2014 J.LEAGUE DIVISION 2 第27節
  京都サンガF.C.VS 大分トリニータ
2012.8.17 at西京極スタジアム
お盆休みを利用して京都旅行。
あれ?なんと偶然にもトリニータの試合が京都であるじゃないですか。
ってな毎度のパターンで。

前日の豪雨がウソのように、まったく雨の心配もない西京極。
京都駅地下でちゃんとレインコート買って準備してたけど、それも杞憂。
勝ち点同じでプレーオフ圏内を目指すライバルチームとの戦い。
前節、するりと掌をすべり落ちようとした勝利を、意地でもぎ取り、よし、ここで連勝すれば・・・って京都戦。
でもね、こういう試合を落とすんだな、このチーム。
もう、おじさん、歯がゆくて歯がゆくて仕方ない。
今度こそ、勝ってくれ。

そんな試合なんだけど、ラドンチッチは家庭の事情で帰国中らしい。
スタメンはコウヤと林の前線にサイドは昌也と木島。
ボランチが伊藤と為田。
高木&若狭のCBに両サイドバックは怜&ヤス。
GK武田洋平。
前半はなんて気持ちいいゲーム。
武田は蹴らずにDFラインからビルドアップ。
ボランチを介してサイドに展開したり、縦パスを通したり、為田ががんがん上がったり。
大黒もDFにあまりプレスをかけないし、こちらのDFラインとボランチのところは、スペースいっぱいで自由にボールを持てるから、かなりやれる。
ただ向こうのゴール前はそのぶん分厚く、シュートコースもなかなか切れない。

攻勢を続けながら、やっとの先制点は、38分。
怜のクロスにファーサイド安川の折り返し、木島がスルーして走り込んだコウヤのゴール!!
ん?なんで両サイドバックがここまで同時に上がってるのか?2バックか?
たぶんボランチがカバーしてるんだろうけど、なんて攻めだ。

サイドバックの上がりもいいけど、この日はボランチ為田の攻め上がりがよかったなあ。
やっぱ為田は、サイドより真ん中のほうが、輝く気がする。
それにしても京都は、こういう守備なのか。こういうチーム相手なら、ラドンチッチに当てなくても、ポゼッションサッカーできるね。
ロングフィードはほとんどなく、ほとんどグラウンダーのパスを通しながら、ビルドアップ。
なーんて勘違いをしてしまったのは、京都の作戦だったのか。
後半、大黒も石田も前線から執拗にプレスをかけてくる。
打てば何か起きるの格言通り、石田のシュートは、高木に当たりコースを変えてゴールマウスへ。
そしてその後10分もしないうちに、コトは起きた。
GKの両サイドにDFが残ってパスを受け、そこから組み立てるトリニータを、ヤツは狙ってたね。
前半、ほとんどゆるゆるにしてたのは、後半狙いだったからなのか。
大黒の老かいさにやられた。

前のコースを切られてGKに戻す若狭も若狭だけど、あわててしまって無人のゴール前に蹴り出す武田も武田。
あっというまに逆転。
そして、いつも見る風景。
あんなにパスが正確に通ってた前半は何だったのかというくらいのパスミスオンパレード。

プレスがかかるってこういうことなのね。
まあ、なんという弱っちいメンタリティ。
やりきれん、もう、このチームは、なんなんだ。
刻々と時間は過ぎて行く。
このまま負けたら、このチームやっぱだめだ。
成長がない。

しかーし、途中出場の交代メンバーがやってくれました。
相手DFを引きずりながらパスを受けた高松。
そこを斜めに走って相手の目を引きつける土岐田。
その逆位置にDFの間でパスを待つ後藤。
高松がよーくためてそれっとパスを出す。
気持ちよかったね、この瞬間。

うおうおうお、同点だ。

うーん、なんちゅうか、この勝ち点1。
無駄ではない、チームの粘りも感じた。
でも、微妙な気持ちになってしまうんだ。
勝てた試合だろ、それは京都サポも同じ思いだろう。
「もったいないから もったいないから
ボクは勝ちを描き泣く ああ」
ってぱみゅぱみゅな気持ちになるんだなあ。

まあルーキー2得点なのにヒーローになり損ねた石田選手が、いちばんのもったいないだろうけどね。

さあ、中2日で天皇杯、鳥栖へ行って来まっせ。
どんなメンバーで来るだろう。
天皇杯だから気楽に楽しみたいというのもあるけど、やっぱ鳥栖には勝ってほしい。
辛酸をなめさせられ続けている相手なんだから、しかもJ1優勝争いをしてるチームなんだから。

ボクは、大好きなベアスタ(鳥栖スタ)へ行くよ!
数年ぶりにレプユニ買いました。
<J'sGOALより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて