2003Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ 第11節
 大分トリニータ VS 京都パープルサンガ 
2003.10.25
残留天王山京都戦。ホームだけど、熊本。近そで遠い熊本。じゃ、おとうは一人で熊本行ってくるけんね。なんて言ったらたいへん。そうです。ここはこう言うのです。
熊本行こう。セキアヒルズ泊まって温泉だよ。次の日はね、三井グリーンランドだ。遊び放題だよ。
そう、トリニータの応援に熊本に行くのではない。熊本に家族旅行に行ったら、たまたまトリニータの試合があっただけなのだ。(神戸旅行とおんなじやんけ、なんて言ってはいかんよ)
さて、はじめてのKKWING。なーんか広いなーという印象。とても立派なスタジアム。でも、まあ、なんというかゴール無いままUPという事態には陥っちゃったようですが。
ダンマクも応援もいつものスタイルに戻ったゴール裏。そうです、この期に及んではこれしかありません。とーりにーーーーたぁ、かなりきりっと押しのある声がゴール裏から響きます。
注目はダブルボランチ。新加入のエジミウソンと瀬戸。エジミウソンは顔を写真で見ていたせいか、なーんかファビーニョでっかくなったなあ、というかんじです。(笑)とにかく大型のダブルボランチです。
で、これがなかなか、とてもすばらしい。瀬戸の豊富な運動量。積極的な守備、攻め上がり。攻撃の芽を高い位置で摘んで攻撃に転じるなんてこれまでのトリボランチにはあまりなかった光景。けっこうディフェンスと同化してたからなあ。二人とも攻撃的に守るってかんじでなかなかよいです。瀬戸の背後からの守備にはちょっとはらはらするけど。

ウィルのスルーパスに吉田が角度のない難しいシュートを決める。しびれる。いつもこうやって決めろよ、吉田、と思うが前半終わりごろ決定的なチャンスをはずす。いつもの吉田も健在だ。(まあ、今日はいいよ、決めたから)

有村の負傷で若松登場。相変わらずはらはらスリリングな守備を披露。こういう盛り上げ方しなくていいんだってば。ねえ。片野坂、有村と負傷続き。ディフェンダー、いなくなちゃうよ。

そして運命のときはやってきた。PK。しかも、後半残り少ない。絶体絶命。またしても勝ち点3は逃げていくのか。黒部。くうううう、はずせっ。念を送る。そして岡中のセーブ。抱き合って喜ぶトリイレブン。おいおい、まだ試合中だってば。さすがにしびれました。やっぱり岡中。とっても岡中。神様岡中。

ながーいながーい4分のロスタイムも耐えに耐え。ついにトリニータ2ndステージ初勝利。残留への道、一歩前進。
シーズンが終わり、トリニータのたたかいを振り返ったとき、この岡中のPK阻止は、昨シーズン昇格への大きなターンニングポイントとなった鳥栖戦での西山のゴールと同じような意味合いを持つであろうことを切に願う。
一緒に闘おうぜ誇りと夢を抱いて
reported by miyashu
風に吹かれて