2015明治安田生命J2リーグ第33節 大分トリニータ VS ギラヴァンツ北九州 |
||||
2015.9.23 | ||||
大銀ドームの駐車場に止まった隣のクルマはどうやらギラサポさんらしい。 もそもそと北九ユニに着替えてる模様。 よし、こちらも着替えるか、っと???? あれ、忘れた。 おじいちゃん、もう、物忘れがひどいんだから。 うん、確かに、忘れた。 なんかユニ着てないと変な気分。 せめてタオルマフラーくらいは忘れないとよかったんだが。 雨予報にもかかわらず、ドームの空は青空。 ところが、だんだん暗雲垂れ込め、屋根まで閉まってしまった。 風雲急を告げるってやつか。 |
||||
岐阜戦の快勝に気持ち良く、ここは連勝で。 そんなトリサポの期待がスタンドの空気に満ち満ちている。 やっと自動降格圏脱出のしっぽが見えてきたんだから、がしっと掴んで離さんぞ。 中2日の3連戦、疲労も気になるところ。 でもやっぱ前節勝ってるからか、ブレずに前節と同じスタメン。 トップはさんぺーとごっちゃん。 サブには高松、伊佐、エヴァという前線のメンツ。 エヴァの使い方は、即効薬だけど毒となる可能性も。 うん、信じてるよ。 このメンツでのゲームは、いくら相手に攻め込まれても必ず自分たちの時間帯にやってくれると。 そしてやっぱりそうだった。 序盤こそ、北九州攻勢だったけど、徐々に自分たちの時間に。 ここで得点しないとね。 |
||||
そんな13分。 競り合いから抜け出した後藤が、DFを交わしてなんとか弱っちいけどシュート、GKからのこぼれを走り込んだレイチェル。 ゴール!!!!! これは冷静だったね。 人のいない右隅にコースをとったもんね。 うん、すばらしい。 一気にテンションマックス。 そしてチャンスを重ねるトリニータ。 ごっちゃん、惜しいんだけどね。 やっぱシュートが素直なのか、阻まれてしまう。 やだなやだな、追加点はいらないとやだな。 そんな時間帯にやっぱりやられてしまう。 しかも、お約束なのか恩返し弾はルイ! レイがとってルイが取り返すという。 そして後半。 ごっちゃんの交代は伊佐。 これはもう結果オーライなのか、CKを伊佐が決める。 |
||||
2-1のリードという状態で、次の交代は? ま、まさかの20分残しで柳田監督は動いた。 さんぺーアウトで安川イン。 5バックの5?4?1のラインがきれいに並ぶ。 トップの位置もかなり低く、コンパクトにブロックを形成するので、攻撃はカウンター独走しかない。 正直、不安になる。 だってセットプレーもあるし、このまま抑え切る確証はないよ。 で、交代枠を残してまさかのときは2トップに戻すのか? リスクを負わなきゃなにもできないのはわかるけど、時間が早すぎやしませんか。 しびれるような時間が続く。 北九州の攻めをひたすら跳ね返すトリニータ。 カウンターで為田がビッグチャンスをつくるも、得点ならず。 んー、惜しいなああ。 ここで真骨頂を発揮したのはダニエル。 強烈なヘッドで再三ボールを跳ね返す。 恐怖心ものともせず、体を投げ出す。 鈴木とのCBコンビは、本当に強いね。 試合を通してやっぱりMVPはダニエル。 ダニエル無双で格の違いを見せつけた。 昨シーズンのダニエルがやっと戻ってきたなあ。 ダニエルを中心とした必死の守備を見ていると、なんか2008シーズンのカメナチオを思い出す。 最後は西にかえて山口。 CB選手を5枚並べて鉄壁のラインを形成し、ひたすらに守る。 そんなしびれる時間をやり過ごして、ついにアディショナルタイム4分を終えた。 |
||||
ふう、勝った!勝った! でも、このリードしたときの交代パターンは、時間帯も含めていろいろと物議をかもすだろうな。 柳田監督は、カウンターで次の点を取りに行くというけど、んー、どうなんだろ。 しかし、岐阜。 札幌に勝ってしまった。 そして栃木は千葉・松田力の2ゴールに屈した。 ということで、最下位脱出、その上も見えてきた。 次節岡山戦は、ほんとにほんとにほんとに正念場だ。 こういう試合にちゃんとこけてしまうトリニータの悪しき習性。 もう、今度こそ、やらかした、では済まないからね。 ここで勝ちきらなきゃなんもならない。 柳田監督が宣言した、残り12試合で勝ち点18。 3試合を消化して2勝1敗勝ち点6。 あと4勝の1つは必ず岡山戦で取る。 J2裏天王山は大混戦。 ボトムズを駆け上がるのは、大分だ! |
||||
<オフィシャルより結果> | ||||
|
||||
|
||||
reported by miyashu | ||||
|風に吹かれて| |