2016明治安田生命J3リーグ
第2節  
鹿児島ユナイテッドFC VS  大分トリニータ
2016.3.19
@鹿児島県立鴨池陸上競技場
はろー、桜島!
きちゃったぜ鹿児島。
うーん、割と近いのね、鹿児島。
っていっても、運転はお任せで全然ハンドル握ってないいんだけど。

心配された天気も晴れ予報、なれど、濃霧のため日出?湯布院間が通行止め。
必然的に宮崎周りで向かう。
途中、某御大の赤い車を見かけるが、びゅーんと先に行かれる。
きっと鹿児島グルメを堪能いただいたことだろう。

とあるパーキングで社長様ご一行をお見かけし、車の中からごあいさつ。
ちゃんと会釈を返してくれる素敵な社長。
別府インター発、鴨池競技場そば着が約4時間半。
競技場周辺の休日路駐エリアはすでに埋まっていたため、県庁周りの休日路駐エリアへ。
警官が何やらチェックしてたので、心配になって聞いてみると、路駐エリアをはみ出してる車をチェック中とのこと。
あ、標識をはみ出してるね、こりゃオフサイド。

競技場そばのビッグボーイという肉の店の開店に駆け込みランチ。
サラダバーに、スープバー、ハンバーグとカットステーキのセットをオーダー。
おっと、それにはカレーバーもついている。
サラダがっつりに、スープ、カレーおかわりで、なんかメインが来る前に満腹感。
あ、でも、お肉もがっつりいただきます。
締めは再びカレーで(笑)
鹿児島の方々は、とてもウェルカムであったかい雰囲気。
振る舞い焼酎なんぞもありました。
グッズ売り場をのぞいてると、こちらのユニを見て、Jのロゴだとか、プーマだとか羨ましがってくれました。
これから歴史を紡いでいく鹿児島の清々しさを随所に感じます。

鹿児島ゴール裏には弾幕。
”俺たちの夢?J3へようこそ!!大分パイセン”
そうなのだ、大分にとっては落ちてきたリーグかもしれないが、鹿児島にとっては、やっとつかんだ夢のJリーグなのだ。
こういうところにリスペクトをもたなくていけない。
気持ちの改まる思いがした。

大分は、ゴール裏から、バック、メインも青く染め上げ、ビッグフラッグもかかり、かつてJ1で戦ってきたプライドを見せるアウェイジャックぶり。
これはおごりではなく、鹿児島に対するエールでもあるのだ。
時間をかけて築いてきたというプライド。
鴨池は2008年以来。
そう、ホーム鴨池で劇的なラストプレーでのエジのゴール。
札幌を破り、暫定首位に立つという思い出深い試合。
http://www.coara.or.jp/~miyashu/tori/2008/12/12.htm

今回はアウェイ側なので、なんか風景が違う。

さてスタメン。
前節、決勝ゴールをあげ、故郷鹿児島に凱旋のごっちゃん、スタメンゲット。
ボランチはパスを散らせる千明を選択。
あとは開幕戦と同じ。
サブには、やっと出場可能となったキム・ドンウク。
鹿児島は前から来るよ、前から来るよと聞かされていた通り、アグレッシブにがつっと来る。
いきなりダニエルのミスからCKを奪われたりして、どうも落ち着かない。
こういう相手をさらっといなせるようだと、格上のサッカーになるんだけど、まだこのチームはそのレベルではない。

千明の玉離れのよいリズム感や、パスは確かに魅力的だ。
ただ、ソンスの汗かきプレー、おっとここにもファンソンスというくらいの黒子的スペーサーはかなりの落ち着きをもたらした。
試合展開や相手に応じて使い分けていくんだろうけど、絶対的なボランチにはならんのかな。

山口のサイドバックは、いい。
守備でもがっつりいってるし、攻撃もそこそこ上がれている、何より気持ちが見える。
DFラインを鼓舞したり、指示したりする声も大きい。
熱のあるプレーが好きだ。

岩田のサイドバックは安定感がはんぱない。
これが高卒ルーキーかいってくらいの落ち着きと、ふてぶてしさもある。
そういえば、翼にも同じことが言える。
なんにしても楽しみな選手たちだ。
終盤の翼、ドンウクの2トップは、わくわくした。
この組み合わせも楽しいんじゃないか。
点取ってくれそうだよ。

清本。
サイドというより、中で勝負するプレーの方に可能性を感じる。
ロングボールに裏抜けしようと競り合ってるのみて、後藤かと思ったら清本だったってシーンも。
あんまりなクロスの質にぼーぜんとしたのも確か。

それにしても、決めきれん。
これが最大の課題。
あんだけ惜しいシーンをたくさん作りながら、もう1点が奪えない。

ごっちゃんが、やっぱりごっちゃんだった件。
この試合最大のため息と、ああやっぱりの脱力感。
本人も相当悔やんでるだろうけど、取り戻しかけた信頼がまたちょっと遠のいたプレーだったよ。
うーん、次、取り戻せ。

よくない試合を勝ちきること。
これは優勝するチームには欠かせない強さ。
そういう点では、勝ったことが最高の収穫。
2試合連続ウノゼロは、まあ大分らしいといえば大分らしい。

そういえば黒豚とか、しろくまとか、さつまあげとか食べ損なったけど、蒸氣屋さんでお土産も買ったし、勝ち点3というお土産ももらえたので、上々の鹿児島遠征でした。
<オフィシャルより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて