2015明治安田生命J2リーグ第29節

京都サンガF.C. VS 大分トリニータ.
2015.8.15 @西京極スタジアム
アウェイの敗戦は帰途が辛い。
満足げな表情で高揚した気分を抑えきれないホーム京都サポだらけの京都駅行き臨時バス。
西京極スタジアムではなんと試合後、怪談グランプリ準優勝の和尚さんの怪談を聞くなんてイベントも行われているらしい。
「行きはよいよい帰りはコワイ」なんてキャッチコピーがついてるけど、勝った京都サポは怪談ならぬ快談だわな。

ぼーっと窓の外を見やりながら、ふかーくふかーくため息をつく。
臨時バスが京都駅に着く頃には、駅ビルのお店も終了しましたの札をかけて店じまい。
再びはあ?とため息。
アタマにインプットしておいたお目当のラーメン屋に行く気力もわかず、ホテルのそばの「なか卯」で牛皿定食をもそもそと食う。
はあ?。
シアワセの絶頂はハーフタイムだった。
あんまりいい出来とは言えない前半だったけど、チャンスは訪れた。
為田があれあれあれっと上がっていって切れ込んでシュート!
うほほーい、入っちゃったよ。
アウェイで先制ゴール、なんて気持ちいい。

ほんとちぐはぐでセカンドも拾えず、なんかなあの出来なのに1対0で折り返す。
このまま終わってほしいけど、終わらんだろな。
2点目、はよ。

後半は、さらにひどい。
マイボールになんても、なかなか前線へ運べない。
どころか、へんなところでカウンターを食う。
ならばよいよい、ここは高松が残ってるじゃないか。
柳田監督も後半狙いで、高松をベンチスタートにしたんじゃないのか。
一気に流れを変えてくれ。
満を持して投入だよな、ね、柳田さん。

と、思ったらごっちゃん。
しかもトップ。

と、2枚目のカードは?
阪さんが山口とチェンジ。
なぜに?

荒田投入するも、もうなんだか。

推進力全くなし。
ミスも多し。
点が入る気配まったくなし。
事故で奇跡的に、なんて気配もない。

アディショナルタイムが3分もあるのに、もう、心踊らないなんていったいいつぶりだ。
あ、前節も似たようなもんだったけど。
2連敗。
負けは負け、しかも大黒にやられやがって。
でも、それはあきらめもつく。
勝負事なんだからね。

ただこういう試合を2試合も続けられると、気力がわかなくなってくる。
希望ってもんがちらりとも見えないんだもん。
高松を投入できなかったのは、理由があるのかもしれない。

でも、でもでも。
ただ時間をやり過ごすだけの終盤を思い出すにつけ、無力感でいっぱいになった悔しさは忘れがたい。

マッチデーにでかでかと載ったけーすけに、さんぺーの背中にでもボールを当ててくれって祈ったのがいけんかったのかな。

とぼとぼと 俯き歩くも アウェイかな
<オフィシャルより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて