2014 J.LEAGUE DIVISION 2 第35節 大分トリニータ VS ジュビロ磐田 |
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2014.10.4 | ||||
高木が高い位置から相手のパスをつぶしにかかる。 果敢なボール奪取からこぼれたボールをダニエルがかっさらう。 そして為田へのスルーパス。 見事なトラップでDFのウラへ抜け出た為田はGKとの1対1を股抜きシュート! 瞬間、ぞくぞくっと鳥肌。 ゴール右隅を貫いたボールにじわっと泣きそうになる。 これだよ、これ! チームが闘志を見せ、連動し、前を向いた結果の賜物。 逆サイドには林もきっちり走ってたもんね。 ほんと、トリニータの試合で泣きそうになるなんて久しぶりすぎる。 たった一つのゴールが、こんなに心動かすもんなんだって、やっと思い出した。 |
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J2リーグも残り8試合。 しかも上位対決が続くとあって、この磐田戦はほんとに昇格できるんか、プレーオフ行けるんかというターニングポイントとなる試合。 前節の情けない試合の後、田坂さんの檄と立て直し対策がいかに奏功するか。 しかも、旧知の磐田・名波新監督が相手とあってはもう田坂さんの監督生命を賭しても勝たんといけんわな。 個の能力は磐田が勝る。でも大分だって負けちゃいない。 我がチームの選手を信頼し、堂々とマッチアップをのぞむ布陣を敷く。 GK武田。 DFラインには、阪田が戻って来た。 高木、阪田のCBに、若狭、西のSB。 ワンボランチにダニエル。 サイドハーフは為田、土岐田、センターに末吉、木村。 ワントップ林。 伊藤がスタメンを外れベンチスタート、そしてこの伊藤のサブこそが、この試合の秘策。 試合の流れを変えるジョーカーとして田坂さんが仕組んだものだった。 |
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試合は序盤からトリニータが攻勢に出る。 林、末吉が前線からがんがんプレスをかける。 連動してハーフも動き、DFラインは高いところからチェックに行く。 「走り」と「球ぎわ」という前節の反省点が、見事に生かされている。 激しい闘志が、走りと球ぎわの強さに見える。 守備がハマるってこういうことなんだなあ。 守備にワクワクするって、なんだか新鮮な感覚。 録画で見直してみるとあんまり目立たないけど、スタで見てたら末吉の運動量が半端ない。 中盤の底で、ダニエルをカバーしつつ、激しくボールを奪いにいったかと思えば、いつのまにかトップでフォアチェック。 とにかくダッシュをくり返し、くり返し。 なんでこんなに走れるんだって、感心するやら、びっくりするやら。 |
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末吉を筆頭に、ほんとよく走った。 後半へろへろになっても走り続けた林。(早く代えてあげてって思うくらい) 土岐田の安心と信頼の上下動。 守備もガッツリ、奪ったら独特の走りで切り裂く西。 いやもう、ほんと、やればできる子たちなんだって。 DFも勇気を持って攻めた。 高いラインを常に保ち、攻めの守備を見せた。 若狭のサイドバックはほんと高かった。 1点目の伊藤へのパス?もあの位置だからこそ。 チームの意識がゴールを向いていた。 そして何よりも田坂さんの選手へのモチベーションアップ術と読み。 土岐田サイドバックで西ハーフかと思ったら、やっぱ西は本気でサイドバック魔改造だったんだね。 この西ならサイドバックお願いしますって言いたくなる。 また、流れを変えるべく、ジョーカー投入、すぐさま決定的な仕事をしてしまった伊藤大介。 ほんとはまってしまった。 |
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2?0で迎えた終盤は、これまた心憎い時間の使い方をして、磐田をじらす。 ラブトリニータのチャントが選手を押す。 うーん、確かにトリニータオーレも歌いたいんだけど、ここはこのままって雰囲気か。 最後は両者の思いが入り交じって、あれあれ?なことになったけど、まあよいや(笑) 完勝だよ、完勝。 トリニータらしい完勝。 しっかり守って守って守ってカウンター一閃ってのが似合うね。 このスタイルを続けて行けば、残り7試合、そしてプレーオフ、楽しみだ。 プレーオフで戦う確率の高い磐田だけに、この結果の影響は大きいよ。 でも、まだ信じちゃいかん(笑) ホームでいい試合をしたのに、翌週、なんで??って転け方をするのがトリニータの伝統芸。 やっぱ、この期に及んでは、いいかげん脱皮しなければ。 次節、アウェイ松本戦。 敵地としては超アウェイ感たっぷりのスタジアム、これ以上の舞台はない。 緑に埋まったアルウィンをしーんとさせるんだよ。 そしたらホンモノだ。 いつかは行ってみたいアルウィン。 なんと今回、山梨に住む娘に会いに行く予定を立てたら、集合場所がアルウィンじゃありませんか。 偶然ってあるね(笑) ってことで、次節松本戦は、目の前で勝利を味わってきます。 |
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<J'sGOALより結果> | ||||
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reported by miyashu | ||||
|風に吹かれて| |