2015明治安田生命J2リーグ第42節 大分トリニータ VS ジュビロ磐田 |
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2015.11.23 | ||||
大分銀行ドーム東口階段を上る。 サックスブールーのユニフォームを着たサポーターも、ちらほら、ほら。 いつものアウェイサポより確実に多い。 やはりここで昇格が決まるかどうかの一大決戦、サポも大挙して押しかけてくるにちがいない。 冬に向かう気候のせいか、青が少ない。 階段を上っていく人の青がやっぱ少ないよ。 2002年、スタジアムを青く染めようということで、「ブルースタジアムプロジェクト」と銘打って、各方面で青を着ようと呼びかけていたなあ。 だんだんスタジアムの青が濃密になっていく。 あのころの、何かに向かうワクワクした感じがなつかしい。 http://www.d-b.ne.jp/riku/event/b_pro001.html |
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今年1年のゲームを振り返るコーナー。ああ、やっぱつらかったなあ。 | ||||
上福元選手からもやしをもらう。佐藤選手もいっしょに。 | ||||
最終節。 今シーズンも終わりだ、ああ、ほんと苦しかった。 でもまだ大一番が残っている。 入れ替え戦にのぞむためには、この最終節を突破せねば。 前節、2点リードをひっくり返されて大宮の優勝と昇格を目の当たりにした屈辱。 2試合連続負けて相手の昇格に立ち会うのは勘弁してほしい。 そんなことでは、ずるずると入れ替え戦まで相手の昇格に立ち合うことになるぞ。 しかし、けが人が多い非常事態のトリニータ。 昌也も怪我らしい、兵働も怪我、ジョンヒョンは出停。 なんとこの試合でボランチに入るのは、姫野と阪田。 まあ、ここでディフェンスラインからダニエルを持ってこなかったのはよいと思う。 阪田のポテンシャル拝見といったところ。 サイドも怜ではなく伊佐。 トップにさんぺーと荒田。 いきなりのチャンスを決めておけば、展開は違った。 でもそこはトリニータクオリティ、攻め込みながらも決めきれず前半はスコアレス。 決めきれないことが後半に響いていくのは、何度もなんども学習済み。 悪い予感しかない。 トリニータの試合を応援しながらも、ちらちらと気になるJ3。 町田がドロー、山口が敗戦の濃厚な展開で45分、46分、50分??長くない? 試合終了を見たら両チームドロー。 山口はラストプレーで追いついたのか? とにかく、入れ替え戦の相手は町田だ、うーんこれは行けないか。 山口に行く気満々だったのに。 |
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後半、これも何度見たことか、だんだんと磐田にがんじがらめに支配されていく。 前半、つなげていた場面も、つなげなくなり蹴っちゃう、そのまま相手ボールにと蜘蛛の巣絡めとられるパターン。 当然のごとく失点。 このままずるずる負けちゃだめじゃん。 何度同じパターンを繰り返したら気がすむんだい。 うだうだうだ。 しかーし、ここで柳田采配がぴたっと。 高松に続いての交代投入は、遅れてきた秘密兵器パウリーニョと怜の2枚替え。 終了間際。 エンドラインまで切れ込んだ怜のシュート。 GKが弾いたボールはパウリーニョ。 スローモーションに見えたね。 なんという落ち着き。 狙い澄ましたアウトにかけたシュートは、ずどんと決まった。 なんというスーパーミドル弾。 秘密兵器は秘密のままじゃなかった。 ってか、初出場もすごく効いてたし、プレーも正確だった。 そしてこんなスーパーゴール。 なんで出さないんだ。 コンディション不良とは思えないぞ。 スタミナか? |
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もうスタンド地ひびきだね。 狂ったように喜びまくる。 ふう、と落ち着いたらゴール前が騒がしい、え、え、え。 磐田のゴール裏が狂喜乱舞沸き立つ。 劇的すぎるね。 磐田的には、なんてミラクル。 大分的には、なんじゃこら。 磐田の歓喜に、このままシーズン終了イベントできるんかいって。 でも、イベントは始まる。 そしてシーズン終了の挨拶で、青野社長成績不振の責任を取って辞任の話。 このタイミングでかい。 でも入れ替え戦終わって、表に出したら、いろんなことが遅れすぎになる。 来シーズンの準備を考えたら、このタイミングしかないんだろうな。 個人的には、今年のメンバーは悪くないって思ってる。 はまれば優勝も狙えるし、プレーオフに行ってもおかしくないんじゃって思ってる。 ただチームは生き物、いくらメンバーが揃っても、うまくはまるかどうかは別。 田坂さんの、刺激を入れよう、変えようとしたのがウラメだったと思う。 やってきたことを真面目に忠実にでよかったんじゃないか。 結果論だから、なんとでも言えるけど。 何はともあれあと2試合。 入れ替え戦で残留を勝ち取る。 すべてはそれからだ。 |
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<オフィシャルより結果> | ||||
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reported by miyashu | ||||
|風に吹かれて| |