2015明治安田生命J2リーグ第30節

大分トリニータ VS セレッソ大阪
2015.8.23
セレッソ大分。
うっかり言っちゃった試合前のセレモニー、市長挨拶。

そういえばそんなことを揶揄してたことがあったなあ。
J2降格が決まった2009年シーズン。
清武とか大海とかダイスケとか、みーんなセレッソに移籍しちゃって、セレッソ大分かって言ってたよね。

昔のことをついつい思い出しちゃうのは、おじさんの悪い癖なのか。
それとも、もうJ2にも居られないって悪い予感なのか。
開始1:47、ゴール瞬間、なぜかすかさず電光掲示をみた。
いきなりのCKから、ゴール前のごちゃごちゃからさんぺーのゴール。
うわうわうわ。
セレッソ相手に、こんな早い時間にゴールか!!!
興奮、とともに悪い想像が暗雲のように広がる。

うん、0?0に気持ちを切り替えよう。
このままセレッソが無得点なんてないもんね。
早く2点目を取らないと、大変なことになる。

わずか8分後、セレッソのCKからすこーんとパブロのゴール。
かくん。
ちょっと折れる。

CKやらんでも済んだのにな。
こういうのやだな。
でも最悪の愛媛戦よりはまだ戦えるように見えた。
実際、思ったより低調なセレッソ相手に、なんとか2点目が取れるんじゃないかって思えた。
前半、終了間際のゴールに迫る怒涛の攻撃は、技術的には劣るけど気持ちは負けなてないっていう気迫みたいなものが伝わってきた。

「もともと(今週の)ミーティングであのエリアが空いているとは言われていて、とりあえず枠には持っていこうと思って蹴りました。」(山口蛍 Jリーグ公式より)
セットプレーで3発。
大分のゾーン守備をちょっと研究されました、じゃ済まない。
柳田監督のコメントによるとそれはわかってたけど個の質で上回られたなんて意味のことを言ってる。

もうね、なんか個で上回られるなんてのは聞き飽きた。
その割に、チームでちゃんとスカウティングして、相手の弱点を突くとか、そういうコメントもない。
愛媛戦も結局敗因はそれだった。

この3連敗は、選手の質の部分より、監督の相手チーム対策の部分が大きい。
こうなるともう勝ちが想像しづらくなる。
負けたことより、その敗因と思われる部分に暗澹たる思いを抱くのだ。
そして、もう勝てないんじゃないかとさえ思う。
7月は勝ち点11、8月は勝ち点1。
スタメン固定でボール運びもプレスの掛け方もスムーズになって勝ち点を重ねた7月。
相手に研究されるも、スタメンも戦い方もなんら対応しないまま勝ち点を失った8月。

9月は熊本、岐阜、北九州、岡山との対戦。
この4チームからいったいいくつの勝ち点が奪えるのか。
そして岐阜との直接対決。

今、チームに足りないのは、キープ力と推進力だと思う。
高松がスタメンで出なくなってから、明らかに前線のタメがなくなった。
坂井を使ってもいいかもしれない。
ダニエルのボール奪取力、キープ力、推進力はぜひ使いたいところだ。
兵働、昌也のたまった疲労度を考えても、ボランチスタメン起用してもいいんじゃないか。
高松やダニエルは故障がらみで万全じゃないのかもしれないけど。

次節はカレンダーも変わる9月。
ぜひ7月の勢いを取り戻してほしいところだ。
<オフィシャルより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて