抜かずに「あごを正常な大きさにする」
それが、私たちのやり方で、もっとも自然な治療法です。

乳歯のときから、4ヵ月に1度、歯科検診をして、フッ素塗布をして
お金と時間をかけてきたのに、歯並びが悪いからといって、
なぜ永久歯を抜くのでしょうか。
これは、従来の矯正歯科の治療では特別なことではないのです。
ごく当たり前の方法です。

一般に歯列不正には、
あごと歯の大きさがあわないという大きさの不一致、
小さいあごの中に歯がキレイに並びきれないで
あちこちにデコボコに生えている状態だから、
並びきれない余分(?)な歯を抜いて、並べてやろうという
外科的治療が主に行われています。

しかし、私(院長)と、私の仲間たちは、
親からいただいた
大切な歯を1本もぬくことなく
アゴをひろげる、アゴを正常な大きさにすることによって、
その中に歯をキレイに並べてしまおう
とするのです。
       
つまり、
アゴが小さいから、歯が並ばないと考えるのです。
この方法が、私と私の仲間たちの歯科医院に人気が集中する
理由のひとつでもあります。

抜歯による矯正治療の考え方は一見理屈にあっているようですが
よく考えると少し変です。歯を抜いたらそれでスペースが一致
するのでしょうか?ぴったりするはずはありません。

ほとんどのケースにおいて、スペースが余ってしまいます。
歯を移動するほかに隙間を埋める治療をしなければいけません。

それならば歯が並ぶのに必要なスペースだけあごをひろげて
あげるほうが合理的であり、自然の摂理にかなっています。
歯の並ばない小さなあごを、歯の並ぶあごの大きさにひろげる
のですから。


「あごをひろげると、顔が大きくなりませんか?」

不安顔で患者さんからよく聞かれる質問です。
問題なのは、歯が並ばないほど萎縮したあごです。
ですから、歯列不正になったのです。
あごが萎縮しているということは、顔も萎縮しているということです。

あごを必要以上に大きくするわけではありません。
そんなことをすれば、今度は「すきっ歯」になってしまいます。
そうではなく、
萎縮したあごを、歯の並ぶ正常な大きさの
あごにするのであり、顔を正しい形に整えるのです。
    
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