2015明治安田生命J2リーグ第22節 大分トリニータ VS 水戸ホーリーホック. |
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2015.7.8 | ||||
兵働も昌也もまだ効いてるし、こっから攻撃が始まってるし、替えるわけないよなあ。 うーん、終盤のこの場面で一番得点のニオイのするのが、ダニエルなのになあ。 そんなときに、ダニエルが呼ばれた。 え、どこで使うの? まさかのFW起用。 高松との2トップという奇策に出た柳田監督。 柳田さんて、オーソドックスな交代するし、ポジションでさえスライドさせずに、そのまま同ポジションで交代が多いのに、まさか、ここで。 でも冷静に考えてみると、これはもう、なんだかなあな出来事だ。 とにかく点がほしいこの局面において、柳田さんの判断は、岡本よりダニエルだったわけだ。 確かに、ダニエルにはなんかやってくれるというニオイがするし、足元もある、競り合いにも強い、ミドルもある。 つまり、ここがトリニータの現時点の限界点ってことだ。 ダニエル以上の点取り屋がサブに残っていない。 たぶん、おおかたのトリサポさんも岡本よりダニエルって同じ判断を下したんじゃないだろうか。 |
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それにしても、水戸に献上した先制点は、お粗末だった。 え、え、何それ? えー、マイナスリターンでゴール割られるよ。 って思ったらそのとおりにゴール。 マンガみたいな馬鹿ゴール。 大事な大事な試合の入りに、こんなことしてて勝てるわけない。 あっけにとられて、怒りさえもって行き場もなく呆然。 タイトな守備でやりきったセレッソ戦は何だったんだ。 騒然とするスタンドをおさめるには、得点を取り返すしかない。 と、そこは阪さんの見せ場。 落胆さめやらぬ間に、お見事ヘッドで取り返してくれた。 それにしても、攻めきれんトリニータよ。 もうね、このままじゃあかんよ。 この試合の水戸は、これまで対戦した水戸じゃなかった。 最後の最後まであきらめず走り抜く驚異の推進力はなかったもんね。 これ以上水戸に点は取られんだろうって思えたもんね。 だからこそ、あと1点が必要だったのに。 だからこそ、最後の最後にFWダニエルなんて選択をしないですむようにしないと。 |
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今週、風間の岐阜へのレンタル移籍が発表された。 今のトリニータの戦術じゃ、風間は使いにくいし、生きない。 このまま出場機会もほとんどなくシーズンを過ごすことになるだろう。 それを思えば、レンタル移籍は悪い選択じゃないと思う。 まあ、移籍先が残留争いのライバル岐阜ってのが、しっくりこないとこではあるけど。 ゴール裏には、19番のゲーフラが数多く掲げられた。 バックスタンド側には、風間にラブコールを送るダンマクも掲出された。 そして、今、最大の救世主となるであろう選手は、永井龍。 セレッソからのレンタル期限は12日。 奇しくも、12日のヴェルディ戦が怪我明けの復帰試合となる見込みだ。 復帰して1試合だけで、セレッソへ戻るのか、それとも期限延長で、トリニータの巻き返しの起爆剤になるのか。 もうね、毎日毎日クラブからの公式リリースを心待ちにしてるんだよ。 永井は男だ。 こんな中途半端な移籍で納得できるはずない。 きっと延長してくれるはずだってね。 まあ、そこは大人の事情ってやつがからむので、なんとも言えないけど、永井の残留は、後半戦への最大の補強だと思っている。 ホームゴール裏にずらっと並んだ無数の36のカードがトリサポの気持ちをすべて表していた。 これで岐阜とは勝ち点差が1縮まって3となった。 得失点差を考えると、次節、最下位脱出もありうる。 勝つためには、停滞した前線をなんとかすること。 そして次節、その期待を一身に背負うに十分な永井龍の復帰が見込まれる。 梅雨明けの空のように、次こそ、すかっとさせてくれ! |
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<オフィシャルより結果> | ||||
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reported by miyashu | ||||
|風に吹かれて| |