2015明治安田生命J2リーグ第35節

大分トリニータ VS カマタマーレ讃岐
2015.10.4
うーん、うまくない。
本場さぬきうどんを食っちゃうぞ、と意気揚々と臨んだはずなのに。
これまで、しっかりゲームを支配して、結果はともあれ期待感は抱かせるサッカーが出来つつあったのに。

この大一番で、これか。
コシもなければつゆも薄い、具もない、天かすぽろぽろ、遠くさぬきうどんに及ばない豊後うどんである。
こんなうどんはお客様にはとうてい出せない。

思えば今シーズンのずっこけは、開幕アウェイ讃岐戦で始まったんだった。
プレシーズン一番乗りで作ってきたチーム戦術をあっさり捨てて、相手に合わせるような蹴っちゃえサッカーで粉砕。
いきなりぶっつけメンバーでぶっつけサッカー、勝つわけないよ。

ドン引き超タイトなアタッキングエリアと前線お任せカウンターというある意味潔い讃岐は確かに難しい相手だけど、ここまで崩れちゃうんかい。
さんぺーのケガで伊佐、後藤の2トップ。
裏のスペースを使ってこそ活きるタイプなだけに、厳しかったか。
ボールが収められないまま、前半で後藤は、エヴァンドロと交代。
お、ハーフで交代とはなかなか素早い決断、ヤナさん、いいんじゃない、って思った。

でも、後半はもっと悪くなる。
ボールはぽんぽんぽぽぽんっと宙を舞うばかり。
セカンドは必ず相手の前へ。

前線からのプレスなんてないのに、なんでしっかりビルドアップしないんだ。
これじゃ開幕戦といっしょじゃん。

鬼神ダニエルもミスキックを繰り返す。
為田も消えてる。
ストロングポイントがない。
攻撃の形が見えない。

そして極め付け。
伊佐に代わって安川投入。
えー、 5バック?って思ったけどさすがにそれはなく、安川がサイドに入って、為田を一つ前へ。
この交代だとそのまま5バックにスライドできるので、セーフティーな交代だとは言える。
でも、前線にフレッシュな選手を入れて、推進力を出そうよ。
為田、エヴァの2トップっていまいち絡みが見えない。
荒田のモチベーションだって切れちゃうよ。

これで前線が完全に分断された。
讃岐も得点の気配はないが、大分もない。
スコアレスドロー。
勝ち点1 、栃木との差変わらず 、水戸との差1縮める。
エヴァンドロの投入は文句ないところだろう。
でも、2枚目の安川投入、交代枠1残しについては、異論のあるところだ。
ただ正解は何だったのかは、結果論。

この勝ち点1が 、最終的にいい方に効いたとなることを願う。

そして次節アウェイ栃木戦。
ドームの階段を降りながら、今から飛行機のチケット取れるかなどと考えてしまうほどの重要な戦い。
とうとうここまできた。
<オフィシャルより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて