

第四文型とは、第三文型のお友達の文型です。
S + V + O + O
主語 動詞 間接目的語 直接目的語
例えば、
@ She gave him that book.
S V O O
「彼女は彼にあの本を与えた。」
です。
第四文型には、目的語が2つあります。 「gave=与えた」対象が、間接目的語「彼」であり、直接目的語「本」であると言う事です。
A I told him a lie.
S V O O
「私は、彼に嘘を言った。」
B My mother showed me a picture of Mt. Fuji.
S V O O ← 修飾
「私の母は富士山の写真を見せた。」
C Tommy sent his friend a box filled with apples.
S V O O ← 修飾
「トミーは彼の友達にリンゴで一杯の箱を送った。」
D Jane teaches us Englich.
S V O O
「ジェインは私達に英語を教える。」
E Will you lend me your PC ?
S V O O
「私にあなたのPCを貸してくれませんか?」
that、a、my、his、your 等は、その後の名詞を修飾する形容詞(限定詞)に分類され、of Mt. Fuji、filled with apples も前の名詞を修飾する形容詞句で、文型に含まれません。
<よくある問題>
この第四文型の問題でよく出るのが、「おなじ意味の文(第三文型)にしなさい」と言うのがあります。 この場合、間接目的語に前置詞を付けて、直接目的語の後に移動させます。 この前置詞句は、副詞句なので、文型に含まれず、第三文型になります。
F She gave him that book.
S V O O

She gave that book to him.
S V O 副詞句
G My mother bought me a book yesterday.
S V O O 副詞
My mother bought a book for me yesterday.
S V O 副詞句 副詞
「昨日、私の母は私に1冊の本を買ってくれた。」
大体の場合 to を使うが、動詞が make「作る」、cook「料理する」、buy「買う」、sing「歌う」、choose「選ぶ」、play「演奏する」等の場合、for を使う。 理由は何となく判るでしょう。 「〜の為に、作る、料理する、、、、演奏する」って覚えましょう!
これらの前置詞は、ずっと後のbe助動詞の節で第四文型の能動文を受動文に換える場合にも使うので、よーく覚えておくこと。
<第四文型の動詞>
第四文型の動詞もかなり多く有ります。 よく使うものを、ちょっと、挙げてみます。
afford 「(ものが)〜に〜を与える」
allow 「〜に〜(時間、金)を与える」
ask 「〜に〜を尋ねる」
award 「〜に〜(賞与等)を与える」
cause 「〜に〜(面倒、災害等)をもたらす」
feed 「〜に〜(食べ物、餌)を与える」
find 「〜に〜を見付けてやる」
get 「〜に〜を買って(手に入れて)やる」
grant 「〜に〜を授与する」
order 「〜に〜を注文する」
present 「〜に〜を贈る」
provide 「〜に〜を供給する」
supply 「〜に〜を供給する、与える」

