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関係詞には、関係代名詞(関係形容詞)、関係副詞の2つがある。 

関係代名詞(関係形容詞)は基本的に疑問代名詞の主格、所有格、目的格、と that である。

対象 主格
〜は
所有格
〜の
目的格
〜を、に
人、物 that - that
who whose whom
which of which (whose) which
物 (先行詞を含む) what - what

2文を繋ぐ為、述語(文型を成す動詞)が2つあるので、関係詞の文章を作るのは、中学英語の中で一番難しいですよね! 筆者もルールを完璧に見つけ出すのに、かなり時間がかかりました。 ここで、その考え方をタダで教えます。  まずは、このページでは関係代名詞の使い方を説明する。

<手順とルール>
 1.まず、2文の中で共通の名詞、代名詞、又は限定詞が付いた詞を探し、
 2.代名詞、その所有格、又は限定詞が付いている方を、上の表から選んだ関係代名詞に置き換え、
 3.関係代名詞を文頭に移動する。  前置詞が付いている場合は、
基本的には一緒に移動する。 
   この場合、前置詞の目的語になれない that は用いないので、注意。
 4.形容詞節(関係代名詞節)を先行詞の後に挿入する。

ただ、機械的に
やればいいのです。  that 以外は、疑問詞と同じです。 疑問詞の場合は、一旦、一般疑問文を作ってからと説明したが、関係詞ではその作業が有りません。 その代わり共通の詞を探し出す作業がある、と覚えて下さい。

1) 関係代名詞の人の主格 
 <例文1>
    Can you see a
boy ?                 「あなたは少年が見えますか?」
    The
boy is running along the river.       「その少年は川沿いを走っています。」

 2文で共通の所は、boy なので、
限定詞 the が付いた the boy (主格)の方を関係代名詞(主格) who
 は
that に置き換える。

    The
boy is running along the river.  
   
who 又は that
       ↓ 文頭なので、このまま
    
who[that]is running along the river. 

 その形容詞節を置き換えなかった名詞 boy の直後に置くだけです。 クエッションマークを忘れない様に。

    Can you see a
boy who[that]is running along the river ?  
    「あなたは
川沿いを走っている少年が見えますか?」

2) 関係代名詞の人の所有格 
 <例文2>
   Taro often goes fishing with
Hana.        「太郎は時折ハナと一緒に釣りに行く。」
   
Her fater is a dentist.                 「彼女の父親は歯医者です。」

 2文で共通の所は、Hana と her なので、
代名詞 her (所有格)の方を関係代名詞(所有格) whose
 置き換える。

    
Her father is a dentisit.
   
whose
     ↓ 文頭なので、そのまま 
    
whose father is a dentist

 その形容詞節を置き換えなかった名詞 Hana の直後に置くだけです。

    Taro often goes fishing with
Hana whose father is a dentist.
    「太郎は時折、父親が歯医者である
ハナと一緒に釣りに行く。」

3) 関係代名詞の人の目的格 
 <例文3>
    
James built his house by himself.        「ジェームスは自分自身で家を建てた。」
    Everyone knows
him very well.            「誰もが彼を非常によく知ってます。」

 2文で共通の所は、James と him なので、
代名詞 him (目的格)の方を関係代名詞(目的格) whom 又は
 
that に置き換え、文頭に移動させる。

    Everyone knows
him very well.   
           
whom 又は that
    文頭に移動 
    
whom[that]everyone knows very well

 その形容詞節を置き換えなかった名詞 James の直後に置くだけです。

    
James whom[that]everyone knows very well built his house by himself. 
    「
誰もが非常に良く知っているジェームスは自分自身で家を建てた。」

 
動詞の目的語になる関係代名詞は省く事が出来る

 <例文4>
    
John is the best player in this town.       「ジョンはこの町で最も上手い選手です。」
     I played tennis
with him yesteday.        「私は、昨日テニスをした。」

 2文で共通の所は、John と him なので、
代名詞 him (目的格)の方を関係代名詞(目的格)に置き換える
 が、前置詞の目的語なので、
whom のみ使え、基本的には一緒に文頭に移動させる。
 基本的と書いたのは、例えば、「
動詞+前置詞」で意味が出来ている(前置詞で意味が変わる)様な場合は、
 関係代名詞のみを前に移動させる
。  look at, look for, believe in, care of 等

    I played tennis
with him yesterday.  
                  
whom 前置詞の目的語なので、that は使えない
     withと一緒に文頭に移動
    
with whom I played tennis yesterday

 その形容詞節を置き換えなかった名詞 John の直後に置くだけです。

    
John with whom I played tennis yesterday is the best player in this town.   
    「昨日、
私が一緒にテニスをしたジョンはこの町で最も上手い選手です。」

 但し、
前置詞の目的語になる関係代名詞は省く事が出来きません
 上に説明した様に、「動詞+前置詞」で意味が出来ていて分離出来ない例を示す。 

 <例文5>
    That tall man is my
brother.           「その背が高い男性は私のです。」
    Nancy
looks after him now.            「今、ナンシーはの面倒を見ている。」

     That tall
man after whom Nancy looks is my brother. ----- 
     That tall man whom Nancy looks after is my brother. ----- 
 
    「今、ナンシーが
面倒を見ているあの背が高い男性は私の兄です。」  
        
4) 関係代名詞の物の主格 
 <例文6>
    Kumi cooks me a fried
egg every morning.   「クミは毎朝目玉焼を私に作ってくれる。」
    
It is my favorite.                     「それは私の好物です。」

 2文で共通の所は、egg と It なので、
代名詞 It (主格)の方を関係代名詞(主格) which 又は that に置き
 換える。

    
It is my favorite.  
   
which 又は that
        ↓ 文頭なので、このまま
    
which[that]is my favorite

 その形容詞節を置き換えなかった名詞 egg の直後に置くだけです。

    Kumi cooks me a fried
egg which[that]is my favorite every morning. 
    「クミは毎朝
私の好物である目玉焼を私に作ってくれる。」

5) 関係代名詞の物の所有格 
 <例文7>
    A big
bird comes flying every day.        「大きなが毎日飛んで来る。」
    
Its wings are blue.                   「その羽は青い。」

 2文で共通の所は、bird と its なので、
代名詞 Its (所有格)の方を関係代名詞(所有格) of which 又は
 
whose に置き換える。 鳥(動物)は物扱いだが、whose を使うことも多い。

    
its wings are blue
   
of which 又は whose
     ↓ 文頭なので、このまま
    
of which[whose]wings are blue

 その形容詞節を置き換えなかった名詞birdの直後に置くだけです。

    A big
bird of which[whose]wings are blue comes flying every day.
    「羽が青い大きな
が毎日飛んで来る。」

6) 関係代名詞の物の目的格 
 <例文8>
    This
bike is my treasure.              「この自転車は私の宝物です。」
    My father bought me
it last year.          「私の父が昨年それを私に買ってくれた。」

 2文で共通の所は、bike と it なので、
代名詞 it (目的格)の方を関係代名詞(目的格) which 又は that
 に置き換え、文頭に移動させる。

    My father bought me
it last year.  
               
which 又は that
  文頭に移動
    
which[that]my father bought me last year

 その形容詞節を置き換えなかった名詞 bike の直後に置くだけです。

    This
bike which[that]my father bought me last year is my treasure. 
    「
私の父が昨年私に買ってくれたこの自転車は私の宝物です。

 動詞の目的語になる関係代名詞は省く事が出来る

 <例文9>
    The
house was in Tokyo.               「そのは東京にあった。」
    We lived in
it two years ago.            「私達は2年前そこに住んでいた。」

 2文で共通の所は、house と it なので、
代名詞 it (目的格)の方を関係代名詞(目的格)に置き換えるが、
 前置詞が有るので、which のみ
使える。 前置詞の目的語なので、基本的には、一緒に文頭に移動させる。 

    We lived in
it two years ago.      
            
which
 inと
一緒に文頭に移動
    in
which we lived two years ago 

 その形容詞節を置き換えなかった名詞 house の直後に置くだけです。

    The
house in which we lived two years ago was in Tokyo.     
    「
私達が2年前に住んでいたそのは東京にあった。」

 in which は一文字で関係副詞 where に置き換える事が出来る。 
 何度も書きますが、
前置詞の目的語になる関係代名詞は省く事が出来ない

7) 関係代名詞 that 限定の場合 

 a) 先行詞が 「人+物、動物」 の場合 

    Can you see a
boy and his dog that are walking along the river ?
    「あなたは
川沿いを散歩している少年が見えますか?」

 b) 先行詞が唯一無二の場合 

  @ He is the
tallest man (that) I've ever seen.     
    「彼は
私がこれまでに見た最も背が高いです。」
  A She is the
first girl that passed this exam.     
    「彼女は
この試験に合格した最初の少女です。」
  B Kana ate the
only ice cream (that) my mother bought for me.   
    「カナは
私の母が私に買ってくれた唯一のアイスクリームを食べた。」

  形容詞の所で説明する様に、
唯一無二を表す限定詞、形容詞の最上級が付いた名詞には、定冠詞 the を
  付け、更に、
関係代名詞は that を使う。
  上で説明した様に、動詞の目的語になる関係代名詞は省く事が出来る。

  C I don't know
all students that joined the meeting.
    「私は
その会議に参加していた全ての学生を知っている訳ではない。」

  
先行詞が不定代名詞や、その所有格が付いている名詞の場合、主にthatが好まれる

 c) 先行詞が who の場合 

    
Who that participates in this tournament will win the first prize ?
    「そのトーナメントに参加している内の
が優勝するだろうか?」

  先行詞が whoの場合、人なので、who who となりそうだが、同じ単語を重ねないのが原則なので、that
  使う。

8) 関係代名詞 what、複合関係代名詞の文 

対象 主格
〜は
所有格
〜の
目的格
〜を、に
whoever whosever whomever
物(どれ) whichever whichever whichever
物 (何) whatever - whatever

 共通点は、先行詞を含んでいると言う事である。

    what     = the thing which、the things which
    whoever  = anyone who
    whichever = anything which[that], any 〜 which[that]
    whatever  = anything that, any 〜 which that

 ですので、
色々な場面で使われる。 「何でも買ってあげる」とか、よく言いますよね。

  @ I can understand
what you say.             
    「私は
あなたの言うを理解出来る。」
  A I can understand
whatever you say.             
    「私は
あなたが言う事は何でも理解出来る。」
  B The priest accepted
whoever came to see him.             
    「その牧師は
彼に会いに来た者は誰でも受け入れた。」
  C Mako wants
whichever cloths Kumi has.             
    「眞子は
久美が持っているどのでも欲しがる。」

 複合関係代名詞は、
譲歩を表す接続詞としても使われる。 はっきり判る違いは、接続詞の場合、先に複合
 詞節があり、更に主節の前にカンマ「,」がある事。 また、上文の様に、
動詞の目的語の場合や、先に複合詞
 節があっても、主語になっている場合は、(複合)関係代名詞である


  D
Whoever make a complaint, you shouldn't accept it.     ← 譲歩を表す接続詞
    「
誰がクレームを言ってこようともあなたは受け入れるべきでない。」

9) 関係代名詞の非制限的用法 
 いかつい表現ですが、何のことはなく、以下の様な文の事である。 例として、2)の英文から作る。

    
James, whom everyone knows very well, built his house by himself.
    「
ジェームス誰もが非常に良く知っているが自分自身で家を建てた。」

 関係代名詞のある
形容詞節の前後にカンマ「、」を入れるだけの違いで、訳し方も先行詞を先に訳し、次に
 形容詞節を訳して、残りの文に移る
。 ただ、それだけです。 日本語でも、こういう表現をよくしますよね。
 但し、
that では使えないので、注意して下さい。 と言うのは、that は型にはまった堅苦しい表現なので、
 こうならないのです。 また、
非制限用法の関係代名詞は省く事が出来ない

10) 前文の内容を受ける which 
 例えば、次の様な文です。

    
Hiromi said she had cold, which was not true.   
    「
ヒロミは風邪をひいたと言ったが、それは真実ではなかった。」

 前文の全体か一部を受けます。 この場合、she had cold を受ける。 Hiromi said も含めると、意味が変
 になってしまう。 非制限用法と同様に、
that は使えない。 また、この関係代名詞は省く事が出来ない。

11) such 〜 as、same 〜 as 
 皆さん、
as が何故ここに出て来たのか?とお思いでしょう。 でも、この as は接続詞から派生した関係代
 名詞となることがあるんですよ! 筆者も、当時、「へぇー!」と思いましたが、分類上そうなると理解しまし
 た。 

 先行詞に such, same が付いている場合は、
as を使います

  @ I'll show you
such a news as would surprise you.
    「私はあなたに
あなたを驚かせる様なニュースを教えよう。」
    = I'll show you
a news such as would surprise you.
    = I'll show you
such a news as to surprise you.
    = I'll show you a news such as
to surprise you.
  A Runa gave me
such information as she had.
    「ルナは
(彼女が)持っているだけの情報をくれた。」
  B Saori has the same
idea as Koari does.
    「沙織は
香織(が持っているの)と同じ考えを持っている。」
  C
My mother forgot eating, as is often the case with her.
    「
よくあることだが母は食べたことを忘れた。」

 
such 〜 as の文で先行詞に冠詞が付く場合、such の後に置く。 what の感嘆文と同じ配置です。 冠詞
 より強い意味を持つ形容詞なので、前に置けないと覚えて下さい。 
 such が先行詞の後に移動する場合もあるので、ややこしいです。 ”
such as” と続けると言い易いからで
 しょうか? こうなったら、最早、形容詞でなく、副詞?の様な役割に見えますね。
 また
as 以下を不定詞で書き換えられた表現もあるので、紹介します。 この表現は不定詞の副詞的用法
 
so as to 〜〜する様に」に似ているので、一緒に覚えましょう。 so は副詞なので、後に名詞が無い。
 更に、such 〜 that の構文と意味が違う(とても〜な〜なので、〜だ)ので、混同しない様に注意が必要で
 す。
 same は「同一の」と言う意味なので、
限定しているので、the を付ける
 @の文では形容詞節の主格で、A、Bでは目的格である事は判りますよね。
 Cは、10)と同じ様に、関係代名詞 as が主節全体を先行詞として受ける表現です。 慣用句なので、この
 まま覚えましょう。

12) no 〜 but 
 この but も関係代名詞なんです。 
先行詞に no が付いている場合は、but を使う。
 
    There is
no accident but has some cause.
    「なんらかの
原因の無い事故無い。」

 「no + 名詞」だけでなく、
nonenothing 等も使えます。
 また、not 〜 but 〜 「〜でなく、〜だ」の慣用句との違いを理解して下さい。 この場合、but は接続詞です。

最後に、この節では、2文を繋ぐ例を示して、関係代名詞を見て来たが、いつもそうではなく、いきなり繋がった(述語動詞が2つ以上ある)英文や日本語文が出て来る局面がある。 この場合は、
主たる述語動詞と形容詞節の中にある述語動詞を見分ける力量が必要になる。 
日本語では、言い易くする為、異訳する(例:「父が医者である」→「父が医者の」)事も多いので、
述語動詞が隠れている場合があり、英訳に苦労する事も多いですね。 
でも、ここで学んだ例を思い出しながら、読み取って下さい。

文章をどん どん繋ぐに は関係詞
一心同体
ルールさえ 覚えれば!