風船爆弾[2002]

私はギリギリ第2次ベビーブーム世代に入っております。
2歳上がピークなんですけど、学校再編で新しくできたばかりの小学校に入学しました。

今では人数が少なくて、学級も2学級しか無いみたいですが、近所のマダム連中には入学させたい小学校の上位に入るみたいです。

まぁ、私達の頃って、まだまだファミコン持ってるヤツも少なくて、外での遊びが主でしたからそれなりに悪がき連中とつるんで遊んでました。その筆頭だったのはここでは無視の方向で。


出来たての学校でしたから、校風なんて有るハズもなく。最上級の小6ともなれば先生達との衝突なんて当たり前。この時代はまだ、熱血教師(狂師)がいました。だいたいさぁ、竹刀持って追いかけて来るなよな・・・。


体力的に敵わない年齢。ガチンコでは勝負できません。しかし、こちらには実家がラブホテルな諸葛亮顔負けの迷軍師がいます。


さて、この迷軍師。突拍子も無いことを考えつきます。
竹刀には飛び道具ってことで、考え出したのがゴム風船爆弾。タバスコや小麦粉を入れて竹刀を持った暴力教師に立ち向かいます。勇猛です。


しかしながら、その当時のゴム風船は強度的に不足しており、投げる時に力のかけ方を間違えるとそこで割れてしまうわけです。そこで迷軍師がさらに考案したのがコンドーム爆弾。普通の小学生では発想すら出る筈無いでしょう。


校舎屋上から熱血教師に降り注ぐコンドーム爆弾の雨霰。はっはっは。
使い方を完全に間違ってます


結局、この戦いは勝負が決しないまま私達の卒業で幕を閉じましたが。え?コンドームの入手先ですか?ははっ、嫌だなぁ。


私が知るわけ無いじゃないですかぁ