2014 J.LEAGUE DIVISION 2 第23節
   ギラヴァンツ北九州 VS 大分トリニータ  
  2014.7.26 at 北九州市立本城陸上競技場
アウェイの洗礼はいきなりやってきた。
(洗礼でもなんでもないことにあとで気づく)
キックオフの時間から考えて、まだ十分と思いつつ、暑さを逃れてイオン若松へ。
ゆったり昼ご飯食べて、デザートに31なんぞ行って、ゼビオや本屋をうろうろしたりして、さあ、そろそろと競技場前駐車場へ。
え、え、え、もう満車?
キックオフまで3時間以上あるのに、なんで???
(この時まだ気づいていない)
仕方なく若松競艇場の駐車場からシャトルバスで競技場へ。
ん、もう開門してるの?
キックオフ3時間前で開門?
(この時もまだ全然気づく気配なし)
メインスタンドは日陰で心地よく強めの風が吹いている。
本城と言えば豪雨の思い出しかないけど、今回は上々の観戦日和。

おお、懐かしのTOM-Gだ。
なんかマスコットがいろいろいるな。
おお、芋洗坂係長ではないか。
スタジアムイベントもけっこうあるね。
さあ、選手がピッチに出て来たぞ、アウェイスタンドが盛り上がる。
それにしても、やっぱいつものトリサポクオリティ。
すんばらしい。
ゴール裏もぎっしり、メインも青々、バックもちらほら。
北九州サポータをはるか凌駕し、スタジアムをトリニータブルーに染め上げた。
北九州・柱谷監督をして、大分のサポーターの方が多かったので云々と言わしめたんだからね。
やっぱ九州は、どこもホームだぜ。

と、キックオフ前の光景が繰り広げられて行く。
あれ?
キックオフまであと1時間以上、いったいいつまでピッチ内練習する気だ?

ここでようやく気づく。
キックオフは19時じゃなくて18時だ。

チケットもぎられても、あちこちに表示があっても、なぜか、ここまで全然気づかなかった。
それで、駐車場が満車だったわけだ。
かなり、うっかり。
(そして、帰りにシャトルバス待ち待機列の長さにうんざりし、うっかりかげんを嘆くのである)
スタメン発表。
ベンチ後ろに手作りプレートをはめていくというレトロなスタイル。
しかも、トリニータ、10人しかプレーヤーがいないじゃないか・・・・って松本(怜)が忘れ去られると言う事件も勃発。
新しもの好きの田坂監督、先日加入の林を早速使って来た。
前線はラドンチッチと林という新加入コンビ。
GK武田、CBは若狭、高木。
そして注目の節代わりSBに安川と、なんとなんと(前節に兆しはあったけど)の松本怜。
サイドハーフは期待の若手コンビ為田、松本昌也。
ダブルボランチに戻した中盤の底に末吉、伊藤。

前線が入って数日の林と2週間のラドンチッチなんだから、これからどう連携して行くかの可能性をみる試合。
ラドンチッチは、前節いきなりスーパーフィジカルゴールを見せてくれたけど、この試合も並外れたフィジカル無双っぷりを発揮。
バーを叩く惜しいシュートもあったけど、相手DFにうまく消されたなという印象。
もうちょっとボールが足につくとよいかな。
削られイライラ、ジャッジにイライラってことで、イエローも1枚もらってヒヤヒヤもんのシーンも。
まあ、審判については、トリサポから大ブーイングの嵐、田坂監督はCKのはずのジャッジをスルーされ怒りまくると言う荒れた試合だからね。

林は、スカパー観戦のトリサポさんたちのブログを読むといまひとつのような感じだけど、スタンドから見る限り、能力の高さも感じられ、けっこうよい場面でボール奪取したり、攻撃の起点になったりで、ワクワク感を持たせてくれた。
後半ちょっと失速したようだけど、風間とローテーションが組めると、これからの時期乗り切れそうな気がする。
伊藤、末吉のダブルボランチ。
前節のアンカーシステムより、こっちの方が安定する。
前線へのフィード、クロスが決めてとなりそうな、これからの戦い方では、この2人から供給されるボールは貴重。
前節のラドンゴールのクロスは末吉だし、今節の昌也のゴールを生んだ視野の広いピンポイントパスは伊藤というように、この2人がこれからもトリの生命線であることに間違いはない。

結局、またしても2点目が奪えず、あるいは0点に抑え切れず、不完全燃焼なドロー。
客観的に見れば、このドローは全うな結果かもしれないが、やっぱ、不満が残る。
選手は、必死で戦っているのはわかるけど、どうしても結果が欲しいんだよなあ。

これでリーグ戦6試合、勝ち星なし。
前線の連携がうまくいかなかったのは当然なので、きっと次節は今節より進化しているはず。
まだこれから、もっともっとよくなることを信じて、応援にいこう。
おっと、次は大銀ドーム、ホームだけど、平日水曜日開催。
うっかり忘れんようにせんとね。
風間兄弟対決とかピッチ上の見どころもいろいろあれど、やっぱ注目は小手川。
今シーズン、すっかり北九州の攻撃の核となっている模様。そしてこれがJ出場100試合目というメモリアルゲーム。
すっかり頼もしくたくましくなったなあ。トリニータ出身の選手は、どこに行っても、いつになっても、やっぱり”うちの子”なのだ。
<J'sGOALより結果>
一緒に闘おうぜ
誇りと夢を抱いて
僕らは 僕たちは 大分トリニータ
必ず勝利する 
最強のチームなんだ
最高で 最愛の 大分トリニータ
「大分よりの使者」

トリニータ応援blog
reported by miyashu
風に吹かれて