合気道から古武術まで、日本古来から伝わる
秘伝の身体操法を明るく楽しく研究稽古する同好会です。
今から武術を始めようとする方や合気道、合気系武術、古武道、介護、美容、健康などに興味ある方は一緒に始めませんか?
ひとり言
30歳後半に身体を壊し、このままでは将来大変だと思っている所に合気道の柔軟体操が良いと聞き、見学に行った。
柔軟体操も良いが、手を持った人を簡単に投げるのを見て、感動して入会する事にした。
しかし実際、稽古していくうちに手を上げられる事も、投げられる事もないとわかる。
しっかり持たなくては、ダメなのかと思いやってみたが、手が切れるだけで技にならない。
結局、手を持った人が自ら受け身を取っているとわかり、正直ダンスみたいだと思いガッカリした。
(頑張るとお互いの稽古にならないので、しょうがないが。)
ただ関節を捻ったり、手を取って技を掛けるのは、少しは護身術にも役に立つかもしれないと思った。
せっかく始めたのだから少しは型を覚えようと、開祖のビデオや塩田館長(養神館)のビデオ、また本も読んだ。
”凄い。触れた瞬間に相手が崩れている。”
また塩田館長の本に、”関節技も痛いのは初歩の初歩、痛くなくても崩れる。”とある。
痛くない関節技など今まで受けた事がない。
何のこちゃ?意味が分からない。
”今までの合気道とは、何かが違う。”
たまたま本屋で合気道の源流と云われる”大東流合気柔術 六方会”ビデオ付書籍を買って見てまたまた愕然とした。
そして、これだと思った。
”合気が掛れば、手が離せないのだ。”
”合気とは、何ぞや?”
色んな人に聞いてみたが、納得できる答えは何一つ無かった。
しょうがないので、近くに習える所を探してみたが何処にも見つからない。
ある道場師範は、ビデオは”ヤラセ”だと断言した。
合気に凄く興味が沸いたので、自分の感を信じ、一人で研究する事にした。
孤独な一人旅だった。
長い月日が流れて行った。
やがて興味のある人が見つかり、研究稽古をする同好会を始める事になった。