2015明治安田生命J2リーグ第7節
大分トリニータ  VS  アビスパ福岡
2015.04.11
本日のスタグルは、大分名物団子汁と吉野のとりめし。
究極のヘルシー。なぜだかこれまで見たことないくらいの野菜も汁もたっぷりの盛りっぷりでした。
「勝てていない現状をわかっていない人がいるので温度差がある。これは全て私がまとめられていないのが問題。まだゲームに入れないとか、なかなか一つになれていない。どうしても水が漏れているような状況。」(オフィシャルより田坂監督のコメント)

な、なんじゃこりゃあ。
温度差ってなんだい、水が漏れるって・・・

スタメンを見てワクワクした。
為田がまだだけど、今期で一番理想のメンバーがそろったと思った。
こりゃ、勝たんとね。

永井、エヴァンドロ、怜とスピード系の選手が前線にそろう。
西とさんぺーのサイドも期待を抱かせる。
ボランチには王様ダニエルと巧者兵働。
山口、鈴木、安川のいつもの3バック、そしてGK武田。

これで勝負できんかったら、もう駒の使いようないじゃん。
ところが攻撃のイメージが共有できないのか、いいとこでパスミス、連携ミス。
セカンド拾えても、ビッグチャンス作っても、会場がわっとわいても、得点はゼロ。
おおーっとばかり永井の初ゴールがネットを揺らしても、ジャッジはノーゴール。
エヴァのあと一歩のシュートも、決まらず。

でも冷静に考えてみると、エヴァのビッグチャンスは個人技だし、西が目立ってるのも個人技。
せっかくの怜のシャドーもぜんぜん絡んでない。
ダニエルや兵働のパスも、展開を見せない。
トリニータ優勢に見える前半もスコアレス。
こうなると全トリサポが予感した、と言ってもいい展開が後半に訪れる。
おお、まさに予感的中。

末吉のFKはエヴェのクリアで方向がちょっと変わりファインゴール。
ん、これって不運?それとも予定通り?
案の定、ばたつくトリニータ。
2点目は完全に虐殺。

高松の意地のゴールも、時すでに遅し。
確実に2失点するチームが勝てるわけないでしょ。
前線をいじるだけで、2失点チームは改善するんだろうか?

もはや優勝とか、昇格どころじゃないでしょ。
J3降格をいかに回避するか。
そのためにこれからどうチーム再編をし、勝つチームにしていくか。
クラブもサポも本気で考えなければ。

うーん、一番の元凶は目に見えない「慢心」じゃないかな。
今年のメンバーなら、J2最強ではないけれど、ある程度のレベルのメンバーは揃ってる。
「優勝」って言葉を掲げてもまんざら無謀じゃないってのが、心のどっかにあって、それが悪い方に働いてるんじゃないか。
いやこの試合は読み違えた戦術ミスだったとか、不運なジャッジで試合を壊されたとか、チーム自体は良くなってるとか。
本来ならトリニータは未だ勝点4のチームじゃないって、そんな気持ちがあるなら、09年の繰り返しだ。

謙虚さは実力。
謙虚な気持ちがチームをつくる。
チームを強くする。

何かを劇的に変えなければ、このままではいかん。
じゃあ何かを変える?
我慢を続ければ、傷は深く大きくなるばかりだ。

温度差をなくすために、田坂監督がどう動くのか。
ホーム大宮戦の結果次第では、クラブが動かなければならないところまできている。
<オフィシャルより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて