ホーム 薪ストーブの魅力 取扱工事/関連工事 フエゴについて お問い合わせ
九州薪ストーブ日記 日記ですが不定期更新

2006年8月30日〜2007年8月23日の日記

リストから読みたい日記を選んで「GO」を押してください


ホームページ3年目突入

一昨日の8月28日で、当ホームページも3年目に突入しました。
この1年、世間ではガソリンや灯油の価格がうなぎ昇ったり、太陽系の惑星の数が増えたり減ったりして、けっこう劇的な事ばかりでしたが、当ホームページは完全に中だるみ、2年目のジンクスでしょうか、あまり代わり映えも無く、ただただ時々の日記の更新に明け暮れた感があります。
しかし、これからの1年間は喪が明けたと言いますか、厄を抜けたと言いますか、なんだか大きな変化の予感です。私個人的にですけど。
ああしたい、こうしたい、あれも載せたい、これも載せたいと構想はタンマリありますので、飽きられる前に次から次へと変化してゆくはずです。ライク ア ローリングストーンですよ。ほんと。
「なんだか見飽きちゃったなー」感を覆す劇的な変化と、相変わらずの日記だけど、薪ストーブユーザーやユーザー予定の方々にとって、ちょっとは為になる話題で機嫌を伺っていきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。(30/Aug/06)


ファイアーサイド社訪問

行って参りました、日本のバーモントキャスティングス社製薪ストーブオーナーの聖地、長野県は駒ヶ岳の麓ファイアーサイド社ショールームに。
九州を発った時の気温は相変わらずの34℃辺りでしたが、やっぱり信州ですねー、30℃そこそこですし、何と言っても渡る風の爽やかなことと言ったら・・・。夜は窓を開けて寝ると風邪をひくでしょうきっと。
ポール社長を筆頭に、たくさんのスタッフの皆さんも高原を渡る風のように爽やかで、他の薪ストーブメーカーの輸入代理店・商社と比べると、決して大きな会社ではありませんが、スタッフの全員から「薪ストーブが大好き」光線がガンガン出ていて、私自身の「薪ストーブが大好き」光線をもっと強化しなければ・・・と感じさせられました。ファイアーサイド社の皆さん、ありがとうございました。
お近くにお出掛けの際は、いや、少々遠回りでも是非訪れてみて下さい。めずらしい薪ストーブやたくさんのアクセサリーと笑顔のスタッフが出迎えてくれることでしょう。アクセサリーなどゆっくり品定めしましたら、「すぐに欲しい」「今日持って帰りたい」気持ちはとてもよく判りますが、お荷物になりますから、ご注文はどうぞ帰宅後当社まで。
お帰りの道すがら、物欲を抑えた代わりに食欲を満たすため、駒ヶ根名物ソースカツ丼を食べましょう。オススメです。(4/Sep/06)


こんな炉台もアリですよ

当社が今まで施工させていただいた中で一番個性的な炉台です。
ゴツゴツとしていて、まるで火星か木星の地表面のようですね。そう、ご覧の皆様の中にはもう気が付いた方も居られると思いますが、「薪ストーブと囲炉裏の本」の表紙や巻頭ページを飾っている、かのシェルパ斉藤さん家のアクレイムが載っている炉台に、ビビビッときた施主様の「こんな炉台が欲しい!」 という強いご希望で出来上がりました。
石と石との間の谷間が結構深くて灰の掃除がしづらいとか、ファイヤーツールや灰取りバケツや薪ラックがグラグラしてちゃんと置けないとかの幾多の困難をも乗り越えて、ご覧のみごとな形になりました。
設置の時は足場が悪くて脚立を立てるのにも苦労しましたが、それより何より問題なのは薪ストーブの4本の足がちゃんと石を避けて無事設置出来るかどうかですが・・・。おーっ、計算通りにみごと無事着地しました。ホッとすると同時に、満足感に浸る瞬間ですね。
今回の炉台には、はあまり固定観念に囚われなくても良いんだよ、という事に気付かされました。
足場の悪さゆえ、結構大変な設置工事となりましたが、災い転じて何とやら、このゴツゴツが足裏のツボを刺激したのか、その夜はちっとも疲れを感じずに、ぐっすりと眠れたのは言うまでもありません。(9/Sep/06)


ぶんぶん

大分県下で圧倒的な発行部数を誇る大分合同新聞の夕刊に広告を展開しています。
広告といっても「ぶんぶん」という一般の方も気軽に掲載出来る様な欄で、わずか16文字×5行の文章と、その下に30ミリ×45ミリ程のモノクロ写真を貼り付けているだけのものですが、今の当社の収支状態ではこれで精一杯です。
掲載する写真には、当社にて設置させていただいたお宅の薪ストーブの写真を使わせていただいています。・・・という事は、当社にて設置していただくと、新聞紙上にご自分の薪ストーブの写真が掲載されるという事です! ああ、何とすばらしいことでしょう。このようなステキな特典があるのは当フエゴだけです。どうです、あなたも1台いかがですか?
当新聞を見ることの出来る方は是非ご覧ください。そして親、兄弟、親戚一同、友人、知人、ご近所さんに見知らぬ行きずりの人にでもご紹介願います。
次の掲載日は・・・本日14日と、あとは3〜5日おきのアトランダムですから、どうぞ毎日チェックしてください。(14/Sep/06)


ようこそ、「薪ストーブのある暮らし」へ!

昨日、イントレピッドNCの火入れをしてきました。
台風一過、晴天の・・・ではなくて、秋雨前線が刺激されたままのスッキリしないお天気でしたが、涼しいことを良い方に理解しながらワクワク、ドキドキの着火です。
細い焚きつけから、中割りの薪、そして大きめの樫薪を1本だけ投入して温度の上昇を待ちます。本来は天板の置いたサーモメーターの針が200℃に近づいたら、給気レバーを絞って1回目の慣らし運転は終わりなのですが、今回は150℃を越えた辺りまでしか上昇しませんでした。
新品の薪ストーブに火を入れると、本体表面に塗られている耐熱塗料や錆止め剤が焼けて、結構刺激の有るニオイがします。私は何度も火入れに立ち会っていますが、このニオイには決して慣れません。ですから、慣らし運転は出来る事ならば、窓やドアを開け放てる時期、寒くなる前が良いかもしれませんね。
このイントレピッドNC、残念ながら国内では発売中止となりましたが、これは輸入代理店在庫最後の一台とのことでした。出荷の時には蛍の光が流れる中、全社員揃って見送ったとか、見送らなかったとか・・・。
さあ、今年の冬は昨年までとは違う冬となるでしょう。このお客様は薪の準備もほぼ大丈夫なようですから、すばらしい薪ストーブライフを存分にお楽しみ下さい。 ようこそ、「薪ストーブのある暮らし」へ! (19/Sep/06)


20th アニバーサリー

当ホームページをご覧頂いている方々なら、米国バーモントキャスティングス社の日本総代理店 ファイアーサイド社のホームページもご覧になったことがあると思います。
その中のファイアーサイドの紹介欄で、創業が昭和62年(西暦1987年)と紹介されています。ということは、今年で20周年ということになりますが、そのお祝いとして写真のスペシャルラベルのビールを戴きました。
このビールはそのホームページでもチラッと紹介されている「南信州ビール」謹製のもので、普通のビンビールに比べると少し小振りなビンです。飲んだ後は「空き瓶はリサイクルに」ではなく、記念として大切にしまっておこうと思います。
20年前といえば、薪ストーブに対する世の中の認識、反応は現在とはかなり違いがあったでしょう。当時はそれ程市民権を得てはいなかったでしょうから、それなりのご苦労もあったことでしょうが、今は薪ストーブに対する理解も広がり、これからもゆっくりと着実に広がってゆくことでしょう。微力ながら当社も薪ストーブがよりポピュラーなものとなる様に頑張っていきたいと思います。
えっ、味ですか? 味はフルーティーでさわやかな、まるで信州の高原を渡る風のような(しつこい?)・・・かの彦麻呂さん風に言うと、「広がる泡のフルーツバスケットやぁー」(27/Sep/06)


ススキが揺れたら

もう10月、ここ大分県でも秋風が吹いて朝晩涼しくなってきましたが、皆さんの所では如何でしょうか。
涼しくなってきて、最高気温が1℃低くなるごとに、お問い合わせも少しずつ増えてきます。ちょうど夏前に気温が1℃高くなるごとに、ビールの出荷量が数万本づつ増えるのと同じ感じでしょうか。もっとも、気温が一気に10℃下がったとしても、薪ストーブは数万台も売れませんけど。
だんだんと草原などにススキが揺れ始め、山肌が色付き始めるたら、そろそろ薪ストーブシーズンのご準備を。煙突や本体の清掃、点検、メンテナンスに薪や焚きつけの準備。掃除が済んだ炉内に火床となる灰を敷いて・・・
シーズンが終わったら、炉内の灰は全部処分せずに少し残しておき、シーズン突入時に炉内に敷き詰め火床とすることで、すぐに良い状態で運転できます。その上、ロストル部が直接炎にさらされず、鋳物にもやさしい、と良いことづくめです。
「灰を敷くのを忘れないでねー」 「はーい!」・・・この寒いおやじギャグでさらに数℃ 気温が下がったでしょうから、またまたお問い合わせの電話がジャンジャン鳴るはず・・・(2/Oct/06)


銅ウッドバスケット

薪ストーブオーナーの皆様、室内に持ち込んだ薪はどの様にしていますか。
各薪ストーブ輸入代理店から金属製パイプで出来た物やボックス状の物、革製の物や車輪付きで、コロコロ転がして持ち運べる物などなど、様々な薪ラックが発売されていますが、当ショールームの物は・・・実はホームセンターで購入した木製のプランターなのでした。すてきな薪ストーブライフを提案するはずのショールームがこれじゃアカンでしょう、ということで、写真の金属製バケツを新調いたしました。
銅と言いながら実は普通の鉄製バケツで、表面の仕上げを古色銅風に仕上げています。サイズは40センチ級の薪もスンナリ入りますし、量も我が家の一日分は十分に飲み込みます。空の状態での重量は意外なほどの軽さです。と言っても、特別ちゃっちいー訳ではありませんので、悪しからず。
蓋も付いていますから、薪だけでなくオモチャを入れても良いでしょうし、私とは逆に、これをプランターとして使っても面白いかもしれませんが、ちょっとゴージャス過ぎでしょうか?
薪ストーブの横に置くと・・・おーっ、すてきな薪ストーブライフっぽいじゃありませんか! お問い合わせ、ご注文お待ちしています。(11/Oct/06)
CWB銅ウッドバスケット ¥18,900.(税込み)


ボルドーといえばワイン?

バーモントキャスティングス社の新製品、アンコール エヴァーバーンを設置させていただきしました。
そのカラーは「赤」で、発売されてまだ3ヶ月ほどですが、予想どおり人気があるようで、結構売れているようですね。
カラーは「赤」と書きましたが、これまでこのメーカーでは「レッド」と呼んでおりました。しかし、このアンコール エヴァーバーンからは「ボルドー」となりました。カラー名の変更と共にその色自体も微妙に変わっているそうです。実物を見てみると、以前の「レッド」と比べて少し赤味が深くなっている様に感じます。
そこで気になることが一点、「赤」いストーブで一番大切なところ、そう「その赤色が暖まるにつれて深まりゆく楽しみ」はどうかというと・・・ご安心下さい、これまでと同様、変化してゆくようです。これが無けりゃぁ「赤」を選んだ意味がありませんもの・・・ねぇ。
ボルドーとはフランスの南西部に位置する都市の名で、そう、世界的に有名なワインの産地です。色名の由来が赤ワインの深い色に因んでいるとしたら・・・納得、納得。(17/Oct/06)


チェンソーアート

先の土日に大分県の農林業関係者による年に一度のビッグイベント、大分県農林水産祭「おおいた・みのり・フェスタ」が別府市のど真ん中にある別府公園にて、県下から関係者や一般の市民の方々を集めて、2日間に渉って盛大に開催されました。
農産物や畜産物の産地直送販売はもちろん、県産材を使ったログハウスや創作家具なんかも並んでいましたが、私のお目当ては中津江村チェンソーアートクラブによるデモンストレーションでした。
杉丸太を地面に突き立て、下書きも迷いも無くファンファンファン・・・とソーチェーンを当てて行きます。私も薪作りのために日頃チェンソーを使いますが、「私にも出来るかも・・・」と思わせるほどアッサリと刻んでゆくのでした。
題材はお馴染みのフクロウをはじめ、鷲や蛇や子供さんを意識してかカブトムシまであり、デモにて刻んだ端から即売されてゆくのでした。
完成する端から飛ぶように、は売れてはいませんでしたが、当社ショールームの看板用に「Well Come to fuego」とか何とか彫ってもらうといいかも・・・と思いました。
太さ30センチ、長さ1.5メートルほどの杉丸太だと、薪としてストーブにくべるとアッ、という間に燃えてしまうのでしょうが、腕に覚えの方々に掛かれば、何と3万円也の工芸品に生まれ変わるのでした。拍手! そして欲しい!(23/Oct/06)


外気導入 その2

7月12日の日記で、自宅ショールームの外気導入システム化計画を高らかに宣言しましたが、その後計画は着々と進んでいます、私の頭の中のみですが。
そうこうしている内に、新築時から薪ストーブを設置させていただいたお宅で、直接外気導入が出来ない機種のために炉台背後下部、ちょうど薪ストーブ本体後ろ側で、左右の足の間に外気導入口を設置いたしました。同じ空間にキッチンがあり、その換気扇による負圧から逃れるために薪ストーブ本体の給気口に近い場所に開口しています。
薪ストーブ本体に直接接続できないので、冬でも薪ストーブを使用しない時や、夏のエアコンによる冷房効果を損なわない様にと開閉式にしました。真ん中の丸いノブを回すと、放射状のスリットが開いたり閉まったりします。また、サイズも通常の外気導入ダクト径よりも大きくしました。
既に薪ストーブを設置しているお宅や、直接外気導入が出来ない機種への外気導入化のご相談も承りますのでお問い合わせください。
この新築のお宅の場合もきっと上手く機能してくれると思いますが、その結果をまたレポートしますのでしばしお待ちを。(27/Oct/06)


まさか!今年は暖冬か・・・

もう11月に入り、庭の南天にも赤い実がたくさん付きました。今年も残すところ2ヶ月となりましたが、皆様のところはぼちぼち寒くなってきましたでしょうか。
ここ大分県は山間部の最低気温こそ10℃を下回りますが、日中の最高気温は未だ20℃を超え、私なんかいまだにTシャツ一枚の日々で、薪ストーブライフの始まりはまだまだ先になりそうです。薪のストックを考えるとありがたい様な、あの炎の揺らめきに会いたくて早く焚きたい様な、揺れ動く乙女心のようです。えっ、気色悪い?
昨年の炊き始めが何時だったのか、この日記を見返してもはっきりとはしません。確か昨年は12月になってもポカポカ陽気の日が続き、このまま暖冬だったら・・・と夜も眠れなかった記憶がありますが、さてこの冬はどうでしょうか。
ここ数年、冬に寒くならないのはやはり地球温暖化の影響でしょうか。もしそうだとしたら、せっせと薪ストーブを焚いて、ささやかでも不完全でも、脱石油エネルギー生活を目指したいと思います。(02/Nov/06)


初火入れ

昨日は全国的に寒くなったようで、大分県下でも最高気温がグッと下がりました。
ここ別府市を見下ろす標高1375メートルの鶴見岳でも、山頂にて初雪を観測したそうです。いよいよ本気で薪ストーブシーズン突入ですね。皆様、乾燥薪のご準備は万全でしょうか。
薪ストーブオーナーの皆様は昨晩たぶん火を入れたことと思いますが、我が家でも昨日は夕刻から火を入れました。まあ、ご来店のお客様があれば夏でも火を入れてご覧いただきますから、厳密には「初」ではありませんが、「自分達のために」という意味では「初」薪ストーブとなりした。
火入れ前の室温は16度ぐらいでしたが、焚きつけから順調に大きな薪まで火が移り、ゆっくりと280度まで上げてからダンパーを閉めて1時間ほど・・・お風呂から上ると「暑っ!」 室温はすでに28度突破で、あえなく本日の薪ストーブ大会は終了となりました。
さあ、毎晩薪ストーブ大会だーっ! と思ったものの、本日の予想最高気温は22度だとか。うーん、しかたないので次の西高東低、冬型の気圧配置の日を待ちましょう。
初火入れにて何か異常がありましたら、すぐにご連絡のほどを。(08/Nov/06)


この斧ならケガしません

左の斧はグレンスフォシュ社スプリッティング モール 薪割り鎚で、重量は2.36kg
真ん中はホームセンターや金物屋さんでよく見かける和斧で、重量1.5kg
そして右側のビッグなのは、土佐の和斧で、重量何と、2.3kgです。
私もこんな大きくて重い和斧は初めて見ました。全重量はグレンスフォシュのそれよりも軽いのですが、刃渡りは少し長く、持った時のバランス的にも頭デッカチな感じです。それゆえ、振り下ろす時には加速度がついて、さらに破壊力が増すような・・・「もー どーにでもなれっ!」とヤケクソになっている人には持たせたくない一品ですね。
刃先の形状は一般的な和斧と変わりありませんし、刃の両側面に刻まれた3本と4本の筋もあります。柄の太さは軽い物と変わりありませんが、頭がすわるところ―ヒツと言いますが―はその重さに見合った太さになっています。
刃に刻まれた合計7本の筋には、「木を切らせて下さい」と森の神様と木の神様にお願いするおまじないの意味があり、その斧で仕事をすれば決してケガをしないのだとか・・・お問い合わせ待ってます。(13/Nov/06)
和斧 2.3kg   ¥10,500.- (税込み)
和斧 1.5kg     ¥6,800.- (税込み)
グレンスフォシュ 薪割り鎚 ¥16,275.- (税込み)


新型薪割り機 ブルー

新たに取扱いを始めた電動油圧薪割り機です。どうです、鮮やかなブルーのボディが澄み渡る里山の空にも似て、なかなか清々しいでしょう。
以前ご紹介した黄色いボディの薪割り機との外見的な違いは、全長が30センチほど短いことと、重量が8kgほど軽いことです。この手の機械の場合、軽いことが良いこととは限りませんが、単に長さを短くしたゆえの軽量化のようなので歓迎すべきでしょう。
性能面はというと、カタログデーター的にはそれ程違いはありませんが、実際に同じ原木をほぼ同じ条件で試し割りした結果、どうやらこちらの「ブルー」の方が若干力強いようです。
さらにイチオシの理由は、薪割り操作が片手で行なえる点です。「イエロー」の方はあえて両手で操作する事で手を挟む事故を防いでいたのですが、曲がった原木を割る時などは、薪を機械にホールド出来ずになかなか能率が上りませんでした。しかし「ブルー」は片手で安定しない原木を押さえながらもう一方の手でのレバー操作が可能ですから、作業がどんどんはかどります。
これまで斧で割り辛かった小口が斜めの物、枝や節のある物、曲がっていて薪割り台に立たない物なんかも、このマシンでバキバキ割って、どうぞボディカラーのブルーの様な清々しい気分になってください。(18/Dec/06)
電動油圧薪割り機 KT-155 \59,850.- (税込み)


シーズンズ グリーティングス '06

今年も当ホームページ恒例「クリスマス・スペシャル・ヘッダー」の時期がやってきました。
これから12月25日までの約一ヶ月間しかご覧いただけませんから、クリスマス気分を味わいたくなったらすぐにでもアクセスできる様に、「お気に入り」の最上段に加えて下さいね。
昔観たハリウッド映画なんかの影響でしょうか、私が思い浮かべるアメリカのクリスマスのホームパーティーといえば、窓の外には雪が降り、ケーキとシャンパン、大きなクリスマスツリーとその周りに置かれた色とりどりのプレゼント、そしてゆらゆらと燃える暖炉・・・と言う感じなのですが、皆さんは如何でしょうか。
映画に出てくる様な大きな暖炉じゃなくても、皆さんのお宅の薪ストーブだって充分気分を盛り上げてくれるはずです。この冬は気の合う友人や親戚なんかを招いて、薪ストーブを囲んでのホームパーティーなんかいかがですか。照明を少し落として、みんなで炎を囲んでの楽しいひと時を。(27/Nov/06)


お問い合わせフォーム

当ホームページ3年目の変革第一弾として、「お問い合わせフォーム」を設けました。
これまではお客様各自のメールソフトを起動していただいておりましたが、これからは「お問い合わせフォーム」欄をクリックしていただき、必要事項をチョチョイのチョイと打ち込んでいただくだけで、ずっと気軽で簡単にご連絡いただけるようになりました。
これを手始めに、当ホームページもこれからまだまだ変わりますよ、ちょっとずつですが・・・。変わらないのは薪ストーブに対する気持ちとホームページアドレスでしょうか。
基本的には48時間以内にお返事をさせていただきますが、それ以降も返事がない場合は、お手数ですが再度のお問い合わせをお願いいたします。
また、これまで通りメールやお電話でのお問い合わせも引き続きお待ちしています。
「お問い合わせフォーム」がお手軽だからって、いたずら投稿はおやめください。 店主
(04/Dec/06)


ピザストーン

久々にアクレイムの中でピザを焼きました。どうです、美味しそうでしょう。
美味しそうなピザではありますが、本日の主役はその下に見えるベージュ色の四角い板、その名前も「ピザストーン」です。大きさ24センチ角、厚さが7ミリほどある素焼きのタイル状の物なのですが、これにピザを載せて焼くと、とても美味しく出来上がるそうなのです。その秘密は、ピザ生地に含まれる水分をその素焼きの荒い表面が吸収するので、パリッと焼きあがるのだそうです。
本来はガスや電気のオーブン用ですが、オーブンに良ければ薪ストーブにはもっと良いでしょう、と勝手に決め付けてさっそく熾きがたっぷりの炉内へ。そのサイズもアクレイムにはジャストフィットで、パッケージに「薪ストーブのお供に!」と書けばもっと売れるはず・・・。
取りあえず一枚焼いてみた感じでは、まず生地がピザストーンに張り付くことはありませんでした。また、ピザ生地をあまり薄くすると水分が無くなり過ぎてせんべいみたいになりますから、少し厚めが良いみたいです。
味ですか? 早い話が本場イタリアの薪焚き石釜と同じ状態ですし、何と言ってもうちの奥さんお手製のピザですから美味しくない訳ないじゃないですか。(09/Dec/06)


原木情報

さあいよいよ薪作りの季節がやってきました。
チェンソーで切ったり、斧で割ったりする手間や労力をいとわない方でも、肝心の原木が入手出来なければ、その崇高な心がけも空回りですね。
また、山に薪狩りに行きたいのは山々だけど、トラックなどをお持ちでなくて途方に暮れている方も、今更軽トラックを買うなんて・・・ねぇ。
そこで、原木をご自宅の玄関先まで配達してもらう、というのはいかがでしょうか。
当店のお客様で、入手で困っている人達のためにも、とこれまた崇高なお考えの下、薪屋さんをお始めになった方が居られます。
今シーズンは原木のみのお取り扱いですが、チェンソーで切る必要がある長いままの物や、後は割るだけの玉切りもあります。配達もしますし、トラックやワゴン車などで引取りに行っても良いそうです。
薪作りのプロセス中、一番の難関である原木探しとその運搬の手間を省ければ、割ったり積んだりはレクレーションかレジャーみたいなもんです。炎で癒されるはずの薪ストーブなのに、原木探しでストレスが溜まる様では本末転倒ですから、次の冬用にご検討ください。
来るお正月休み、「おせちに飽きたら薪割りもね!」 詳しくは当店まで。(16/Dec/06)


最後のリンゴ薪

毎年同じ質問ですが、クリスマスはいかがお過ごしでしたか。
私はキリスト教徒ではありませんし、イブに全てを賭けるような若者でもありませんから、なにも特別なことはありませんでした。ただ、薪ストーブオーナーになってからは、一日中リンゴの薪だけを焚くぐらいでしょうか。
それとて、リンゴ薪が豊富にあれば毎日でも焚くのですが、残念ながら2年間前に作った物があと少しだけという理由からですけど。
毎年何となく続けている「イブはリンゴ薪」も来年からは赤信号が・・・。実はリンゴ薪の供給元である地元唯一のリンゴ園に、この度めでたく薪ストーブが設置され、剪定、更新されたリンゴの木は自家消費されることになりました。すると当然「リンゴの原木は、もうあげられないよ」となりますね。うー、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちです。
という訳で、恒例のリンゴ薪狩りを心待ちの皆様、残念ながら今年は開催不可能となりましたので、謹んでここにお知らせいたします。もしここのリンゴ薪をまだお持ちでしたら、どうぞ大切に焚いてください。(26/Dec/06)


蛍の光

いよいよ2006年も終わろうとしています。
毎年同じことを書いているような・・・しかしやっぱりこの一年を振り返ると、昨年よりは忙しく過ごせました。また、たくさんの方々と出会うことができ、「すばらしい薪ストーブライフ」実現のお手伝いが出来ました。
当店の知名度も新聞広告等で少しずつアップして、たくさんの方々に名前を覚えていただき、またご連絡を戴く様になりました。ヤフーなんかの検索順位も順調に?アップしちゃいました。
今年の「九州薪ストーブ日記」は、出来るだけ薪ストーブにまつわる話題を、と心がけました。その結果、更新ペースはすっかり落ちてしまいましたが、少しは皆様のご参考になったと思っていますが、いかがだったでしょうか。「九州薪ストーブ日記」についてのご意見、ご希望、励まし、まさかのお叱り等は「お問い合わせフォーム」からで結構ですので、どんどんとお寄せください。
本年も本当にありがとうございました。そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年は5日からの営業です。「おせちに飽きたら薪ストーブ見学もね!」 ってまたか・・・
では皆様、よいお年を。(30/Dec/06)


謹賀新年

皆様、薪ストーブを囲んでのお正月、いかがお過ごしでしょうか。
昨年とはうって変わって暖かい新年ですが、どうやらこの冬はとうとう「暖冬」のようですね。地球の反対側で勝手に発生する「エルニーニョ」とやらがとっても恨めしいやら悔しいやら。
といったところで、今年の抱負を・・・相変わらずですが、今年も薪ストーブにまつわる様々なことを真面目に、そして真剣に楽しもうと思っています。安全で間違いの無い設置をされた薪ストーブでなければ、お客様は楽しいはずありませんし、お客様が楽しければ、私たちも楽しいはずですから、安全を全てに優先させていきたいと決意しています。
今年も皆様に良いことがたくさんあり、さらに薪ストーブにまつわることで事故やケガが無い様に、薪ストーブを中心に家族皆で楽しく幸せな時間を送れます様に・・・と願っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。(01/Jan/07)


やっと降りました

ここ別府市街地にも日曜日の朝、初冠雪がありました。
昨年は12月6日の初雪、初冠雪でしたから約1ヶ月遅れですね。夜のうちに降り積もりましたが、量的には少なめで、「一面真っ白け」とはなりませんでした。しかしまあ、やっと何とか冬らしくなったというところでしょうか。
「待ってましたー」とばかりに薪ストーブ全力運転で迎え撃ちましたが、日中はグングンと気温が上がり、雪もアッという間に消えうせて、やむなくいつもの省エネモード運転に切り替えです。しかし、しばらくは寒気団が居座って朝晩は冷え込むとのことですから、薪ストーブもいよいよ本領発揮というところでしょうか。全国的にも寒くなったようですので、皆様のところも同様の天候でしょうから、さあ思う存分焚いてくださいね。
昨夜も薪を目一杯詰め込んで、薪ストーブの側で寝ましたが、夜中の3時頃にいやな汗をかいて目覚めてしまいました。いえ別に悪い夢を見たわけじゃなく、暑くて暑くて目が覚めたのでした。眠気まなこに映る温度計の針は、すでに30度を突破していました。はー、やれやれ・・・。(09/Jan/07)


田渕義雄氏のコラム

ファイアーサイド社のホームページに、薪ストーブ大学総長にして薪ストーブや田舎暮らしの著書をたくさん執筆しておられる、田渕義雄氏のコラム「きみがいなければ生きていけない」が連載され始めました。
「きみ」が「君」じゃないところに訳がありそうですが、記念すべき第一回目のコラムは、ご自身愛用のアンコールとイントレピッドへのラブレターといったところでしょうか。
一回目を読んだ直後から、早くも二回目が待ちきれない私ですが、そんなに頻繁に更新しなくて良いですから、ぜひずーっと続けて欲しいと思います。田渕さん、楽しみに待っていますので、よろしくお願いいたします。
皆様もぜひファイアーサイド社ホームページからアクセスして、このコラムを読んでみてください。悔しいですけど、この「九州薪ストーブ日記」よりずっとためになるかも・・・。(15/Jan/07)


ウェルカム トゥ マイ ショールーム

懸案だった自宅ショールームの看板がついに出来ました。
ついにとは言っても、本チャンの看板を出すまでの臨時看板です。取りあえず我が家を発見していただくためにと作り、たぶん目立つであろう道路に面したウエスタンレッドシダー製のフェンスに貼り付けましたが、うーん、なかなかいい感じじゃないですか。えっ、自己陶酔?
この看板を見かけた数人の知り合いにも「色の感じがなかなか良いじゃない、よく目立つよー。」とか「これで商売繁盛間違いナシやねー。」とか言われてついつい調子にのってしまい、「取り敢えずの物なんですよー」とか言い出せなかったりして。もしかしたら、このままなし崩し的にピンチヒッターがレギュラーの座に落ち着きそうな予感が・・・。
まあ、しばらくはこれで行こうと思いますから、当ショールームにお出掛けの際は、屋根のレンガ張り煙突と庭の薪棚とフェンスに張り付いたこの看板を目印にお越しください。お待ちしております。
そうそう、当店のご近所で「フエゴって薪ストーブ屋さんは何処ですか?」とお尋ねになっても、たぶん「そんな店聞いたこと無いねェー。」と言われるでしょう。申し訳ありませんが灯台元暗しってことで、なんとか自力でたどり着いてください。よろしくお願いします。(20/Jan/07)


バヤ コン ディオス!

家族ぐるみで仲良くお付き合いしていたご一家が、お父さんの転勤で年明け早々に引っ越して行かれました。
子供の歳が同じだったり、お互いにアウトドア志向だったりということで、ダッチオーブンパーティーなんかもやりましたが、最後は我が家の薪ストーブを囲んで、鍋やパスタやお得意の薪ストーブピザでパーティーを開いて別れを惜しみました。
そんな仲良しご家族と、新しい年に新しい生活が始まった人達に、スペイン語の旅立つ人へのはなむけの言葉を送りましょう。
Vaya con Dios! (バヤ コン ディオス!) 日本語では「神様と一緒にお行きなさい」という意味ですが、「神様に守っていただけるように」、すなわち「ご無事で」となるでしょうか。新たな地にて無事で幸せに暮らせますように、と願っています。
ついでにといっては御利益が無さそうですが、薪ストーブと共に過ごす日々や人生を旅に例えて、この日記をご覧の皆様にも送りましょう。「これからも長く続くであろう薪ストーブライフが、どうか事故無く無事に送れますように・・・Vaya con Dios!
いまだ雪の無い鶴見山、扇山をのぞみながら (26/Jan/07)


コレクターか!

どうです? たくさんあって羨ましいでしょう。
って、薪ストーブの天板にたくさんのサーモメーターが並んでいますが、別にいっぱい持っているのを自慢しているわけじゃーありません。
実は当店販売用の物を我がアクレイムの天板で一個一個の個体差、メーター誤差を測定し、その数値を添えて販売するために並べているのでした。
一個のメーターに慣らしを兼ねて数日間測定するのでまだ数個しか仕上がっていませんが、わずか数個でも30℃少なめに表示するものから、50℃多めに表示するものまで、その振幅の幅はなんと80℃もありました。
10℃くらいの誤差なら運転にそれ程支障は無いでしょうが、50℃もあると正しい二次燃焼の管理は困難でしょう。「ちゃんと温度計を見ながら運転しているのに、ちっとも暖かくないわ・・・」(高めに表示)とか、「どんだけ薪をくべたら300℃になるんやーっ!」(低めに表示)なんてことが無いように、ほぼ正確に温度が判るメーターをお渡ししたいと思います。
あまりシビアになるのもねぇ、とも感じますが、ほぼ正確な温度計で大らかに薪ストーブライフをエンジョイしましょう。 (02/Feb/07)


ケンカ売ってるわけじゃ・・・

1月15日の日記で、ファイアーサイド社のホームページにて田渕義雄氏のコラム連載が始まったことをお知らせしましたが、今度は社長であるポール・キャスナ−氏のコラム「ポールのカントリー知識」の連載が始まりました。
同時にアウトドア料理コーディネーターの鈴木道代氏のコラム「薪ストーブクッキング」、ファイアーサイドのブログ「〜四季のコラム〜薪ストーブの故郷から」も始まり、トップページがいっぺんに賑やかになりました。
これまではフ社のサイトを訪れる度に、「いつ見ても代わり映えがしないよねぇ」(失礼!)と感じてクリックする指も重かったのですが、これからは田渕氏のと合わせて4つのコラムが展開するわけですから、指も軽やかに、そして頻繁に訪れたいと思います。皆さんもどうぞ訪れてみてください。
週に一度覗けば、4つもあるコラムの内のどれか1つは更新されているはずですから、とっても楽しみですね・・・・と軽くプレッシャーを掛けつつ、ささやかながら当サイトも「代わり映えしねぇー」と見捨てられないように頑張って更新していきたいと思います。
会社やサイトの規模や内容はともかく、更新頻度だけは負けません! 乞うご期待!(07/Feb/07)


薪狩りの会'07

11日の日曜日に,今シーズン初の薪狩りの会を開きました。
別府市内某お寺さんの敷地内でしたが、日程が急遽決まったことと、肝心の樹種が「くすのき」と「イチョウ」と「桜」が少々と、あまり心を揺さぶらないためでしょうか参加者も少なくてのんびり穏やかな薪狩りパーティーとなりました。
少ない参加者の皆様も、樫、クヌギの山ならまだしも、大量とはいえ割り辛い「くすのき」や針葉樹のような広葉樹のような良く判らない「イチョウ」相手では、静かに燃えるオーロラ燃焼の炎の様な淡々とした作業風景した。
割り辛いのならばと割らずに済む太さの部分だけを選んで刈って、午前中の3時間で軽トラックにすり切り一台分ほどはお持ち帰りになったでしょうか。ここ九州大分県の気候では少なくとも3週間分はあるはずです。しっかりと乾燥させてくださいませ。
そうそう、「イチョウ」は落葉する針葉樹なのだそうです。薪としてはどうかって? ええ、乾燥していればよく燃えますし、火持ちもまあまあのようです。やっぱり大切なのは乾燥ですよ、カンソウ。
次こそは、樫やクヌギが山ほど積まれている場所をなるべく早めにご案内いたします。そんなウマイ話に在りつけますように、とお祈りしながらどうぞお待ちください。(13/Feb/07)


ストーブサーモメーターについて

2月2日号に引き続き、サーモメーターについてお話します。
このサーモメーターをひっくり返してみると、バイメタルという金属で出来た渦巻が確認できます。このバイメタル、見た目の割には結構高機能で、まあ詳しいことは他に譲りますが、今やハイテクの塊と化した自動車なんかにも使われているはずですが・・・。
これまでに数個のサーモメーターを測定した結果、50℃も誤差があるのは稀で、優秀な物は250℃辺りでほぼ正確、誤差があっても10から20℃というのがほとんどでした。
プラスまたはマイナス10から20℃の誤差というのが多いか少ないかは意見の分かれるところでしょうが、ローテク丸出しであるゼンマイの様な物の先に針を付けただけのメーターで、最新ハイテクの赤外線放射温度計との誤差が10%ぐらいなら、「おーっ、なかなかヤルじゃないか・・・」と拍手を送りたい気分ですが、皆様いかがでしょうか。
大分県一正しい温度が判るストーブサーモメーター 税込み¥3,675. 発売中!(19/Feb/07)


ウマイ話に在りつきました

前々回の日記以来、ずっとお祈りしていた原木情報に在りつきました。
大分市内の薪ストーブユーザー様から「市内に伐採された物が大量にあるので、欲しい方はどうぞ」とありがたいご連絡をいただき、その場所の近くにお住まいの薪ストーブオーナーの方々に情報をお送りいたしました。
当日私は煙突工事が入っていて残念ながら行けませんでしたが、集まった方々のお話では、採りきれないほどの量の樫や雑木の舞い踊り状態だったそうで、今後もお休みの度に採りに行かれるとか。くれぐれもケガや事故の無い様にして、感謝しながら全て採り尽くしてくださいね。
そしてやはり大分市内の他所で「樫や雑木が舞い踊っている!」との情報をいただいています。お近くのユーザー様には既にお知らせしていますが、「聞いてないよー」という方や、「ちょっと遠いけど参加したい」という方は至急ご連絡のほどを。
今年の冬は暖かくて、どちらにお住まいの皆様も薪の使用量はグーンと少なかったと思いますが、ここで油断してはいけません。今度の冬はメチャクチャ寒くなる予定ですから(私的に)、薪の準備だけはくれぐれも怠り無き様。(22/Feb/07)


春一番が吹いてしまいましたが

先日、14日のバレンタインデー未明に、ここ大分でも春一番が吹いてしまいました。
昨年はついに春一番が吹かなかったと記憶していますが、今年は例年より20日から1ヶ月ほども早く吹き、気温もさらに上がりました。 春一番が吹いたうえに、黄砂も観測されたようですから、いよいよ年貢の納め時、薪ストーブシーズンも終わりでしょうか。
悲しいい気分を抑えつつ、昨年の今頃のこの日記をコロコロ(ホイールマウスの音)と見返していると、おーっ、 「3月11日頃から真冬並みの寒波襲来」とあるじゃあーりませんか。前代未聞の暖冬に暗たんたる思いの日々でしたが、雲間から一筋の光が射した気分です。
・・・とか何とか言ってたら、一昨日から久しぶりの寒気がいらっしゃいました。パチパチ。
その日に今シーズン3ヶ所目の薪狩りの会を行いましたが、何か作業をしていないと風が冷たくて体がブルッと震えるくらいでした。 また昨日も気温が10度まで上がらず、日曜日という事もあって終日運転した方も居られたのではないでしょうか。
暖かい冬や冷たい夏など、異常気象はどちらに振れても困ります。この暖冬が地球からの警告と受け止めて、 愛する薪ストーブでささやかながらも気負うことなく、脱化石エネルギー生活を実践しようではありませんか。(26/Feb/07)


艶めかしい薪

写真に写っているのは、樹皮がきれいさっぱり取れてしまったクスノキです。
樟とも表記しますが、そう、防虫剤である樟脳の原料となる樹木です。よく「薪棚にクスノキを積んでおけば他の薪にも虫が来ないよー」とマコトしやかに言われますが、ご覧のようにこのクスノキのみを好んで食べる虫がいるようです。
桜、クヌギ、樫、柿などの樹木と一緒に積んでいた中で、このクスノキだけがやられていました。見た目は何とも無いのですが、ひょいとつかむとバラバラと皮が取れてしまい、白く艶めかしい?ヌードとなってしまうのでした。
何という虫なのか判りませんが、敢えて生存競争のライバルがいないクスノキを好物とするなんて、賢いというか逞しいというか自然の驚異というか・・・久々のディスカバリーチャンネルな発見でした。
さしずめ件のクスノキ大好き虫の最大のライバルは、樹種をあれこれ選り好みしない薪ストーブオーナーということになるでしょうか。先日もゴッソリとクスノキを刈ってきましたから、早く割って、ちゃんと積んでクスノキ大好き虫に食べられない様にしなければ。
いつもの他力本願ですが、この虫のことをご存知の方、ぜひお教えください。(03/Mar/07)


桜の倒木予想日

昨日、気象庁より桜の開花予想日が発表されました。
大分市は3月25日で、昨年よりも2日遅く、例年の平均よりも2日早いのだとか。
一方、規制緩和で民間でも気象予想が可能となり、一番メジャーであるウェザーニューズ社も開花予想日を発表しましたが、こちらは気象庁よりも一週間ほど遅くなるとのことでした。お互い自信を持って予想しているようですが、さて軍配はどちらに上がるでしょうか。
薪ストーブオーナーとしましては、開花予想だけじゃなく、老いて倒れそうな桜を予想して教えてくれるところがあれば、こんなありがたい事はありません。それが判れば、強い風が吹くたびにチェンソー抱えて出動するのですが・・・。ちょっとぐらい予想日がズレたってぜんぜん文句は言いませんから、是非お願いしたいなぁ。
本日の話題からして桜のつぼみの写真でも・・・と思いましたが、生憎近所の桜の木は昨年切り倒されてしまいましので、代わりにその切り倒された幹の写真を貼りましょう。お察しの通り現在は私の薪棚にきれいに割られて静かに並んでおります。あ、そこの貴方、よだれ出てますよ、ヨ・ダ・レ。(08/Mar/07)


スマートホルダー

この冬は例年よりちょっぴり多めに薪狩りの会が行われました。
そんな薪狩りの会などで幸運にも原木をゲットした後は、切って割って積んで乾燥させなければなりませんが、そのうちの玉切り作業に持って来い、太鼓判お助けアイテムをご紹介いたしましょう。
スウェーデンのメーカー企画、中国製造の「スマートホルダー」といいまして、切断したい木を腰の高さでホールドしてくれる物です。直径25ミリの枝から何と230ミリの幹まで噛み付きますから、いわゆる「割ごろ」の太さの物でもじゃんじゃん玉になって行きます。
地面に置いた木を切るための不自然な姿勢による腰や手足の疲労や、事故、怪我の危険性がぐーんと減りますし、思わず地球を切って、チェンソーの刃を痛めてしまうこともありません。
実際に使った感想は、「おおっ、これは!」で、生憎玉に切っていない木が3本しか無く「もっと切りたいのにィー」と声に出してしまう程良かったです。激お勧めです。
メーカーのサイト www.agma.com にて動画もチェックできますし、当店にもデモ用の実物もありますので、お気軽にお問い合わせください。(12/Mar/07)


これが最後の寒波かな

遅ればせながら、またまた寒波がやってまいりました。
昨年も11日頃から最後の寒波によって雪が降り、山間部の道路にチェーン規制が出たりして、最後の薪ストーブ全開運転を楽しんだと記憶しています。
さらに一昨年にはもっと遅い25日あたりにドカンと降ったと記憶していますから、何だかんだ言いながら、南国九州の大分県でも毎年この頃には最後の雪が降るのです。改めて「自然というものは大したもんだなぁ」と再確認させられますね。
本日の写真は地元別府のシンボル、扇山と鶴見山ですが、1月26日の日記の写真とが入れ替わっているんじゃないの? と思わせるような状況です。さらにこの山々の向こう側は、すでに春の野焼きを終えて真っ黒な草原が、一面真っ白な雪景色なのでした。
これくらいの軽い寒波で、かつ日常生活があまり深刻な事態にならない限りは、またまた薪ストーブを思いっきり焚けるぞー・・・と素直に喜び、薪ストーブの神様に感謝しながら、シーズン終盤の薪ストーブライフをエンジョイしましょう。(16/Mar/07)


メールが不調でした

お客様からのご指摘で、当店メール機能のトラブルが発覚いたしました。
ここ1、2週間程の間、当店へメールやお問い合わせフォームをお送りいだいた方で、送れないとか返事が無いという事態になった方は居られませんでしょうか。
昨年末よりのパソコントラブルで、メインのパソコンからバックアップ用のノートパソコンへの引越し、再セットアップしてまた元に戻す引越し等がスムーズに行かず、一時期空白の状態があったようです。申し訳ありませんでした。
現在は順調に機能していますので、「連絡したのに返事が無かったぞー」という方は、大変お手数ですが、その旨をお書き添えのうえ、再度ご連絡いただければと思います。よろしくお願いいたします。
今後はこの様な事が無いように万全を尽くしますので、どんどんメールください。待ってまーす。(19/Mar/07)


建築廃材を焚いてみました

よく「建築廃材は焚いちゃ駄目ですか・・・」と聞かれます。その都度「やめたほうが・・・」とお話していますが、本当に駄目なのか? 実験的に廃材ばかりを焚いてみました。
釘穴の跡も痛々しい角材、実はバーモントキャスティングス社のアンコールを載せ、遥々アメリカから船に揺られて当店まで辿り着いたパレットを分解、切断したものを実験材料としました。樹種は不明ですが、年輪の大きさから針葉樹であることは間違いなさそうです。もちろん釘などは全て抜いていますし、乾燥も完璧で、「シュー」とも「ジュー」とも音はしません。
普段通りに焚き付けて、大割り薪の代わりに断面が約100ミリ×65ミリ、長さ350ミリ程の物を3本投入すると・・・。見る見るうちに火が回り、ガラス一面火の海です。ガラスからの輻射熱もガンガン来てます。来てます。
景気よく燃える炎そのままに温度の上昇も早く、広葉樹の薪より短時間でトップ温度が280度になってダンパーを閉めました。あまり急激に温度が上がらないような廃材の量と給気の量、ダンパー操作のタイミングに注意しなければと思いました。
火持ちはやはり短めで、どうしても薪の投入回数は増えますが、チョコチョコ火をいじっていたい私としては、むしろメリットかもしれません。しかし朝までの連続運転となると温度管理も含めて難しいだろうと感じました。
一番心配な煤の量ですが、燃焼中の廃材その物からと、煙突から出る煙の状態は広葉樹薪とあまり違いはありませんでした。煤の量は数回の使用ぐらいでは差が出ないでしょうが、後日煙突掃除後の日記にて感想を記します。
廃材の乾燥が完璧で、燻らせずに完全燃焼を心掛け、煙突掃除を怠らなければ、何とかなるかも知れませんが、やはり廃材100%ではなく、広葉樹薪と上手に混ぜて使うと良いのかなと思いました。
ただ、防腐剤が塗られていたり注入されている廃材は避けましょう。悪臭や有毒ガスが発生するかもしれませんし、薪ストーブ本体を傷めるかもしれませんから、その様な廃材は使わないほうが賢明でしょう。
最後は見た目や感覚の領域ですが、やはり柱や梁の切れ端では、丸太を割って作った薪の姿形には敵いませんね。建築廃材は「やむを得ず使う物」と割り切って、さあ頑張って薪作りに精を出しましょう。(24/Mar/07)




やっぱり温度計コレクターやん!

以前の日記でストーブトップに並ぶたくさんの販売用のサーモメーターをご披露しましたが、今日は正真正銘、私のストーブサーモメーターコレクションをご披露いたしましょう。
こうしてみると結構いろいろあるんだねえ、と思われるでしょうが、これで全てではありません。他にも国内の取り扱いがなくなったものや、中身まったく同じだけど台紙のデザインが違うとか、台紙までほぼ同じだけど品番が違う・・・というような、コレクター魂を揺さぶるアイテム?も。
下段中央のアンデルセン社ストーブにもれなく付いてくる大柄なRUTLAND社製の物を除けば、メーターのサイズや形はもちろん、台紙のサイズまでほとんど同じです。まあメーター自体は殆どが同じ所の製品みたいですから、それ程不思議なことではないのかもしれませんが・・・。
新宮商工より発売のスイスはルーガー社製のサーモメーターは高くて買えませんが、高価なだけあってかなり正確なようです。ひがんでいる訳じゃありませんが、外見や文字盤のデザインはややメカニカルで、おおらかな薪ストーブとの相性はいま一つのように感じるのは私だけでしょうか。そのうちファイアーサイド社から「おおらかな薪ストーブライフ」にぴったりなデザインなのに超正確な物が発売されたりして・・・おっといけません、ではまた。(30/Mar/07)


今年最後の寒気団

先月27日の夜に焚いて以来暖かい日が続き、どうやら今シーズンは終りかな・・・と思っていたら、やって来ました寒気団。
大分県でも山間部は雪が降り、チェーン規制も出されました。3日火曜日は湯布院にて煙突工事をしていましたが、雪からみぞれ混じりの雨となり、濡れてしまって寒くて寒くて・・・。帰宅後すぐに薪ストーブに火を入れました。1週間ぶりに炎を眺めましたが、あー、やっぱりいいですねぇー薪ストーブ。至福のひと時です。
これがこの冬最後の寒気だとすると、結局暖冬となってしまったこの冬の我が家の薪使用量は、いつものシーズンと比べると20から30パーセントほど少なかったでしょうか。余った3割りほどの薪が邪魔で邪魔で・・・って、まだシーズン真っ只中の地方の方からヒンシュクを買いそうですが、「薪が底を尽いたとしても、やっぱり寒い冬のほうが良かったなー」と思わされました。
今年の持ち越し分を含めると、次のシーズン用薪の在庫はたっぷりですから、どんだけ寒波が来てもOKです。そーとー気が早いですが、どうか次は寒い冬でありますように。(05/Apr/07)


煙突掃除をお忘れなく

この冬最後であろう寒気も過ぎ去り、薪ストーブに火を入れない日々が続いている皆様、または一年中でもオレンジの炎が恋しい気分の皆様、当地別府春の恒例行事、「扇山火まつり」の写真でどうぞ癒されてください。
この火まつり、京都の大文字焼きなどと同じ様な山の野焼きで、本来は4月3日に行われる予定でしたが、思わぬ寒波によるみぞれや雨で草が濡れてしまい、5日に順延となって無事開催されました。
デジカメを高度に使いこなせば更に美しさが伝わるのでしょうが、残念ながらその腕を持ち合わせません。百聞は一見に何とやら、実際にご覧いただければもっときれいですから、ぜひこの時期に別府へお出掛けください。
翌日の朝には市内いたる所に焼けた草の真っ黒な煤が飛来していました。年に一度の名物である野焼きの煤ゆえ誰も文句は言いませんが、これが我が家の煙突から出た煤だとしたら・・・ご近所中で大騒ぎとなるでしょうね。薪ストーブオーナの皆様、次の薪ストーブシーズンまでにくれぐれも煙突掃除をお忘れなく。(10/Apr/07)


グレンスフォシュ斧値上げ

緊急のお知らせです。薪作りの必需品、グレンスフォシュ・ブルークス社の斧が5月1日より値上げとなります。
値上げ幅は15%から29%近いものまで製品によってバラツキがありますが、当店売れ筋の
「大型薪割り」で税込み14,700円が4,100円アップの18,800円に、
「薪割りモール」は同じく16,275円が4,500円ほどアップの20,800円に、
「薪割り楔」は同じく7,350円が1,850円アップの9,200円に値上げされます。
同社の製品は1年半ほど前にも値上げされていますが、今回の最高で29%の値上げというのはすごいと言うか何と言うか、とにかくかなりの数字、値上げです。
グレンスフォシュの斧をご検討中の方が居られましたら、現在当店在庫分はもちろん、今月22日までにご注文いただきました分についても、発注確保できました分は現行価格にてお世話させていただきますので、すぐにご注文の程を。あまり時間の猶予はありませんが、よろしくお願いいたします。(12/Apr/07)


薪ストーブライフ創刊

「薪ストーブユーザーの薪ストーブユーザーによる薪ストーブユーザーのための専門誌」というキャッチフレーズのもと、世界初の薪ストーブ専門誌(とのこと)、「薪ストーブライフ」が創刊されます。
内容の一部紹介すると・・・
・世界初!薪ストーブの詳細な解説と評論、試焚  ・ユーザー予備軍のための薪ストーブライフはじめの一歩  ・ベテランの使うテクニックを盗め!  ・あなたのトラブル解決します  ・チェーンソーを安全に使うための誌上講座  ・薪ストーブで作るからこそ美味しい料理の紹介等々、ユーザーはもちろん、いつかはユーザーにも参考になる記事が満載みたいです。
薪ストーブユーザーやこれからユーザーの方々に正しい知識を得て欲しいとの方針には諸手を挙げて大賛成です。私的には「試焚」っていうのが何かスゴイなと思いますが、はてさて一体どんな内容になるのでしょうか。
先ずは4月と10月の年2回の発行ということですが、その後バンバン売れれば年4回の季刊になり、さらに売れれば2ヶ月ごとの隔月間、そしてめでたく月刊に・・・なるといいですね。発売前から気が早すぎでしょうか。
価格は1,500円とのこと、発行元のウェブ http://mokuzitusya.jp からも注文できる様なので、皆で買ってめざせ月刊化!(17/Apr/07)


ハスクバーナTシャツ

毎年恒例となりましたユニクロの企業コラボTシャツが発売されています。
一昨年は薪ストーブのヨツール社、昨年はチェンソーのスチール社と来て、さて今年はどのメーカーがコラボっているのかなと見渡しましたが・・・残念! 今回は薪ストーブやそれにまつわる企業のTシャツはありませんでした。
Tシャツのコレクションが出来なかったことと、この日記ネタが無くなったことにがっかりしていると、捨てる神あれば何とやら、カジュアル衣料のRight-on(ライトオン)から、スチール社と世界のチェンソー人気を二分するハスクバーナ社のコラボTシャツが発売されているじゃありませんか! ワラにもすがる思いで近くのライトオンに駆けつけました。
色やデザインは数種ありましたが、同社のウェブ上でも現在は紹介されていませんから、もしかしたら店頭在庫のみかも知れません。ハスクのチェンソーやバイクをお持ちじゃなくても、欲しい方はお店にお急ぎください。
さて、来年はどのメーカーのTシャツに出会えるでしょうか。って言うか、薪ストーブ関連の企業物が発売されるでしょうか。もしも薪ストーブ関連物がどこからも発売されない様なら、いっそフエゴのTシャツを発売してしまいましょうか。えっ、そんなもん要らんって?(23/Apr/07)


自然の取り分

以前の日記で我が家の薪棚のクスノキが食べられた事を書きましたが、日記をご覧になった方から「それはハンノキキクイムシでは・・・」とのメールをいただきました。
その時は幼虫を発見できませんでしたので、虫の種類の確定は出来ませんでしたが、樹皮に小さい穴が沢山開いていて、その周辺がパウダー状の木の粉だらけだったので、おそらくハンノキキクイムシだったのでしょう。N様、有益な虫情報ありがとうございました。
そして先日、別の薪棚にて薪の積み替え作業中に右の虫に遭遇しました。どう見てもカミキリムシの仲間のようですが、ネット上で調べた限りではその詳しい種類や名前は判りませんでした。きっとこの薪棚の薪を食べて成虫となったのでしょう。翌日にはもう姿がみえませんでしたが、今頃はパートナーを見つけて愛を語っているかもしれませんね。
昔の広告で、ウイスキーがその醸造中に蒸発して目減りする分を「天使の取り分」と称しているのを見たことがあります。そのフレーズとマインドにとても共感した私としては、薪を乾燥させる間、極少量をこれらの虫に食べられるくらいは「自然の取り分」と称して、大目に見ることにしています。ただし、人間や家屋に害の無い虫に限りますけど・・・。(28/Apr/07)


煙突掃除シーズン突入

皆様、ゴールデンウイークはどの様に過ごされましたでしょうか。
ここ別府市は観光地なので、連休中は県内外から多くのお客様が訪れますから、地元民はあえて移動を控える傾向がありますが、仕事で移動せざるを得ない人はあちこちで起こる渋滞に巻き込まれてそれはもう大変です。
特に人気の湯布院や昨年九重町に出来た日本一の大吊り橋周辺では、数キロの渋滞が起きたようです。本当は九重町辺りの薪ストーブユーザー様のお宅に煙突掃除やメンテナンスに訪問したかったのですが、連休中はあえて避けました。
煙突掃除といえば、シーズン終了後の連休から梅雨前までが掃除に適した時期でしょうか。梅雨時期は雨の中屋根に上がるのは危険ですし、、その後の真夏は暑くて暑くて、屋根上はフライパンの上を歩くがごとくですから、「出来れば避けたいなー」が本心です。
秋から薪ストーブシーズンインまでの時期もまた、煙突掃除に適しています。空気は乾燥していますし、使用直前のトップ周りのチェックにもなります。それに晴れ渡る秋空の下、屋根の上から見る下界の景色はまた新しい感動や発見が・・・決して大袈裟じゃありませんよ。
秋に煙突掃除を予定している方でも、梅雨前には炉内の灰を抜いておきましょう。灰を残したまま梅雨を過ごすと灰が湿気を含み、炉内の鋳物を錆びさせてしまいますから。ご用心、ご用心。(07/May/07)


グレンスフォシュ・ブルークス

5月になり、まるで初夏の様な日々ですが、まさか薪ストーブに火は入って・・・
余程寒い地方で無い限り、薪ストーブシーズンはもう完全に終わりでしょうね。次の冬まで炎の揺らめきとはしばらくお別れです。
また、グレンスフォシュ社の各種斧が1日から値上げとなってしまいました。この日記にて値上げのお知らせをしてからパタパタと駆け込みのご注文を頂きました。ありがとうございました。
当店での一番人気、薪割りモール 品番450はあと数本在庫がありますので、旧価格にてご提供出来ます。どうしようかと迷いながら、とうとう5月を迎えてしまったあなた、まだ間に合いますので、今すぐご注文を。
真夏の薪割り作業は、冬のそれに比べると2倍の労力を必要とする感じです。その暑さゆえ汗をダラダラと流し、思考回路はボーっとしてきますから、単純なミスも起こりがち。斧 プラス 単純なミス イコール 大ケガ ですから、本格的に暑くならない今のうちに薪割りを終えましょう。もちろん薪割りの相棒は、フエゴの旧価格のグレンスフォシュ・ブルークスでね!(11/May/07)


煙突が2本も

先日施工させていただいた新築邸の屋根の上です。
割り石を貼った堂々の煙突が2本見えますが、デジカメを持つ手がブレて二重に写っているわけじゃありません。こちらのお宅は二世帯住宅で、1階リビングと2階リビングそれぞれに薪ストーブが座るのでした。凄いでしょ。
もし私が今から二世帯住宅を新築するとしたら、絶対同じ様に2台設置します。一階リビングの薪ストーブはメインなので燃費の良い触媒機を、二階はより炎を楽しむためにクリーンバーンモデルを、とそれぞれ違うタイプの薪ストーブを設置すれば、二通りの違う炎や焚き方を楽しめるのですから、考えただけでニヤニヤしてきます。あーっ、羨ましい!
ただ、薪の消費量は単純に2倍ですから、薪集めも2倍の努力が必要ですし、薪棚も2倍必要ですが、色んな炎が楽しめるのなら、そんなの何とでもなりますよ・・・と、こちらのオーナー様にはお話しています。さあ、この時期こそのんびりとはしていられませんよ、薪作り頑張ってください。
今更自宅新築は無理ですけど、そうとなればちゃんとしたショールームを建てたいですね。その夢がめでたく実現した時には2台とは言わず、3台でも4台でも焚けるようにしますよ、絶対に。お楽しみにね・・・って、さて、いつの事やら。(16/May/07)


薪棚探訪 その一

住宅を建てるような立派な柱で作られた薪棚です。薪棚と言うより、薪小屋と言ったほうが良いかもしれませんね。
写真では判りにくいのですが、奥行き方向には1メートル以上ありますから、45センチ級の薪でも前後に2列並べられます。この小屋なら乾燥薪満タンで約4立方メートル以上は入りますから、隣の小さめな小屋の分と合わせれば、この辺りでの1シーズン分の薪を充分にストックできそうです。日当たり、風通しも最高でした。
こちらの薪小屋の様に前後に複数列並べる場合は、お日様の当たらない側の薪のために列と列の間を10センチ程でも開けて、風が通る様に隙間を作りましょう。さらに半年ほど経過後、薪の積み替え、ローテーションをすると完璧でしょうか。ちょっと大変な作業になりそうですが・・・と、ここまで書いてパッと閃きました!
コンビニの飲料品冷蔵庫の様に、前方から乾燥した薪を取り出すと、後ろに積んだ割りたての薪が自動的に前側に移動してくる薪棚なんてどうでしょうか。乾燥具合のバラツキも少なくなりますし、薪の積み替え作業も楽々です。さあ、誰か開発しませんか。うまいこと作って特許なんか取れば、もう一生「ひだりうちわ」です・・・かな?(23/May/07)


薪ストーブライフ誌販売中

以前お知らせしました日本初の薪ストーブ専門誌「薪ストーブライフ」はもうご覧になりましたでしょうか。
えっ、まだ見ていませんか? 創刊されたばかりで知名度が低いことと普通の書店に並ばないことで、なかなか入手しづらいのかもしれませんね・・・ということで、当店にてまとめて入手、お世話させていただく事にしました。
薪ストーブオーナー様はもちろん、この冬までに薪ストーブを設置したいという方や、漠然と「薪ストーブいいなあー」な方まで、必ず参考になる本です。
また、特に今号で特集されている アンコール、アンコールエヴァーバーン、ヨツールF500、ヨツールF118、スキャンCI-1G のオーナー様は取り扱い説明書と共に必携の書だと思いますから、絶対に購入してくださいね。お問い合わせフォームからでも結構ですので、お尋ね、ご注文のほどを。
右の写真は創刊号の表紙イメージで実際の表紙とは少し異なりますが、そこには「薪ストーブに替えた 人生ひと皮むけた」とあります。もちろん私も激しく同感ですし、薪ストーブオーナーなら誰もがうなずくフレーズだと思います。さあ、まだ薪ストーブ導入を迷っているそこの貴方、迷う事はありません、すぐに設置して一緒にうなずきましょう。
薪ストーブライフ誌 創刊号 税込み¥1,500 絶賛販売中! (28/Mar/07)


薪棚探訪 その二

薪棚探訪の2回目は、早くもネタ切れを感じさせる自分の棚です。
使用前使用後ではありませんが、上が以前の状態、下は現在の状態です。そう、増築と言いますか、狭い敷地で嵩を稼ぐために高さ方向を増したのでした。
ウエスタンレッドシダー製2×4、ツー バイ フォーの柱8本を60センチほど継ぎ足し、高さ1.8メートルまで薪を積める様になりました。これで1立方メートルぐらい増量しましたが、それでもこの棚だけでは1シーズン分にはなりません。
お客様がいらっしゃれば、季節を問わず焚くのが信条のショールームと自家用との兼用ですから、まあ年間使用量のほぼ半分というところでしょうか。
もっと高くすれば、もっといっぱい入るんじゃあ・・・と言われますが、いえいえ、背丈より高いと積んだり取ったりの作業時に薪が不安定になりやすく、万一自分の方に崩れて来たりしたら・・・おー怖ー とても危険ですから、この位の高さまでが安心、安全だと思います。
6月になりそろそろ梅雨に入ります。屋根を高くすると、雨や雪の時にはどうしても下部の薪が濡れてしまいます。晴天時にお日様が当たるのであれば少々濡れてもあまり心配は要りませんが、屋根は出来るだけ大きくしましょう。(04/Jun/07)




正しく使って触媒(100倍?)長持ち

写真は3シーズンを経過したイントレピッドUの触媒・コンバスターです。
コンバスターの外側を包む鉄板に多少の変形、膨張は見られますが、触媒そのものは欠けることなく色が黒く変色している以外は新品の状態を保っています。もちろん格子の中に詰まった煤は取り除いていますが。
こちらのお宅はストーブトップで、連続して300度を越える程ガンガンとは焚かないそうですが、年間に6ヶ月近く火を入れるのだとか。シーズン初めと終わり頃は触媒がそれ程機能しないくらいの運転温度かもしれません。
薪ストーブの機種選びにおいて触媒の交換コストが話題になりますが、正しく使えば5年くらいは使用できるはずですから、年間の金額に換算すると・・・触媒のおかげで薪の使用量を少なく出来ることを考えれば、そのコストは相殺されるか、むしろお得になるはずです。機種選びではコスト面だけでなく、性能や操作性やデザインの好き嫌いも重要ですよ。
この状態だとあと3シーズンは使えそうですね。今度の冬も正しい燃焼をお続けください。正しく使って触媒(ショクバイ→シャクバイ→100倍)長持ちー。さむいー。(08/Jun/07)


地震の時には

全国ニュースにもなりましたから皆さんご存知だと思いますが、今月6日の夜から昨日10日かけて当地別府を震源とする地震が頻発しました。
震度1以上の揺れが50回あまり、激しい揺れを感じる震度3が6回、更に激しい震度4は4回ありました。さすがに震度3や4の時は血の気が引くというか動悸がするというか・・・その瞬間は身を硬くしているだけで何も出来ない自分に気付きます。この時期ですからさすがに薪ストーブに火は入っていませんが、ガンガン燃えている最中だとしたらどう行動したら良いか日頃から考えておくことが必要だと痛感しました。
実は初めの揺れの後で薪ストーブ足元の床に紙テープにてその位置をマーキングしておきました。地震の揺れによりもしも薪ストーブの位置がズレた場合、後からでも容易に判断できる様にです。今回の震度4の揺れでも幸いその位置は動いていませんでしたが、本体以外の煙突トップから本体口元まで目視で確認出来る部分は緩みやズレを点検しなければなりません。
同じく揺れを感じた県内や近隣の皆様も煙突の点検、確認をお忘れなく。何か異常がありましたらご連絡のほどを。そして、万が一の時に取るべき行動を一度シュミレーションしておくことを強くお勧めします。(12/Jun/07)


大きな火は寒い

天気の良い日に庭で食事を作って食べたり飲んだりすることを、我が家では勝手に「ガーデンキャンプ」などと呼んでいますが、この日は家の周りに散らかっていた建築廃材や薪割りの時に出た木のカケラ、いわゆるソダなどの片付けと掃除も兼ねて、久々にファイアープレイスにて焚き火も楽しみました。
「大きな火は寒い」とはアメリカ先住民の言葉らしいのですが、キャンプファイアーの様な豪快な火は近寄る事が出来ずにかえって寒い、逆にその火を囲む人のための最小限の焚き火は、火に近寄る事が出来るので暖かいのだ、というような意味だとか。
私もネイティブアメリカンに倣って、最小限の火を保つことと煙を出さない焚き火を心掛けましたが、薪は気持ち良く燃やしてあげないとすぐに青白い煙を立たせます。かと言ってやたら燃やすのでは例の寒い火になりますから、そのあたりの加減が難しくも楽しいんですよねぇ、焚き火って。
日本焚き火学会別府支部長を自認しておりますし、「焚き火大全」という辞典の様な本も持っていますが、その辺りのご紹介はまた次回の焚き火のこころだー。(18/Jun/07)


キャンドルナイト

今年も夏至の日恒例、キャンドルナイトがやってきました。
この日の夜、エネルギーの無駄使いによる地球温暖化を省みるために、皆で一斉に電気を消してキャンドルを灯し、省エネや地球の事を考えようというムーブメントです。
昨年は愛用のアクレイムにロウソクを入れて愛と平和と地球の未来に想いを馳せましたが、今年はモルソーの3440CBの中にロウソクを入れて地球の平和を・・・えっ、3440CBなんか持ってたのかって? それになんか縮尺がおかしい?
そうです、実はこのストーブ、高さ20センチほどのミニチュアでその名もズバリ、「キャンドルストーブ」と呼ばれる物です。
モルソー社の販売促進用だと思いますが、ミニチュアとはいえ本物同様の鋳物で出来ていてずっしりと重く、前面ドアこそ開きませんがちゃんとガラスが入っていますし、天板には煙突用の穴も開いています。今夜はキャンドルナイトですから、ロウソクを燃やしますが、無理すれば小さな木屑なら焚けちゃいそうです。
他にも同社の1410CBや2BUOのミニチュア、そしてそれら専用のガラスフロアープレートまであります。モルソーオーナーじゃなくても「かわいい・・・」「欲しい・・・」「キャンドルナイト万歳・・・」などの方はお問い合わせを。あっ、地球の未来に想いを馳せることもお忘れなく・・・。(24/Jun/07)


薪棚探訪 その三

今回の棚は・・・棚とは呼べないかも知れませんが、ログハウスの別荘で、ウッドデッキの床下を薪置き場としているお宅の例です。
床下ゆえ雨では濡れませんが、どうしても低い位置に薪を積む事になりますから、南を向いたデッキじゃないと日当たりはいまひとつかもしれません。また、家屋方面以外の三方向がオープンじゃないと、風通しもあまり良くないかもしれませんね。
また、デッキがあまり高くなくて上方向にかさが稼げないためか、地面と薪が近すぎる様です。ますます風通しも悪くなりますし、雨粒の跳ね返りで薪が泥で汚れたりカビが生えやすかったりしますから、もう少し底を上げると良さそうです。虫なんかも付き難くなりますよ。
週末のみ訪れる別荘ゆえ、一冬の薪の使用量はあまり多くないとのことですから、あえて贅沢に樫などの良い薪をたっぷり使って、暖かな別荘ライフを送っていただきたいな・・・と思いました。オーナーのM様、色々言ってごめんなさい。
この日はとても良いお天気でしたから、薪だけじゃなくお布団もガンガン乾燥していました。(30/Jun/07)


5インチダッチオーブン

前々回のキャンドルストーブに続くミニチュアシリーズ第2弾です。
横に置いたリンゴがやけに大きく見えますが、実は普通のリンゴでして、5インチですから約13センチです。しばらく前にロッジ社のカタログから消えてしまったサイズですが、日本の熱狂的なダッチャー達の熱烈なアンコールで1000台のみ復刻された物の中の1台です。
復刻にいたる感動の物語は他のサイトに譲りますが、縁があって我が家にやってきたこの1台は、ずっとずっと大切にして行こうと思います。特製の布ケースもかわいいでしょう?
シーズニングはお約束どおり薪ストーブの炉内で済ませばたちまちOK牧場でしょうが、このままシーズニングせずに小物入れやキャンディポットに、なんてのもアリかもしれません。思案中です。
ミニチュアとはいえ、その作りは大きなサイズの物と変りありませんし、ダッチオーブンとして生まれた以上、オーブンとして使ってあげるのが本来なのでしょうが、はてさていったい何が作れるでしょうか。茶碗蒸しかプリンか焼きリンゴか・・・。このサイズならどんな小さな薪ストーブでも炉室に入りますし、何でも美味しく出来上がりそうです。
貧しいイマジネーションを暴露するようで恥ずかしいのですが、箱を開けてかわいいダッチを目の当たりにした瞬間、「ちょっと雑炊」が出来上がっている絵が浮かんで・・・。。(04/Jul/07)


薪棚探訪 その四

今回は最も簡単な薪棚と言いますか、薪置き場の紹介です。
地面から10センチほど浮かして土台を作り、その上に薪を積んでゆきます。雨に濡れない様に一番上はトタンをかぶせ、上に板切れや古タイヤや石で重しをしてオシマイです。
このような棚の注意点は、まず、両脇部分は写真のように薪を井桁に積んで安定させ、枠の役目を持たせて倒れ難くすること、屋根はどうしても簡易的になりますから、風で飛ばされないようにすること、前後左右に枠が無く不安定ですから、あまり高く積まないことでしょうか。
ただ、上記の点に注意して頑丈に積んだつもりでも、強い風の日や台風の時はやはり心配ですね。強い風によって薪が倒れる事もありますし、固定していない屋根材は飛ばされやすいのです。また、あまり大きな屋根は出来ないでしょうから薪が濡れ易く、写真の様に黒色のカビが生え易いですね。
例えば全て井桁積みにすれば、更に倒れ難くなるでしょうし、前後に複数列積むことで、また更に倒れ難くなるでしょうが、出来ればこの様な薪棚はとりあえずの物として、やはりちゃんとした棚を作ることをお勧めします。(09/Jul/07)


ご無沙汰しています

薪ストーブ日記を永らく更新が出来ていませんが、実は13日にパソコンのハードディスクがクラッシュしてしまい、この日記の下書きはおろか、大切な顧客様住所録リストや、やり取りしたメールの内容まで全て消えて無くなってしまいました。
パソコンには重要な物ばかりを収めていましたので、ハードディスク再起不能とされた時は目の前が真っ暗になりました。慌てて3月9日までの分をバックアップしていたサブのパソコンを引っ張り出してきて、脳みそをフル回転させながら欠落した部分を補っていますが、全く空白の部分があちらこちらに・・・。本日辺りにやっと何とか立ち直りつつあると言う状態です。
ここで皆様にお願いです。3月10日以降7月12日の間に当店とメールでのやり取りをされた方々で、何らかのご案内やお見積り、お約束をさせていただいた方は、その時の送受信メールをコピーのうえ、再度メールしていただけませんでしょうか。大変お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。
また、欠落したデータを修復していく過程で、当方が提示した内容等をお問い合わせさせていただくかもしれません。何だか「さっきの手紙の御用はなあに?」状態ですが、何卒よろしくお願いいたします。
今回ばかりはハードディスクをバックアップすることの重要性を思い知りました。皆様、くれぐれもご用心のほどを。(23/Jul/07)


世界煙突遺産

ビルの屋上にそびえるコンクリート製の煙突は、大分県の西部、その昔天領として栄えた日田市のとある小学校です。
3階建ての校舎にこれと同じ煙突が教室ごとにズラリと並んでいましたが、どうやら煙突1本を1階から3階の縦列3教室分のストーブが共用している様でした。
日田市は盆地でもあり、夏は暑く冬は寒いところですから、学校にストーブ・・・たぶん薪じゃなく石炭ストーブだったのでしょうけど・・・が在って当たり前だったのでしょう。10本以上の煙突が規則正しく並ぶ様は、校舎の全景を写せなかったのが悔やまれるほど壮観な眺めでした。
伝え聞くところでは、すでに灯油ストーブに取って代わられているとかで、現在ではもう煙突として機能していないのかもしれませんが、私の様なストーブ好きにとっては、サグラダファミリア教会クラスの建築物ですから、後世まで大切に・・・無理でしょうかねぇ。
その昔、教室の真ん中に置いたダルマストーブから出たシングル煙突が天井辺りを長々と横引きされ、窓の外に排気されていた事を思い出しますが、薪ストーブのセオリーからするとそんな設置にはかなり問題があります。これから薪ストーブをとお考えの方で、そんなご幼少時代を過ごされ、且つとても暖かかったのを思い出されたとしても、どうぞその様なイメージはキッパリとお捨てください。正しい煙突をプランニングいたしますので、どしどしお問い合わせのほどを。(02/Aug/07)


夏季休業のお知らせ

12日日曜日から15日水曜日までショールームはお休みといたします。
メールやお問い合わせフォームは24時間OKですが、お返事が多少遅れることをご了承ください。
お電話やファックスでのご連絡は可能です。
久しぶりに連休をいただき、その間エネルギーを満充電して後半戦に備えます。
では、よろしくお願いいたします。(11/Aug/07)


値上げラッシュ 2007

来る10月1日よりアンデルセンブランド、モルソーとスキャンのストーブが値上げされます。
思い起こせば今年1月1日からのセルキルク社煙突部材の値上げに始まり、覚えているだけでも・・・春4月にはダッチウエストの売れ筋ストーブであるコンベクションヒーターとエンライトが値上げ。またウォーターフォードのストーブとアンデルセンブランドの煙突部材も値上げ。7月にはメトスの煙突部材とドブレのストーブ本体やヨツールの代理店トコナメ社取り扱いの煙突部材であるライトベントが値上げ等々まだ他にもあった様な・・・。
これらはほとんど欧米製の輸入品で、鋼材やステンレス材原料の価格高騰にユーロ高が加わっての値上げが主な理由のようです。そうそう、5月にはグレンスフォシュの各種斧も同様の理由から大幅値上げとなりましたね。
そして8月には国内生産の煙突部材も原材料の高騰により値上げとなりましたが、お渡ししたお見積りのタイミングによっては、実際に晴れてご契約となった時点で総合計5万円とか8万円とかの価格差が出ることもめずらしくありません。多少の価格差部分は頑張って吸収したいとは思いますが、当店では基本的にお見積り有効期限を1ヶ月とさせていただいておりますので、ご了承いただきたいと思います。
今度の冬までに設置を予定されていて、モルソーかスキャンのストーブがご希望の方は、お早目のご相談、お見積りをお薦めいたします。(23/Aug/07)


Copyright (C) 2004-2007 fuegostove.com. All Rights Reserved.
〒874-0844 大分県別府市火売2組 電話:0977-77-1017 FAX:0977-66-8422
メールでのお問い合わせ:info@fuegostove.com サイトマップはこちら