勝と好調の大宮を迎えてのゲーム。 いつものように「気持ちで闘う」アグレッシブなサッカーと シャムスカの綿密なプラン、素早い修正が奏功し、 強い大分を魅せた。 西川、深谷、福元、梅崎、内村、西野、川田 江角、松橋、倉本、柴小屋。 そして高松大樹。 トリニータ生え抜きの選手、下部組織からの昇格選手。 育成型のチームを目指す下地もできつつある。 |
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1月1日の国立のピッチに思いを馳せ、 来シーズンの大分サッカーに夢を巡らせ、 大分にトリニータがある幸せをかみしめる。 厳しい試合を勝ちきったホーム最終戦は 2006シーズン 大分旋風を予感させるに十分な試合だった。 |
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<試合データ ニッカンスポーツ> |
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reported by miyashu | |||
|風に吹かれて| |