2016明治安田生命J3リーグ
第7節
  大分トリニータ VS カターレ富山
2016.5.1
よっしゃ、カウンターだ!!!
前線には広々としたスペースがある、数的優位も作れる。
この一本のパスで、富山を窮地に陥れるのだあ!

え、え、え、えええ
なんでそのパス。
まるで相手にプレゼントでもするかのように、たやすくパスカット。
そして大分の選手は消耗を重ねていく。

よっしゃマイボール。
前線では、ディフェンスラインからの飛び出しを狙ってるごっちゃん。
ピンポイントだ。
精度の高いパスが抜け出したごっちゃんにぴたっと合う。
GKと1対1。

ががーん、やっぱり。
この決めきれなさは、もはや安定の域。

ポジショニングと切り替え、そしてしっかりブロックをつくった富山の守備に抗えず、マイボールになってもすぐにどんづまる大分の攻撃。
やっと待望の初スタメン山岸も、さすがってプレーもあったが、スピードとキレのある連携はまだ見られない。

富山の圧力に屈するかのように、ミスを重ね、自ら疲弊していく様は、昨シーズンの悪夢を思い起こさせる。
たられば言ったらキリがないが、前半あれだけの決定機をひとつ決めておけば、こうはならなかった。
大津と後藤の2トップは、期待感は大きいが、やはり荷が重い。
がむしゃらさが空回りしてるのが、なんともじれったい。

1点を追う終盤。
交代枠にも、期待感が薄い。
局面を変えられる選手がいない。
坂井には期待したいが、この試合ではそこじゃないって思う。
なんだかんだ言っても高松か、って思ったが、すでに交代枠は使い切った。

刻々と時間は過ぎるが、何を期待すればいいんだ。
ああ、昨シーズンの悪夢がよみがえる。
震災後、初のホームゲーム。
8000人を超えるサポーターが、スタジアムに駆けつけた。
大分サポーターのみならず、富山サポからもがんばろうのダンマクが掲げられた。

この敗戦は、大きすぎる。
絶対に負け試合にしてはいけない試合だった。
勝ち点差以上のダメージ。

すでに2敗してしまった。
昨シーズンの町田がシーズン4敗というのを考えると、これから破竹の連勝を続けていかなければならない。
1敗の重みがJ2とはぜんぜん違うのだ。

修正には時間がない。
自信回復には、勝利が特効薬。
課題である前線の得点力を求めるには、翼、後藤、大津ら若手をひたすら使い続けるか。
ケガから戻ってきつつある伊佐、パウリーニョ、高松らをピンポイントで起用するのか。
はたまた、昌也、坂井、怜あたりをサプライズ起用するのか。

田坂体制で、大博打はこりごりしている大分サポだけに、不安が先走る。
すべてをかけて、よみがえれトリニータ。
<オフィシャルより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて