第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会
3回戦
  サガン鳥栖  VS 大分トリニータ  
  atベストアメニティスタジアム2014.8.20
うう、し、しごとが・・・・
でもええい思い切って行っちゃえ。
だってもともと休み取ってたんだもんね、休みとって出勤して仕事してたんもんね。

高速すっ飛ばして山田SAまで一気に。
朝倉ほとめき食堂で朝倉醤油ラーメン焼豚丼セットをヘヴィーに食う。
もちもちって麺がけっこう好み。

うん、まだ時間がある。
鳥栖プレミアムなアウトレットへ。
おお、こんなPUMAバッグが2000円、お得だ。買う。
おお、こんなNIKEバルサ13-14ユニが3990円、黄色Vネックのシンプルデザインが好きなので買う。
同じユニなのに4990円と3990円と2種類のタグがある不思議。

そして、どどーんとベアスタ、つまりベストアメニティスタジアムへ。
まだ時間があるので、近くのフレスポのスタバへ。
スタバならチャイラテやろ、ってここんとこ定番メニューを飲みながら憩う。
と、先日の京都戦でもご一緒させてもらった某夫妻と出会う。
なんだか行動パターンが似ている模様。
さてベアスタ。
さすがに平日天皇杯、アウェイサポーター数は少ない、ってのはいつものアウェイベアスタを想像するから。
平日天皇杯ってことを考えれば、よくぞまあみなさんここまでいらして、よっぽど好きなんですねってとこだろう。
自分のことがとりあえず棚に上げ置いて。

リーグ戦じゃないので、大好きなイブスキのホットドッグはもとよりスタグルはなし。
仕方がないので、売店をぐるっと巡ってみる。
ん?不思議な食べ物をみつけた。
ちくわの中にポテトサラダを詰め、まるごと天ぷらにしたというもの。
その名も「元祖ちくわサラダ」、そのままんまやんけ。
熊本県民のおかず、らしい。無理矢理感がそこはかとなく漂う。
そうこうするうちに4時半に別府からダッシュをかけたというYさんも到着。
いやいやよっぽど好きなんですねの輪だ。

天皇杯を平日に挟む過密日程だから、メンバーもやりくり。
日頃出場機会を得られてないフレッシュな選手がどんなプレーを見せてくれるか注目。
これも天皇杯の楽しみ方。

GKは古巣ベアスタに降臨の室拓哉。
CBはケガから復帰の阪田、若狭。
SBが左は注目の初出場、カン・ユング、右にマグこと増田繁人。
サイドハーフは西と昌也。
ワントップに伊佐。
2列目に風間と土岐田で、中盤の底を司るのがこれも古巣対決の末吉。
キックオフ。
おお、ボールがつながる、つながる。
何よりも運動量が豊富だ。
こういうサッカーは、気持ちが感じられてよい。

初スタメンで気合入りまくりのカンは小気味よい上がりから、正確なパスを前線に供給した。
守備も、全力ダッシュをくり返し、さいごまであきらめずボールに食らいついた。
ボーズにして気合を見せてたけど、プレーでも気合を証明してくれたね。

阪田の対人プレーは、サポーターを盛り上げる。
こういうのが必要なんだな。
ケガあけのためか、前半だけのプレーだったけど、復帰に期待を抱かせた。

伊佐は十分ターゲットになれる。
足下も上手いし、ボールをおさめられるし、シュートの意識もたかい。
ゴールという結果を出せば、スタメン争いにも名乗りをあげられるんじゃないか。

で、何もよりも前半を面白くしてくれたのが、2列目に並んだ風間と土岐田。
土岐田は、ポジションどこ?ってくらいフリーマンっぷりを発揮し、攻撃に守備にあ、ここだってとこにからんだ。
決定的なシュートもブロックあり、サイドに流れて(ベンチから田坂さんが指示してた)ユングとのからみあり。
トップにいたり、急に顔出してカウンター攻撃に1枚増やしたり。
そして献身的なムダ走り。
前節京都戦でも、同点ゴールの高松・後藤のラストパスの前に、逆サイドへ引きつける走りがあったが、こういう動きがとても効果的だと思う。
同じ2列目なんだけど、風間は下がり気味、土岐田は上がり気味な位置取りが多かった。

前半を1−0で折り返したけど、前半は得点も内容も大分が勝っていた。
こういう試合が後半も続けてできれば、J2では勝ちを積み重ねられるはず。
そう、1試合通してできれば、の話だけど。

今の大分が、後半にあっちあられんゲームをくり返すのは、1試合を通したゲームプランが実行できていないからじゃないか。
明らかに後半、チーム全体がガス欠になり、ミスも激増する。
風間があれだけの運動量で前半を引っ張った。後半のどこで代えるか、タイミングはもっと早くていいんじゃない?
どうゲームを落ち着かせ、クローズさせるかというコントロールがなかなかできないなあ。
前半が終わった時点で、う、こわいこわい、これはまたいつものやつじゃないのか。
前半と後半まったく別なチームでしたって、あのやつじゃないのか。
トリサポの多くが、そんな懸念を抱いていたようで・・・。

あ、もう後半は忘れたので・・・・。
鳥栖の選手がゴールを決めると、どどどっと地鳴りのように歓喜が響き渡る。
メインもバックも立ち上がってタオルを振る。
壮観だ。
何回見ても、屈辱的な気持ちになる。
サガン鳥栖のパワーの源は、こういうところにあるんだろう。

あー、もう、これは天皇杯だから。
切り替えて、切り替えて。

よし、山田SAでうまいもんでも食って帰ろう。
朝倉名物を堪能しよう。
ってことで、帰りの朝倉名物は、「あさくら豚米角煮重」。
肉がやわらかで、んまい。
よしよし、これ食ったら、ちょっとは前向きに生きられる。
リーグ戦は4日後、ホーム。
群馬をやっつけろ!
<トリニータオフィシャルより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて