家庭教師な広場
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第三章:不定詞・動名詞・現在分詞・過去分詞
 概要
 名詞的用法
 形容的用法
 副詞的用法
 不定詞構文
 動名詞構文
 現在分詞構文
不定詞の名詞的用法と動名詞は非常に近い関係にある。 と言うより、ほぼ同じです。 

1)名詞的に使う:「〜すること(は、を)」、「〜するの(が、を)」
 動詞を不定詞や動名詞にして、主語補語目的語として使える。

  @
To watch movies is my fun. = Watching movies is my fun.       主語
         
      V    C             V    C
    「
映画を観るのは、私の楽しみです。」
  A My sports is
to play tennis. = My sports is playing tennis.       主格補語
        S  V     
          S  V     
    「私の(趣味の)スポーツは
テニスをする事です。」
  B I like
to fish. = I like fishing.                          動詞の目的語
    S V  
   S V  
     「私は
釣りをするのが好きです。」
  C I want to take pictures. ( = I wanna take pictures.)           動詞の目的語
    S  V       
        S  V      
     「私は写真を
撮りたい。」

 Cでは、動名詞は使えない。 全てが、不定詞の名詞的用法=動名詞となるとは限らない。 理由は、
 2)以降に示す様に、want が
未来志向だからです。 
 Cの右文は口語体で、
want to を一言で wanna なる。 be going to = be gonna に似てますね。
 但し、
これらは口語体なので、正式な文章や公式の場では使わない様に、注意が必要です。

2)不定詞と動名詞で意味が変わる場合 
 何故、2通りも表現があるのでしょう。 日本語にも同じ意味で若干の表現の違いがあるものです。 その違
 いは、
不定詞は未来志向で、動名詞が現在、過去志向なので、意味が変わって来る例を挙げると、

  @ My grandmother
forgot to have lunch.
         S        V      
 
    「私の祖母は昼食を
食べるのを忘れた。」
  A My grandmother
forgot having lunch.
         S       V      
 
    「私の祖母は昼食を
食べたのを忘れた。」

 若干でなく、かなりの違いでしょう! 不定詞の文は「
未だ食べていない」が、動名詞の文は「食べた」事実を
 忘れたと言う認知症的な危ない内容です。
 これと同じ様な意味になる動詞には、
regrect後悔する」、remember覚えている」等がある。

3)動名詞しか使えない場合 
 a) 前置詞の目的語 
  
不定詞は前置詞の目的語になれないので、動名詞のみ使える。 理由は、to は元々、前置詞なので、重ねて
  使わないと、覚えましょう。

    I am fond
of fishing.  =  I like fishing  =  I like to fish.
    S V  C 前置詞 目的語 S V  
      S V  
    「私は
釣りをする事を好む。」 → 「 私は釣りをするのが好きです。」

 b) 慣用的表現 
  「名詞 for 動名詞」 を 「動名詞 名詞」の順で表現したもの。

    a
sleeping bag = a bag for sleeping      「寝る為の袋」     → 
    a
dining room  = a room for dining        「食事の為の部屋」  → 
    a
drinking water = a water for drinking     「飲む為の水」     → 飲み

  現在分詞の様にも見えるが、例えば、最初を現在分詞で訳すと、「寝ている袋」となり、おかしな意味になるの
  で、動名詞です。 訳せば、判りますね。

    a
walking dictuionary 「歩いている辞書(の様な人)」 → 生き字引

  この walking は現在分詞の形容詞的用法です。 「歩く為の辞書」ではおかしいですよね。 
  直訳すれば、判ります。

 c) 動名詞しか目的語に取らない動詞 
  2)で説明した様に、動名詞が現在、過去志向なので、動名詞しか目的語にしない動詞は限られる。

  @ He
enjoyed reading books.
     S   V      
 
    「彼は
本を読むのを楽しんだ。」

  その他、
stop 止める」、finish 終わらせる」、give up諦める」、mind気にする」、advoid避ける」、
  
practice練習する」、escape逃げる」等がある。    

  A He stopped
to take pictures.

  stop は動名詞しか目的語にしないので、この文は成立しないと思いますか? 否、成立しますね。 
  to take pictures を副詞的用法として考えれば、「彼は
写真を撮る為に、立ち止まった。」と訳せる。

4)不定詞しか目的語に取らない動詞 
 「じゃ、不定詞しか目的語に取らない動詞もあるんじゃないの!」と、感のいい生徒の指摘がある筈。 
 中学英語ではあまり教えないのですが、挙げときます。

   agree
同意する」、decide決心する」、determine決心する」、expect予期する」、hope 希望する」、
   
mean意図する」、promise約束する」、pretend ふりをする」、seek求める」、refuse 拒否する」、
   
want〜したい

 等ですが、動名詞しか目的語に取らない動詞より多い。
 不定詞だけを目的語に取るので、
未来志向の動詞である事が判りますね。 

もし、問題で不定詞か動名詞か迷った時は、未来志向かどうかで決めてもいいのです。

未来志向か どうかで判断 出来るのか?