2015明治安田生命J2リーグ第9節
Vファーレン長崎 VS 大分トリニータ
長崎県立総合運動公園陸上競技場
2015.04.26
おお、ちょうどよい距離でジョンヒョンのFKだ。
ジョンヒョンかよ、こりゃだいじょうぶか?入るかな?って思ったトリサポさんも多いはず。
そしてそのあと、ジョンヒョンごめん、って心の中で謝ったことでしょう。
ふふふ。

おじさんはね、違うよ。
こりゃ入るよって確信してたね。
いや、ほんとだよ、だってそれには理由があるから。

2月22日、シーズン前のトレーニングマッチ熊本戦@スポパ。
ジョンヒョンズドン、ジョンヒョンズドンとワールドクラスのミドルを2本決めちゃったんですよ。
これを目撃したトリサポは100人だろうか、200人だろうか。
まあ、メディアにものってないので、この僥倖に出会った人はわずか。
これを見てた人なら、あのFKも確信できただろう。
期待を持たせるには十分すぎるほどの見事なゴールだった。

もったいない、もったいない、シーズンでこれを見せなきゃもったいないって思ってたのが実現してほんとよかった。

80分からは為田に代わり山口投入で5バックというなりふりかまわぬ必死の守り。
まあ、枚数増やせばいいってもんじゃないという向きもあろうが。
とにかく、チーム一丸となって食らい付く姿がそこにはあった。

このウノゼロというスコアが、全てを象徴しているんじゃなかろうか。
いくら劣勢でも、勝てば官軍。
勝利のみを求めた結果がこれなら、オールOK!
内容が伴わなくても、チームに活力与える試合ってのはあるのだ。
長崎には大分に縁のある選手が多く在籍し、とても親近感がある。

刀根、ユウダイは試合後、大分のゴール裏にあいさつにきてコールをもらった。
(山口も長崎に行ってましたね。)

ガミさんもいるし、神崎は大分出身だし、高橋の兄大輔は大分で活躍したし、コーチには原田さんもいる。
そして、マッチデーを飾ったのは、我が日出町出身のJリーガーで、大分ユース出身の岸田翔平。
スタメンフル出場。

いつかは大分に帰ってきて活躍しておくれ。
本日のスタグルは、まず何と言っても長崎スポンサーの岩崎本舗さんの角煮まんじゅう。和牛ハンバーグの白まんも軟くてうまかったぜい。
ちゃんぽん麺の焼きそばや、五島うどんの焼うどんもゲット。
スタメンに大きな変化が、という前日からの囁きを聞いて実はすこし不安だった。
試合前、実際にスタメンの名前を見てだらに不安になった。

アンカーに昌也、そして為田の復活、センターバックに若狭の起用。
サイドバックには、ん?伊佐の名前がある。
シャドーの一角が前節に引き続きジョンヒョン。
んー、この起用はなんだ?

って思ったけど、いざ始まってみると、あれ、これはもしかしていいのかも。
がっつんがっつんとここってところのコンタクトが効いてる。
怜や風間でもなく、兵働でもなく、このメンツはそういうことだったのね。
ハートで強く勝負できるメンバーとも言える。

そして何と言っても為田復活は大きい。
ほんとうに大きな存在感をもつようになった。
存在感でピッチの空気を左右するプレーヤーは選ばれたほんの一部の選手に限られる。
為田の復活が、トリニータのこれからの連勝街道の呼び水となれば、名実ともに為田はミスタートリニータとなる。
もう一度言おう。
ゲーム全体を通してみれば、明らかに長崎のゲームだ。
長崎がこのゲームを支配した。
でも、そんなことは勝敗には関係ない。
勝者は、大分なのだ。
それがサッカーなのだ。

失点0で押さえた。
ジョンヒョンが覚醒のスーパーゴールを決めた。
為田が復活のピッチで躍動した。

こういう要素を秘めた勝利は、次へとつながる。
連戦の次節3日後。
勢いがあるときは、むしろこれくらいがいい。

我らがホーム、大銀ドームでさらに勢いづくぜ!
さて試合後は、下道を通って、彼杵から佐世保へ。
ナビに惑わされながら、何度か行き違ったりして、目的地の佐世保バーガーへ。
お肉屋さんがやってるハンバーガ屋だけあって、柔らかうまうま。
勝利の余韻をスパイスにハンバーグをかみしめるひととき。
いい遠征だなあ。
<オフィシャルより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて